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休日を利用できる「試験監督」の副業はサラリーマンとも相性が良い 仕事内容や収入、注意点について
ガソリンスタンドの夜間監視バイトとは、夜間に給油許可のスイッチを押す業務内容です。
セルフスタンドだと、24時間やっているところがありますよね。
実は監視員が監視しており、しっかり給油できる状況なのを確認して給油許可をしています。
実際に筆者が夜間監視バイトを始めたところ、業務内容はかなり負担が少ないと感じています。
理由は基本業務が「スイッチを押すだけ」だからです。
さらに夜間だとそもそも給油に来るお客様が少ないため、スイッチを押す作業があまりありません。
むしろ空いている時間が多いので、その時間をどう過ごすのかが大切でしょう。
また基本、業務時間中は一人で作業を行うことが多いです。
例えばYouTubeを見ながら、監視する際のアラームが流れたら確認して給油許可するということもできます。
ただし何でもできるわけではなく、監視室にカメラが設置されているので問題が起きたらチェックされるでしょう。
携行缶への給油も許可を出してはいけないので、間違って火事にでもなれば責任を問われます。
業務時間内の外出もできず、人によっては窮屈さを感じるかもしれません。
夜間監視バイトは、危険物取扱者乙種第四類の免状が必要です。
人によっては高校のときに、資格を取得している方もいらっしゃるでしょう。
資格がなくても働ける事例はありますが、そもそも給油許可を出すには資格保持者がいなくてはなりません。
そのため資格がない場合は2人体制じゃなければ勤務ができず、ややシフトが組みにくい側面があります。
資格自体は本業の片手間でも取れる資格ですので、もし本当に興味がある方は取得を目指すところから始めてみても良いですね。
2人体制でも良ければ募集があるため、ぜひ求人情報サイトから探してみてください。
筆者はインディードから募集を探し、応募してすぐに決まりました。
接客をする業務もほぼなく、基本的な事項さえ守れれば面接は難しくありません。
ほかにもガソリンスタンドに直接電話をしたり、夜間監視バイトを専門に扱う派遣業に応募したりするのも有効です。
会社によっては委託して夜間の勤務を任せているガソリンスタンドもあるので、そういった部分を狙えば勤務しやすいでしょう。
※ただし遠方に勤務を任せられることもあるかもしれません。
筆者は本業の勤務時間が自由に設定できるものの、朝働いて夜に寝る一般的な生活リズムです。
夜間監視は21~9時までの勤務となっています。
間に2~4時の休憩が入る上に、ほぼ4~5時半は人が来ません。(勤務する地域にもよります)
そのため朝型であっても、仮眠を取りながら勤務すれば問題ありませんでした。
人によっては昼間サラリーマンで、週に1回夜間の監視を入れる方もいらっしゃったほどです。
その方も同様に仮眠を駆使すれば、あまり問題ないとのことでした。
ほとんどの場合、時給か日給かで設定されているかと思います。
時給だと1,100円ほど、夜間帯は時給アップで1日1万2,000~1万5,000円ほどです。
日給も同じぐらいなので、週に1回ならおおよそ5万~7万5,000円くらいになるかと思います。
業務内容も考えれば、資格取得の手間を差し引いてもかなり挑戦しやすい副業です。
例えば監視の時間を使って違うスキル取得を行ったり、勉強を行ったりして将来の投資も行えます。(筆者は主にこの使い方を実践中)
筆者は夜勤帯でも抵抗が全くなかったため、非常に相性が良い副業でした。
夜間監視バイトは相性が良い人なら問題が無いものの、抵抗がある方は少し厳しいかなと思います。
やはり夜間起きていられない方は、本来の目的である「監視」が疎かになりやすいです。
ふつうに見ていられるなら問題はありません。
しかし万が一の事態を考えたら、やはり眠気は強敵です。
また会社によって、入力業務を兼務させる例があります。(筆者が勤めたところも入力業務がありました)
負担は少ないので、監視業務と並行しながらでも1時間半~2時間で終わる程度です。
とはいえデータ入力が得意じゃない方は、慣れないかもしれません。
そして最後に付け加えるなら、夜間に一人で緊急事態を乗り越える力が必要です。
筆者はまだ経験していませんが、例えば停電時の対応やクレームをつけるお客様もいるでしょう。
そういった緊急事態はあまり起こらないものの、万が一起こる可能性として考えておく必要があります。
※とはいえ系列店の夜間監視者に連絡できる体制はあるので、実際には連絡をすれば対応には困りません。
注意点や悪い面も挙げましたが、筆者としてはかなり相性が良かったので非常におすすめです。
週に2~3日入れており、月に10万以上の副収入が増えました。
さらに勤務中の時間を使い、新たなスキル獲得が行えています。(監視業務はしっかり行っており、給油停止まで手元を確認)
ただし夜間起きていられない人や、一人で業務を行うのが不安な方には向いていません。
ある程度の柔軟性があり、夜間でも起きていられるように工夫できる方は非常に良いでしょう。
個人的には体験も通しておすすめだったので、気になる方はぜひ情報収集から始めてみてください。(執筆者:奥泉 望)
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