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長い夏休み、小学校のお子さんにとっては楽しい時期でしょう。
親御さんにとっては、若干憂鬱かもしれませんが。
夏休みは、お子さんが見聞を広めて成長するチャンスでもあります。
そこで今回は、さまざまな場所へ行くのに子どもがお得に利用できる、交通機関のキャンペーンを紹介しましょう。
≪画像元:小田急電鉄≫
3月12日より、小田急電鉄では小児IC運賃を一律50円にしました。
初乗り区間でも13円、最高区間では395円お得になります。
ICではなく磁気きっぷを購入した場合、50円にはなりません。
小児用の通学定期券、フリーパスの料金(小田急線内)の料金も、値下げしました。
≪画像元:東京メトロ≫
7月14日~9月30日の期間中、土日祝日を問わず、東京メトロでは通常300円の小児用24時間券を、「東京探検!24時間こどもきっぷ」として100円で販売中です。
以下の場所で販売しています。
・ 東京メトロ旅客案内所(上野駅・銀座駅・新宿駅・表参道駅・東京駅・池袋駅)
・ 東京メトロ定期券うりば(中野駅・西船橋駅・渋谷駅を除く)
・ 駅事務所(新橋駅・銀座線渋谷駅・行徳駅・南北線後楽園駅)
改札通過時より24時間使えますので、10時~翌日10時というように、日をまたいでの利用も可能です。
スカイツリーのある押上駅から東京ドームのある後楽園駅まで、小児運賃が130円ですから、これだけで元が取れます。
駅の券売機で販売している東京メトロ24時間券(小児)は、通常通り300円ですので注意してください。
≪画像元:東急電鉄≫
6月18日~8月28日の期間中、東急電鉄では土日祝日限定で東急線全線が1日乗り放題になる「東急線キッズ100円パス」を販売中です。
駅の券売機で販売している東急線ワンデーパス(小児)は340円ですから、240円お得です。
東急線各駅(世田谷線・こどもの国線除く)の改札窓口で購入できます(券売機では購入不可)。
渋谷 → 横浜の小児運賃は140円ですから、これだけで元が取れますね。
こちらは1日券ですので、日をまたいでの利用はできません。
≪画像元:多摩モノレール≫
7月16日~9月30日の期間中、多摩モノレールでは多摩モノレールが1日乗り放題になる「たまモノこどもワンデーパス」を、100円で販売中です。
サンリオピューロランドのある多摩センター駅から多摩動物公園駅まで、小児運賃は140円ですから、これだけで元が取れます。
通常の小児用1日乗車券は450円で販売しているため、350円のお得です。
多摩センター駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅の改札窓口では終日、中央大学・明星大学駅、多摩動物公園駅、立飛駅、上北台駅では、一部時間帯のみ販売しています。
券売機では購入できませんので、注意してください。
また、以下の沿線施設で乗車券を提示すると、特典を受けられます。
・ 多摩動物公園:園内レストラン・売店で500円以上購入で、コーラ、オレンジジュースなど無料
・ タチヒビーチ:入場料無料
・ 立川まんがぱーく:お菓子プレゼント
≪画像元:京王電鉄≫
7月23日~8月28日の期間中の土日祝日、京王電鉄では「こどもといっしょ割 座席指定券」を500円で販売します。
以下の列車が対象で、通常2席で820円のところ500円ですから、320円お得です。
・京王ライナー(16時台~19時台に運行する新宿発の下り)
・Mt.TAKAO号(9時台~11時台に運行する新宿発の下り、15時台~17時台に運行する高尾山口発の上り)
以下の駅で利用当日に販売しています。
・下り:新宿駅、明大前駅
・上り:高尾山口~府中のMt.TAKAO号乗車駅、多摩動物公園駅
購入者には、その場で京王ライナー乗車記念トレーディングカードがプレゼントされます。
≪画像元:JR西日本≫
8月1日~8月31日の期間中、JR西日本の新幹線普通車指定席などに、子どもは1,000円で乗れます。
7月1日~8月28日の期間中、乗車日の1か月前の10時~3日前の23時30分に、JR西日本ネット予約「e5489」でのみ購入できます。
子ども1名以上を含む2名以上が、同一行程で移動する場合に限り、利用可能です。
≪画像元:ANA≫
7月29日~8月9日と8月17日~31日の期間中、ANAでは3~11歳の子どもが抽選で、対象78の国内線に往復1,000円で乗れるキャンペーンを実施しています。
7月29日~8月9日搭乗分は7月1日~7日とすでに応募が終了していますが、8月17日~31日搭乗分は7月22日~28日に応募してください。
子ども1名につき大人1名以上の帯同が必要で、全員がANAマイレージクラブ会員(無料)であることが条件です。
大人は、キャンペーンに準じた専用運賃で搭乗できます。
対象となる路線・搭乗日・時間帯には限りがありますが、土日祝日だけでなく平日も対象です。
抽選に当たらないと利用できません。
≪画像元:東京都≫
7月13日~8月31日の期間中、都バスIC一日乗車券(500円)を購入してください。
都バス車内(青梅支所所管のバスを除く)で購入可能です。
対象の交通系ICはPASMOまたはSuica(いずれも小児用は不可)です。
23区内の都営バスに大人が都バスIC一日乗車券で乗車の際、子どもが一緒であることを乗務員に伝えてください。
同乗の小児2名まで無料で乗車できます。
≪画像元:西日本鉄道≫
7月20日~8月31日の期間中、西鉄バスの路線バスと特急バスに小学生が乗車すると、どこまで乗っても1回50円です。
降車時に乗務員に対して「小学生です」と申告し、運賃箱へ50円を入れてください。
福岡(天神)~後藤寺の特急バスは、通常720円かかりますので、670円もお得です。
高速バスやコミュニティバスでは、利用できません。
nimocaカード以外のICカード利用、申告がない場合は、通常の小児運賃となります。
今回は、子どもがお得に利用できる交通機関のキャンペーンを紹介しました。
中には子ども無料という、太っ腹なキャンペーンもあります。
ただし、交通系ICが必要、販売箇所が限定的、大人帯同、枚数限定など、条件が付く場合もあります。
条件を確認して、夏休みの思い出を作ってください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)