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株投資で10万円をいかに増やせるか? 実際にやってみました~第3回~
目指せ「女桐谷さん」、今回は、お財布に入っている株主優待券を利用して、買い出しの旅編です。
お買物できそうな店舗に立ち寄り、ウインドウショッピングもしつつ、必要だと思ったものを購入。
計算すると、全部で7,229相当の節約金額でした。何がどのくらい買えたでしょうか。
≪執筆者撮影≫
まずは腹ごしらえから。
毎日コムネット(8908)の株主優待を利用して、フレッシュネスバーガーを10%引きで食べました。
家族みんなで利用したため、257円分の節約ができています。
≪執筆者撮影≫
10%割引で節約効果としてはそこまで大きくないものの、毎日コムネットはフレッシュネスバーガー以外にも利用できコラボワザも可能な銘柄です。
株式会社毎日コムネット(8908)の株主優待は、100株以上保有者に対して「ベネフィット・ステーション」1年間の会員加入。
サイトにログインし、クーポンを印刷。クーポンを提示すると割引されました。
この毎日コムネットの株主優待は、ダブル使いもできるのが魅力的。
毎日コムネット×コメダホールディングス(3543)での例です。
≪執筆者撮影≫
毎日コムネットでの特典は「たっぷりサイズ注文時、通常サイズ価格で提供」でした。
そして、コメダホールディングス(3543)は、100株以上で1,000円分のKOMECAチャージ、議決権行使で+500円分がもらえます。
家族でいくと、コメダホールディングスの株主優待は一瞬で株主優待はなくなってしまいますが、毎日コムネットの優待内容は、クーポンを印刷すれば、期間中、何度でも利用できます。
学生マンションの開発・運営、スポーツイベントの主催も行う企業。
学生マンション管理戸数も順調に推移し、売上高や営業利益も2021年5月期に比べて増加。
フレッシュネスバーガーでの節約金額:257円
≪執筆者撮影≫
キャンドゥ(2698)で、お菓子などを購入しました。
654円分利用して、現金は支払っていません。
100均では、うまい棒は10本108円で1本ずつ買うよりも節約できた気がします。
≪執筆者撮影≫
キャンドゥでは、5月末日の権利で、2023年11月30日まで利用できる100+税の券がもらえます。
100株以上で20枚。保有株数によって枚数は増え、店舗で商品購入時に利用できます。
店舗で好きな商品を選べ、現金払いなしにもできます。
20枚一気には使わず、必要な分を使えるのも便利です。
円安のため、売上総利益が下降気味、輸入商品で痛手。営業利益も減少。
通期で見て、新規出店110店舗、退店57店舗。イオングループ参入でWAON導入など今後の展開を注視。
節約効果:654円
≪執筆者撮影≫
企業名「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」だけ聞くとわかりにくいですが、ここはドン・キホーテやユニーなどを運営する企業です。
100株以上保有で、電子マネーmajicaポイントが2,000ポイントもらえます。
≪執筆者撮影≫
近くに、MEGAドン・キホーテができ、食料品の種類が豊富と気づいて利用頻度が高くなりました。
テレビ番組「林修の今知りたいでしょ」を見て影響され、ベスト100位にランクインしていた「韓国海苔」や「ごまにんにく」を買い、ポイント払いに。
合計1,110円分をmajicaのポイント払いにしたので、現金払いはしていません。生活に役立つ株主優待です。
ドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテを国内、海外で展開中(2022年6月時点でグループ総店舗数は699)。
33期連続増収営業増益。
節約効果:1,110円相当額
≪執筆者撮影≫
ニッケ(3201)の株主優待は、100株以上、継続保有1年以上でQUOカード1,000円です。
株数が増えると、カタログ割引券ももらえます。
QUOカードはとても使い勝手がよく、いろんな店舗で利用できます。
≪執筆者撮影≫
ローソンで、牛乳1本、208円を購入。ローソンはお試し引換券でよく利用する筆者。ポイ活ついでに買い忘れ商品をQUOカードで購入する時も、株主優待が役立ちます。
学校制服などの衣料繊維事業のほか、リハビリテーション施設運営やゴルフスクール運営も手がける企業。
22年11月売上高(予想)は、20年11月、21年11月に比べて増加傾向。
過去に自社株買いも実施。JCRから信用格付「A(安定的)」を取得。
