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まず、電気代の節約に不可欠な「8つのエアコン節電方法」を知っておきましょう。
エアコンは、起動から室温が適温になるまでに最も多くの電力を消費します。
そのため、頻繁なオンオフはNGです。
とはいえ、「オンオフのタイミングがわからない」と悩む人も多いでしょう。
その一つの答えとして、パナソニックが2021年10月に自社ホームページのコラムで言及した「家電専門家のアドバイス」を紹介します。
以上の見解を考慮に入れると、エアコンをオフにするタイミングは外出時間30分を目安にするとよさそうです。
また、もう一つの答えとして、私が家電量販店の店員から受けたアドバイスも紹介します。
・ 在宅時や短時間外出時はエアコンの消費電力がムダにならないのでオンのままでもOK
・ 長時間外出の場合はエアコンを止めた方が節電になるのでオフ推奨
以上のアドバイスを考慮に入れると、
・ 在宅時や30分程度の外出ならエアコンを長時間オンでもOK
・ 30分以上家を空ける時はオフにする
という形でオンオフの判断を行うのがおすすめです。
国は省エネや電気代節約の観点から「室温が28度になるようにエアコンの温度設定を行う」ことを推奨しています。
つまり、エアコン自体の設定温度は28度より少し低くてもOKだということです。
たとえば、わが家にある2020年製エアコンは、設定温度26.5~27度で室温28度を維持できます。
エアコンの風量を上げると設定温度が高くても体感温度は下がります。
それによって節電効果が出て電気代を節約できます。
たとえば、パナソニックが行った実験では
エアコン(F401D2)の冷房で風量を上げ、さらに設定温度を1度上げると約10%の節電となり、電気代は約1,200円節約できる
という結果が出ています。
参照:パナソニック
自動掃除機能がないエアコンは、掃除機や水洗いでフィルター掃除すると節電効果が上がって電気代を節約できます。
<掃除の手順>
≪画像元:Twitter≫
また、フィルター掃除は、2週間に1度行うことが推奨されています。
エアコンの室外機を正しく設置するのも電気代の節約に役立ちます。
複数の家電メーカーによれば、室外機の通気性を良くしてヒートアップを防げる「正しい室外機の設置方法」は以下の通りです。
なお、室外機への直射日光は以下の方法で遮ることができます。
お手頃価格で取り付けが簡単ですが、日差しの角度によって室外機に直射日光が当たる場合があります。
また、しっかり取り付けないと風で外れます。
見た目がおしゃれで日よけ効果もありますが、室外機の通気性が悪くなります。
通気性や遮光性に優れていますが、設置や取り外しに手間がかかります。
わが家では昨年から1の方法で室外機の日よけを行っていますが、エアコンの冷房効率が少し良くなったことを実感しています。
室外機の汚れは消費電力量や電気代を上げるため、シーズン中に最低1度は室外機の掃除を行うことが必要です。
掃除にあたってはブラシや水で濡らした雑巾で汚れを拭き取りますが、裏側にある「フィン」という金具の汚れがひどい場合は業者に掃除を依頼しましょう。
また、室外機に直接水をかけると故障の原因となるので厳禁です。
参照:パナソニック
エアコンの冷房効果を上げる工夫も電気代の節約に寄与します。
たとえば、
・ エアコンと扇風機との併用
・ 外出直後はいったん部屋に空気を通して室温を下げる
・ カーテンを閉めて日光や外の熱を遮断する
などが効果的です。
新しいエアコンへの買い替えも電気代の節約になります。
たとえば、2011年製のエアコンと昨年(2021年)製のエアコン(ともに10~15畳用)の年間電気代を比較すると、約6,510円電気代が安くなります。
≪画像元:環境省≫
最新のエアコンは割高ですが、省エネ効果があまり変わらない1年前の製品は、最新のエアコンより数万円安くなる場合もあるのでおすすめです。
以上の方法を実施すると、エアコンの節電や電気代の節約ができます。
ところで、この夏は節電でポイントが付与される「節電プログラム」が実施されます。
それも夏の節約にはプラス要素となるので簡単に触れておきます。
「節電プログラム」とは、電力会社などの節電プログラムに参加する家庭が対象となる公的制度です。
各社が定める節電の基準を満たした家庭には、国から2,000円相当のポイントが付与されます。
たとえば、東京電力ユーザーは以下の手順で同社が実施する「節電プログラム」制度に参加できます。
≪画像元:東京電力≫
なお、節電プログラムの詳細は会社ごとに異なるので、個別にお問い合わせください。
「節電プログラム」に参加するメリットは2つあります。
・ 2,000円相当のポイントがもらえる
・ ポイントが電気代節約へのモチベーションになる
その反面、以下のデメリットが生じる恐れもあります。
・ 節電のためにエアコンの使用を控えて体調を崩し、2,000円以上の医療費がかかる
・ 熱中症で命を落としたり重篤な障害が残ったりする
特に高齢者は以上のケースに陥りやすいので、参加には慎重になった方がよいかもしれません。
エアコンの節電で夏の電気代高騰を防げる可能性は高いでしょう。
また、今年の夏は節電で2,000円相当のポイントがもらえる制度もあるので上手に利用したいところです。
ただ、節電が過ぎると健康を損ねて医療費が高騰する恐れがあるので、無理のない節電を心掛けましょう。(執筆者:大岩 楓)
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