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今回紹介するのは、行政の方やエコキュートの修理に携わる方から教えてもらった方法で、神奈川県やPanasonicのホームページにも同じような記載がある内容です。
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寒い冬には、洗車やガーデニングなどに使う野外の水道の水道管や蛇口が凍結して破裂することがあります。
水道管が凍る気温はマイナス4度とのことですが、夜間の就寝中や不在時などは、いつから気温が下がるかわかりません。
・ 「剥き出し」の水道管(蛇口まで水を運ぶための垂直の部分)
・ 日陰にある水道管
・ 冷たい風が直接当たる場所
剥き出しになっている水道管や蛇口に、古くなった衣類やタオル、毛布などを巻き付けて結ぶかビニールテープで止めてください。
このとき、蛇口の水が出る部分もしっかりと衣類やタオル、毛布などを巻き付けます。
水道管や蛇口と同じでメーターも凍結することがあるので、メーターのフタを開けて古くなった衣類やタオル、毛布などを入れて暖かい状態にしておくのがおすすめです。
もし、蛇口をひねっても水が出ない場合は凍結している可能性があります。
まずは蛇口を締め、衣類やタオル、毛布などを巻き付けている場合にはその上から、35℃前後のぬるいと感じるぐらいの湯「ぬるま湯」をゆっくりとかけてください。
何も巻いていない状態の場合は、衣類やタオル、毛布などを巻き付けてから「ぬるま湯」をかけていきます。
5分ほど「ぬるま湯」をかけ、濡れている衣類やタオル、毛布など外して水気を拭き取り、濡れていない衣類やタオル、毛布などで巻き直して自然にとけるのを待ってください。
水道管や蛇口が凍って修理したことはありませんが、業者によってまちまちで2~6万円が相場のようです。
ただし、水回りの修理代は素人にはわかりにくいもの。
業者の評判なども確認し、どこからどこまでを修理していくらかかるのか、書面で見積もりをしてもらってから依頼することをおすすめします。
エコキュートの場合は、外気温が0度以下になると凍結するおそれがあります。
寒冷地ではない私の家でもエコキュートが凍結し、5万円近い修理代を支払いました。
冷え込みの続くときなど凍結のおそれがあるときは、凍結防止対策をおすすめします。
おふろのリモコンに「凍結防止設定」がある場合は、設定してください。
また、浴槽に10センチ以上の湯をはっておくと、気温が3℃以下になれば自動で凍結予防運転をしてくれます。
お風呂に入らない日はわざわざ溜める必要がありますが、お風呂あとの残り湯を10センチ残すだけで凍結防止ができるので、ぜひ試してみてください。
ただし、どちらも設置しているエコキュートやメーカーによって違いがあるため、必ず事前に確認してください。
※今回は、Panasonicのエコキュートについて紹介しています。
私の家で凍結のために故障したエコキュートの修理代は約5万円程度でした。
ただ、同じように凍結で故障した知り合いの家は、エコキュートが古くなっていたこともあり修理費に10万円近くかかったそうです。
水道管や蛇口、エコキュートは、ちょっとした手間をかけるだけで凍結を予防し、修理によるムダ出費を防止することができます。
どちらも修理となれば1万円以上の高額出費となることが予想されますので、今年の冬はひと手間かけて、節約につなげてください。(執筆者: 山内 良子)
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