節約金額:208円
業務スーパー「アミカ」に行き、お買物しました。
うまい棒、クリームコーンスープ、オリーブオイル、松茸ごはんなど購入額は2,003円。
2,000円分を株主優待券で支払ったので、現金払いは3円です。
≪執筆者撮影≫
業務スーパー「アミカ」を運営する会社、大光(3160)の株主優待は、QUOカードです。
100株以上で500円のQUOカードがもらえ、株数によってQUOカードの額が増えます。
500円のQUOカードは「店舗に持ちこむ」ことで1,000円分の商品券になる面白い優待です。
2022年5月末権利は2022年11月30日までにQUOカードをアミカ店舗に持参で2023年8月31日まで使えるアミカ商品券1,000円分と引き換え可でした。
≪執筆者撮影≫
交換した株主優待券です。1,000円の額面2枚になっています。
業務スーパーなので、大量に入った業務用品や冷凍食品も多いですが、オリーブオイルや1人分のおでん、炊き込みごはんのもとなど、一般家庭にも使いやすい常温商品もそろいます。
賞味期限35日あるコモの「毎日クロワッサン」を店頭で見かけたので、買ってみました。
2022年5月の売上高は、前年度と比べて微増、営業利益、経常利益はどちらも減少。
外食産業の回復に期待。家庭用商品のラインナップ増に伴い、一般客増加が期待される。
節約金額:2,000円
≪執筆者撮影≫
三洋堂ホールディングス(3058)でもらった図書カードを利用し、紀ノ国屋書店で、靴下とドリルを購入。
≪執筆者撮影≫
100株以上、継続保有1年以上でもらえた図書カード1,000円分を使うほか、他の企業からもらった株主優待QUOカード1,000円分も利用して支払いをしました。
三洋堂ホールディングスではレンタル割引や購入割引適用になる優待カードももらえ、図書カードも保有株数によって増額します。
図書カードは期限があるものの、かなり先の有効期限だったので、「いつか使えれば」と思っていました。
書店では本のほか、大型店では文房具や雑貨も買えます。
書店部門などきびしく減収。
これまで、9月末、3月末の年2回株主優待だったのが、2023年3月以降は、年1回、3月末のみと株主優待内容も縮小。
ただし、500株以上、1,000株以上でもらえる優待図書カードが新設予定。
参照:三洋堂ホールディングス(pdf)
節約金額:2,000円
≪執筆者撮影≫
最後に食料品も購入。株式会社クリエイトSDホールディングスは、自社商品券で、100株以上で500円×3枚、またはおこめ券3枚がもらえます。
保有株数によってもらえる商品券は増えます。
≪執筆者撮影≫
筆者は自社商品券を選択。
食品を中心に購入し、1,146円だったため、2枚1,000円分を出して146円分はチャージしておいた楽天Edyで支払いました。
ドラッグストアといっても、大型店では冷凍食品や卵、牛乳、野菜などが揃っています。
スーパーマーケットのようにして利用できました。
株主優待券があるため、乳酸菌飲料は「ヤクルト」を買ってみました。
節約家庭としては、他ブランドの乳酸菌飲料を買うこともあります。
売上高は前年度比3.6%と微増。ドラッグストアの新規出店もあり、合計728店舗に。
生鮮食品や冷凍食品の品揃えも充実していく予定とのことで、今後に期待。
節約金額:1,000円
株主優待券を利用して巡る1日。
保有株数はまだまだ多くないものの、株主優待があることでの割引、現金支払いが驚くほど少額になるなど、株主優待を利用することで大幅に生活費を削減できていると感じます。
お菓子代などの食費、本代、雑貨代など、ほしいものを株主優待券利用することでの節約です。
2022年10月初旬現在、アメリカの株価下落の影響もあります。
日本株も9月に一時急落したため、初心者には難しい相場といえるのかもしれません。
しかし、「現金余力を多め」にする保守的なポジションで筆者は優待投資も続けていきたいです。
物価高でも、株主優待を使いながら無理せず「ゆる節約」が筆者には合っていると感じます。
暴落が来たら、銘柄数を減らすかもしれないものの、それでも無理せず優待株投資を続けていきたいです。
※2022年10月初旬の株主優待内容を参考にしています。
※文章中「株式会社」の省略部分があります。
※特定の金融商品の売買の推奨を目的としたものではありません。(執筆者:株歴15年以上 優待株・高配当株・J-REIT・米国株も世帯保有250銘柄以上 谷口 久美子)
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