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10%還元、10%オフ、ポイント10倍 結局どれが1番お得なのか
お金を払ってくれる人×もらえる金額×もらえる回数
これは世界的マーケッターといわれるジェイエイブラハムさんから教えてもらった「企業が売り上げを増やす方程式(客数×客単価×リピート率)」を個人版にアレンジしたものです。
お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)
もらえる金額:20万円
もらえる回数:1回/月
とすればその人の稼ぎは
1人(会社)×20万円×1回=20万円
となります。
この式から分かることは、お金を稼ぎたければ、
この3つの項目を上げていけば良いということです。
お金を稼ぐ方程式は掛け算なので、
にすることができたのであれば
と、2倍の報酬を得ることも可能です。
どうすれば3つの観点を上げることができるかを考えるためには、人がどんな時にお金を払いたくなるかを理解しておくことが大切です。
人は痛みを感じ、快楽を得たいとき、お金を払ってでも痛みを避け、快楽を得ようとします。
例えば、
何十万円もするチケットでも、推しの芸能人に会えるなら支払うでしょうし、避けたい「痛み」が大きければ、たくさんのお金を払ってでもその痛みを解消したいと思うでしょう。
どこに痛みを感じているのか?
どんな快楽を得たいか?
を考えてみることで、
といった現象を起こすことが可能です。
先のケースで、どうすれば稼ぎが増えるかを考えてみましょう。
お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)
もらえる金額:20万円
もらえる回数:1回/月
1人(会社)×20万円×1回=20万円
世の中の困りごとに注目し「自分ができることで、世の中が求めていることはないか」と考えてみる。
例えば、ニーズのありそうな副業をするのも一つだと思います。
お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)+副業:1人(会社)
もらえる金額:20万円
もらえる回数:1回/月
1人(会社)×20万円+副業:1人(会社)×1回=20万円+副業分
勤め先でも「資格を取ると時給が上がる」といった制度があったりします。
そのような制度がないにしても、会社が何で稼ごうとしているかをよく見て置き、必要なスキルや技能を得ることで、それに見合った評価と報酬を得る可能性は高まるでしょう。
お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)
もらえる金額:20万円+資格やスキル
もらえる回数:1回/月
1人(会社)×20万円+資格やスキル×1回=20万円+資格やスキル分
給料は毎月もらえるのが当たり前と思っているかもしれませんが、果たしてそうでしょうか。
給料の安い部署へ配置転換となったり、最悪の場合、リストラなんてことも現実的にはあります。
独立していれば、契約解除も当然考えられる世界です。
そうした不本意な配置転換やリストラに合わないために、しっかりと成果を残しておくことが大切です。
成果とは目の前の人の期待に応えること。
もっと言えば、目の前の人の期待を超えていくこと。
相手の期待以上の成果を出していけば、相手はあなたを使わざるを得なくなり、今の報酬を継続的にいただくことが可能となり、「もらえる回数」が増やせます。
お金を払ってくれる人(会社):1人(会社)
もらえる金額:20万円
もらえる回数:1回+増加分/月
1人(会社)×20万円×1回+増加分=20万円+増加分
状況はさまざまなので、上記の事例がすべて当てはまるものではありません。
それでも1つ1つ考えていけば、応用できることがあります。
こうした1つ1つの積み重ねがあなたの報酬を増やしていきます。
会社という組織に縛られ一社専属で働く時代から副業がオープンとなり、実力をお金に換金できる時代へと変わりつつあります。
お金稼ぎの方程式=お金を払ってくれる人×もらえる金額×もらえる回数
世の中の「痛み」と「快楽」に着目すれば、稼ぐ力は飛躍的に伸びるかもしれません。
自身を見つめ直し、もらえるお金を増やす方法を考えてみてください。(1級FP技能士 石原尚幸)
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