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還元率2.0%は十分に高い数字であり、今後も活用したいものです。
今からセゾンパールを持ちたい方や、持っているがQUICPayを活用していない方に対し、必要アイテム等のおさらいです。
正式名称「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費実質無料(年間1回使えば年会費を請求されない)です。
セゾンのアメックスは、アメックス本社発行(プロパー・アメックス)以外では唯一、ローマ兵士「百人隊長」のデザインが許されています。
≪画像元:クレディセゾン≫
セゾンパールは2種類あります。
機能はほぼ同一ですが、デジタルには家族カードがありません。
デジタルカードはカードレスのため、即時発行が売り物です。
セゾンパールの場合は、デジタルを選んでもナンバーレスのプラスチックカードも送られてくるので、QUICPay以外でも使えます。
プラスチックカードも、セゾンカウンターで即日受け取り可能です。
セゾンパールの最大の特長が、電子マネーQUICPayを使うと還元率2.0%となることです。
直接決済での還元率は0.5%なので、4倍です。
この特典はセゾンパールだけのもので、上級カードにはついていません。
このたび、2022年11月以降のQUICPay利用時還元率が確定しました。
年間30万円まで・・・2.0%
年間30万円を超えた利用分・・・0.5%(原則どおり)
「1年間」の区切りは、引落月単位で「12月〜翌年11月」です。
2022年12月の引落しに関しては、10月以前の利用分が含まれますが、これは1年の集計に含めません。
11月以降の利用について、年間30万円を意識すれば良いわけです。
月平均で2万5,000円なので、使い勝手としては十分でしょう。
QUICPayはチャージ不要の電子マネーで、こうしたタイプは「ポストペイ式」と呼ばれ、他にはiDがあります。
ポストペイ式の場合、決済の効果は通常、カード直接決済と変わりません。
ただしセゾンパールのQUICPayの場合、ポイント加算があるわけです。
セゾンパールはQUICPay本体内蔵タイプではないので、デジタルカードはもちろん、プラスチックカード利用の場合もスマートフォン決済となります。
次のとおりです。
QUICPayの加盟店は最近だいぶ増え、電子マネーの使えるお店ならOKのことが多くなっています。
セゾンパールのQUICPayは、使えるシーンではどんどん使ったらいいでしょう。
ただ年間上限があるのと、電子マネー利用時にのみなのが欠点です。
還元率の高い他のカード決済もご案内します。
Visa LINE Payプリペイドカードは2.0%の優れものですが、バーチャルカードのためカード現物決済ができません。
事前に入金(クレジット不可)し、Apple Pay、Google Payで使います。
iDまたはタッチ決済での支払いとなる点、QUICPayを使うセゾンパールとの使い分けに向いています。
クレジットカードでは、1.0%還元は普通ですが、その上は少なくなってきました。
ただし年会費無料で利用可能なエポスと三井住友のゴールドはボーナスポイントが大きいため、年間100万円以上利用すると還元率が跳ね上がります。
これ以外は、キャッシュレスアイテムとの組み合わせによりWポイントを獲得する方法があります。
ただこちらの方法は、ずいぶん縮小されてきています。
Wポイントではないですが、ビューカードとの組み合わせで1.5%以上の還元率となるモバイルSuicaは、安定してこれから先も強いと思われます。
通常時の買い物については、還元率は縮小されてきている現状です。
ですが、セゾンパール×QUICPayの2.0%はまだまだ高い数字です。
しばらくこの数字が続きます。ぜひセゾンパールとQUICPayを活用しましょう。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)
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