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夏休みが始まります。
朝と夕に加えて昼ごはんを作る生活が始まります。
とはいっても、昼ご飯のために買い物に行っていれば、あっという間に食費があがります。
家にある安い食材を上手に使って、昼ご飯を乗り越えましょう。
カルディには「ビビンバの素」があります。
ビビンバの「ビビン」は混ぜるという意味で、「バ」はご飯を意味しています。
つまり、ビビンバは混ぜて食べるご飯です。
「ビビンバの素」には、辛い味噌のコチュジャンと野菜の具が入っています。
残りがちな冷ご飯を温めて、具材とあえるだけでお昼ご飯になります。
そのまま袋を開けて汁を切り、ご飯とあわせてもいいのですが、冷蔵庫にあまっている野菜を加えることもできます。
細切りにしてゆでた人参やほうれん草、細切り大根を加えればボリュームアップします。
最近は、レンジで袋ごと加熱できるもやしも売っています。
「ビビンバの素」は1袋2人前ですが、小さな子どもにはコチュジャンの量が多く辛いかもしれません。
野菜をプラスすることで、辛みをマイルドにしてボリュームも増やすことができます。
ビビンバの具になるナムルは、スーパーのお総菜売り場では1パック400円程度で売っています。
家族分を買ったら1日分の食費になってしまいます。
カルディの「ビビンバの素」を使って、冷蔵庫のあまり野菜もきれいに食べきってしまいましょう。
夏休みの定番お昼ごはんといえば、素麺です。
安くて簡単で、これ以上の節約ご飯はないのではないでしょうか。
しかし、素麺は食べ方がワンパターンで子どもたちの「また素麺?」という声が今にも聞こえそうです。
カルディの「冷たいトマトパスタソースの素」は、冷製パスタのソースです。
冷製パスタはレストランで食べるものというイメージがあるため、家庭の食卓に並べれば、それだけで華があるのではないでしょうか。
「冷たいトマトパスタソースの素」は、カルディのトマト缶と合わせて使います。
細いカッペリーニというパスタとあわせると、ほのかなにんにくの香りが食欲をそそります。
ただ、カッペリーニはめったに出番がありません。
いつものミートソースは太めのスパゲッティの方が合います。
わざわざお昼ご飯のためにカッペリーニを買いに行くことは面倒です。
実は、固めにゆでた素麺がカッペリーニの代わりになります。
トマト缶と「冷たいトマトパスタソースの素」だけでもいいのですが、ツナ缶を入れてもおいしいです。
ただ、素麺を使うときには塩分が多いため、ソースの量を加減します。
「卵は物価の優等生」という言葉があるくらい、卵は家計の強い味方です。
しかし、卵料理は卵焼きやゆで卵などワンパターンになりがちです。
茶碗蒸しもありますが、茶碗蒸しは必要な材料が多く、茶碗蒸しの具は海鮮など値上がり真っただ中のものばかりです。
カルディの「たまご一個で茶碗蒸しの素」は、家にある卵1個を混ぜてレンジで加熱するだけで茶碗蒸しになります。
具材は桜えびとホタテの貝柱と椎茸、そして三つ葉です。
値上がり真っただ中の具材が豊富に入っています。
レンジで調理してもいいのですが、鶏肉や銀杏をいれて蒸し器で蒸すと、本格的な茶碗蒸しになります。
茶碗蒸しは、実はおかずではなく汁物です。
水分が多くだしの味が決め手になるのですが、家庭ではおいしいだしを作ることが難しいです。
お湯で溶くだけでプロの味になる素は強い味方です。
でき上がりがゆるゆるで「失敗かしら」と思うかもしれませんが、茶碗蒸しを上手に作る人は「なんとか固まっている」くらいにゆるく作ります。
「す」が入らないように、小さな火でていねいに蒸します。
お寿司屋さんに行って茶碗蒸しを注文すれば、1人前が600円くらいすることも多いのではないでしょうか。
茶碗蒸しは、作る手間もかかるため値段は高めです。
きゅうりは安い食材です。
加熱する必要もないため、あと1品ほしいと思ったときに重宝します。
カルディには「たたききゅうりの素」があります。
きゅうりとあえるだけの便利な素です。
しかし、きゅうり6本分で186円です。
きゅうり6本分の値段と同じくらいの値段を「素」に使っていては本末転倒かもしれません。
筆者は、ごま油と醤油と砂糖できゅうりのたたきを味付けしています。
「家にあるモノ」で味付けできるならば、その方がコスパは良いです。
「素」は、安い食材を使いこなす強い味方です。
コスパの良い「素」を見抜くコツは、家にはないスパイスや材料が使われているかどうかです。
カルディの「素」を使って、今年の夏休みはお金をかけずに食卓に華を添えてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)