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チャートを細かく見ていきましょう。
5日線は上向きとなり、株価も5日線の上を推移し、金曜日に5日線に触れて週末入りしています。
25日線は、下向き継続中で、しばらく株価との乖離がありましたが、株価上昇によって、木曜日に株価が15営業日ぶりに25日線に触れました。
トレンドを回復していくには、この25日線を株価が超えられるのかがカギとなります。
75日線は下向きから上向きに変化していますが、25日線とのデットクロスが水曜日に発生しました。
並び順は75日25日5日で安定下降となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、下向きで2万7308円処を推移しています。
5日線25日線75日線100日線200日線が接近して500円程の値幅で絡み合っています。
この移動平均線が絡み合っている間は、エッジがない状況ですので、BOX相場継続となりますが、どちらかに放れれば、そちらの方向に強く引っ張られる可能性もある為、確認していきましょう。
今年に入ってからずっと意識されていた大きなBOXの下限2万5700円処で月曜日に転換し、一旦、その価格帯が下げ止まりとして、上昇しています。
このBOX下限を割り込むと、下値メドとして、3月15日16日に空けた窓が意識されるところです。
意識されていたBOX下限からの反発で、27日28日の窓と、その上の22日26日の窓を埋めてきました。
その上には20日21日の窓の2万7500円処が意識されますが、まずは直近で開けた窓3日4日の安値2万5621円までの大きな窓を埋められるか、下値メドとして見ていきたいところです。
厚い雲が立ちはだかって、6日の上昇の上値を抑えられました。遅行線が弱気で、今週はなかなか上に抜ける箇所はありませんが、転換線と基準線が下向きから横向きになったことで、三役逆転下からは抜けました。
10月31日から11月1日に雲のねじれが発生する為、ここまでの値動きと、11月1日からのトレンド転換に注目していきましょう。
-2σのボリンジャーウォークから火曜日に抜けだし、木曜日にはTPラインまで到達しました。
-1σが2万6617円で-2σが2万5910円ですので、-1σとTPラインとの横ばい、もしくは-2σとTPラインとの横ばい相場となるなら、意識していきたい下値メドです。
売られすぎゾーンから一気に買われすぎゾーン近くまで上昇。
しかし、金曜日に若干買われすぎゾーンに到達せずに失速して、前回9月13日の水準まで届いていないことで、上値の重たさが見えています。
0ラインの下を推移し、下降トレンドが続いていますが、4日にMACDとシグナルがクロスして上昇へ。
ヒストグラムも5日から好転しています。
月の満ち欠けですが、10月10日が満月です。相場の転換となるのか、それともトレンドに勢いが増すのか注目です。
次回の新月は10月25日(部分日食)で、満月は11月8日(皆既月食)です。
次回の水星逆行期間は、12月29日から1月18日です。
どこまで押すのか?ということで、フィボナッチで見てきましたが、2020年3月19日の安値から2021年9月14日の高値までの上昇に対しての0.382%押しが2万5280円で、月曜日の安値が、2万5612円でしたので、0.382%押しの水準で反発となりました。
そしてパラボリックも4日に好転しましたね。そこから反発している日経平均株価ですが、まだまだ世界各国の情勢に引っ張られていきそうな気配もあります。
直近での10月3日から6日の上昇に対しての押し目をフィボナッチで確認してみると、0.382%押しが2万6389円、0.5%押しが2万6510円、0.618%が2万6300円です。
ここからは10月3日の安値を割らずに反発していけるかに注目ですので、これらのフィボナッチの数値も確認しつつ、大きな下降トレンドの下げ止まりも確認していきたいところです。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
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