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マイナポイント第1弾は「キャッシュレス決済の利用またはチャージで5,000円分」のみ実施されましたので、このときは健康保険証と公金受取口座登録でのポイント付与はありませんでした。
第1弾発表当時、キャッシュレス決済の利用またはチャージで25%還元を行うという、その脅威の還元率に驚いたものです。
ところが、第2弾の健康保険証と公金受取口座登録でのポイント付与はさらにお得なのです。
25%還元で5,000円分のポイントを受け取るには、2万円分のチャージや買い物が必要です。
「2万円使わないといけない」と思ったら、あせっていらないものを買いがちですよね。
です。
つまり何も物を買わなくても、手続きさえすれば合計1万5,000円分のポイントがもらえるということです。
これは25%還元よりも、さらに脅威のお得度合いと言っても良いでしょう。
さらに第1弾実施時よりも、マイナンバーカード読取対応のできる端末の種類が激増していることを、おすすめの理由の2つ目にあげます。
マイナポイントの手続きには、マイナンバーカードの情報を電子端末で読み取るステップが不可欠です。
電子端末での読取方法には、ICカードリーダーや郵便局にある専用端末などいくつか種類がありますが、多くの方はご自分のスマホでマイナンバーカードを読み取ります。
マイナポイントの事業構想についてアナウンスがあった2019年当初は、マイナンバーカード読取に対応している端末の数が少なく、iPhoneに至っては未対応でした。
現在はiPhone含め多くの端末が対応しており、また読取の精度もアップして、「何回もエラーが出てイライラすること」が少なくなってきている印象です。
そのため、
という感想を持つ方が増えると予想されます。
第1弾でマイナポイントの申請手続きをした私は、前のスマホの型が古く、読み取りがなかなかうまくいかずにイライラした経験がありました。
今回は新しいスマホに替えて読取を試してみたところ、スムーズに1回で読取でき、前回よりもストレスなく申込できました。
それでもうまくいかない場合には、iPhoneとAndroidそれぞれに「読取のコツ」も公開されているので、ぜひ参考にしてください。
参照:総務省 iPhone マイナンバーカードの読み取り方法
それでは、マイナポイントの申込スケジュールを確認しておきましょう。
・ マイナンバーカードの申込み期限:2022年9月末
・ マイナポイント申込み期限:2023年2月末
・ ポイント還元の対象となるチャージや決済の期間:2023年2月末利用分まで
・ マイナンバーカードの申込み期限:2022年9月末
・ マイナポイント申込み期限:2023年2月末
・ マイナンバーカードの申込み期限:2022年9月末
・ マイナポイント申込み期限:2023年2月末
マイナンバーカードの申込自体はスマホから手続きできますが、カードの受取だけは役所に出向いて本人確認をしてもらわないと受取りできません。
カードの発行には1か月ほどかかるので、期限の2022年9月から逆算して、8月末には申込手続きを開始しましょう。
マイナンバーカードが手元に用意できたら、「マイナポータル」という専用アプリをスマホにダウンロードして申込手続きをします。
対応機種が増えていると先述しましたが、なかには手持ちのスマホが対応していない場合もあります。
対応端末のある手続き支援スポットが各地に用意されているので、そちらへ行ってスタッフを頼ると解決できるでしょう。
マイナンバーカードが健康保険証として使えるようになっても、元の保険証は捨てないでください。
マイナンバーカードが健康保険証として使えるのは、専用端末の設置やシステムの改修が完了している医療機関のみで、まだ全国の約2割の医療機関しか対応できていません。
多くの病院では元の健康保険証が必要ですので、健康保険証の登録手続きが終わっても、元の健康保険証を捨てないよう注意してください。
またマイナンバーカードを健康保険証として利用する際には、医療費の自己負担が3割の場合、初診時に21円、再診時に12円、調剤に9円の自己負担額が増えます。
これは読取専用端末の設置などでコストが必要なため、病院側への導入支援のために診療報酬を加算しているからです。
「わざわざ手続きしたのに、何でお金を多くとられるの?」という疑問はもっともで、現在この制度に関しては国が見直していますが、現状ちょっとだけ支払いが増えてしまうので、マイナンバーカードの健康保険証利用には注意してください。
マイナポイントの1番の悩みどころは「どの決済にするか」という問題です。
第1弾の開催時には多くの決済が自分のところを選んでもらおうと特典を打ち出し、「上乗せ合戦」が起きました。
たたでさえお得な5,000円に、数千円分の上乗せポイントをもらえたのです。
第2弾ではこの上乗せ合戦がやや下火になっている印象は否めないのですが、それでもまだ上乗せ特典を打ち出している決済があります。
「抽選で上乗せ」というよく読むと条件付きの場合もあるので、よく確認して自分に合った決済を選んでください。
またマイナポイントは、選択した決済のポイントとして還元されます。
d払いならdポイント、楽天Payなら楽天ポイントとして還元されるということです。
ふだん重点的に貯めているポイントにする、という観点で決済を選ぶのも一手です。
マイナポイント第1弾で5,000円分のポイント還元を受けた人は、第2弾の健康保険証と公金受取口座の登録手続きには、第1弾と違うキャッシュレス決済を選ぶことが可能です。
もちろん同じ決済を選んでもOKです。
自分に合う決済を選んで、最大限のお得を享受してください。(執筆者:石田 彩子)