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金色と紫色の豪華なパッケージに入った「ブランデーマロン」は、メリーチョコレートカンパニーの「マロングラッセ」を思い出させるかもしれません。
メリーチョコレートのマロングラッセは、1粒ずつ個包装されていて包みを開くと芳醇なブランデーの香りがします。
粒の大きさも大きくて、1粒で満足できる濃厚な栗です。
ただ、値段は高いです。
13個入りで3,240円(税込み)のため、1個あたり250円ほどになります。
カルディの「ブランデーマロン」は、80g入りです。
筆者が購入した袋には9粒の栗(割れているものもあり)が入っていました。
9粒239円ならば、かなりお得感はあります。
ただ、メリーチョコレートのマロングラッセをイメージして封を開けると、ちょっと残念に感じるかもしれません。
見た目は「甘栗」に近く、香りはブランデーよりも香料の香りを強く感じました。
食べてみても「甘い甘栗」という印象でブランデーはあまり感じません。
「ブランデーマロン」は、マロングラッセとはイメージが違い、甘栗にしては値段が高いためお得度は5%にしました。
カルディを代表するといっても過言ではないお菓子、「ポロショコラ」を製造している会社が「マロンケーキ」を作りました。
筆者は、栗を使った焼き菓子といえば、ありあけのハーバー「ダブルマロン」を思い出します。
焼き菓子なのにしっとりしていて、ミルクの香りと栗の風味が秋を感じさせます。
ただ、1個194円(税込み)と安くはありません。
カルディの「マロンケーキ」は、ポロショコラと同じ5切れ入りです。
封を開けると、栗の香りとホワイトチョコレートの香りがします。
「マロンケーキ」は、原材料の最初にホワイトチョコレートが書いてあります。
ホワイトチョコレートを豊富に使うことで、ケーキにしっとり感を出しているのかもしれません。
実際に食べてみると、栗はあまり感じません。
栗の食感はあるのですが、栗よりもホワイトチョコレートの甘さと香りを強く感じます。
ありあけのハーバー「ダブルマロン」は、ホワイトチョコレートではなく白餡を使っています。
白餡はしっとり感がありますが、香りが弱いため栗の香りをしっかりと感じることができます。
カルディの「マロンケーキ」は「栗のケーキをたくさん食べたい」という人にはお得なケーキです。
暑い夏はゼリーが人気ですが、秋になるとプリンが食べたくなります。
横浜には株式会社ウイッシュボンが作る「横濱プリン」というプリンがあります。
小ぶりのカップに入っていて、常温で保存ができるためおみやげによく使われます。
筆者も手みやげでいただくことがあるのですが、スーパーや洋菓子店のプリントは違い、濃厚な密度と味が魅力のプリンです。
ただ4個で1,080円のため「自分で買っては食べない」というお菓子でした。
カルディの「バタープリン」は、レトロなパッケージが目を引きます。
「横濱プリン」に似た大きさで、常温保存ができるプリンです。
1個213円と安くはないプリンですが、食べてみると値段に納得しました。
名前の通り、バターの塩味を感じ、クリームチーズがほのかに香ります。
高級プリンの共通点である密度も十分にあります。
さらに「バタープリン」には、他のプリンにはない強みがあるのです。
それは「卵不使用」であることです。
プリンは卵と牛乳と砂糖を使って作るお菓子ですが、「バタープリン」には卵が使われていません。
卵を使わなくても、バターやクリームチーズがしっかりとコクを出しているのです。
卵が使われていないため、卵が食べられない子どもがいる家庭へのおみやげにするととても喜ばれます。
味がおいしいだけでなく「みんなで食べられる」というメリットがあるため、お得度は大にしました。
高価な焼き菓子の代表と言えば、マカロンではないでしょうか。
1個数百円で売られているお菓子です。
もっちりとした歯ごたえと甘いクリームが特徴の、見た目もかわいいお菓子です。
しかし、ひと口で食べ終えてしまうサイズのお菓子に数百円はなかなか支払えません。
そんなときには、カルディの「ダックワーズ」が良いかもしれません。
マカロンではありませんが、マカロンと同じようにアーモンドパウダーが使われているため、もっちりとした歯ごたえはあります。
カルディの「ピスタチオダックワーズ」ならば、きれいな黄緑色なのでマカロンに似たかわいらしさもあります。
ダックワーズは一般的に1個130円前後のものが多いため、カルディのダックワーズが特別安いというわけではありません。
ただマカロンと比べればお得度があり、気軽に単品購入できるため、今回は番外編として紹介しました。
今回紹介したお菓子は1個200円以上で「ちょっと奮発」だけど手が届くお菓子です。
お手頃価格のため、栗の香りは弱いかもしれませんが、秋を感じる楽しさはお得度大です。
今年は雨が少なかったため、栗は豊作のようです。
たくさんの秋のお菓子を食べ比べて、お得に秋を感じてみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)