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クレジットカードを利用したりポイントアップデーをねらったりすることで、効率良くポイントを貯められます。
しかし、下記の特徴にあてはまる人はポイント失効しやすいため注意しましょう。
1. どれくらいポイントが貯まっているかわからない
2. ポイントの有効期限を把握できていない
3. 使い道をイメージしていない
ポイントが貯まるカードやアプリをたくさん持っている人ほど、ポイント数や期限の把握が難しくなります。
なかには、ポイントが何に使えるのかわからないまま貯めている人も少なくありません。
ポイントを節約に役立てるには、ポイントをもらうことや増やすことに満足するのではなく、しっかり使い切ることが大切です。
ポイント失効を防ぐ方法は4つです。
ポイントの期限は、「年度末」「最終利用日から1年間」「獲得日から○年」などポイントによって異なります。
主なポイントの期限は、下記の通りです。
Pontaポイント | 最終加算日またはポイント利用日から1年間 |
Tポイント | 最終付与・還元・交換から1年間 |
nanacoポイント | 当年4月1日~翌年3月末日までの加算ポイントは翌々年の3月31日まで |
WAONポイント | 1年間のポイント加算期間を含む最大2年間 |
楽天ポイント | 最終ポイント獲得月を含めた1年間 |
最終付与や交換から1年間有効のポイントであれば、定期的に利用するカードやお店であれば失効のリスクは少ないと言えます。
ただし、期間限定ポイントは通常ポイントと異なり、有効期限が10日間~1か月間と短いことが多いため要注意です。
使い道が限られている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードを複数枚使用して買い物するよりも、1枚のカードで支払うほうがポイントを効率良く貯められます。
クレジットカードによって還元率が異なるため、ポイントが貯まりやすく使い勝手が良いカードを見極めましょう。
ランクアップ特典も受けやすくなって一石二鳥です。
貯まったポイントを無駄なく使い切るには、普段の買い物やネットショッピングの際に使うことも効果的です。
特に期間限定ポイントは失効しやすいため、早いうちに使ってしまいましょう。
現金払いの場合は、支払い金額の一部分をポイントで支払うことで、細かい小銭を出さずに済みます。
Tポイント・楽天ポイント・Pontaポイント・dポイントなど、多くのポイントは投資に利用できます。
「買いたい物がない」「交換したい商品がない」という場合は、取引手数料や運用報酬などの費用や損失のリスクを考えた上で、ポイント投資も検討してみましょう。
ただし、期間限定ポイントは投資信託に使えない場合もあるため、サービス概要の確認が必要です。
ポイントの期限切れはもったいないとやっつけで消費すると、お得どころか損をすることがあります。
ポイントを使うために本来必要のない商品を買うことは避けましょう。
また、「ポイント還元」「○ポイント付与」はお得に感じますが、「本当にお得か」「今の自分に必要か」を考えてみましょう。
貯まったポイントを上手く使い切ることができれば、節約やお得につながります。
ポイントを貯めることや会員ランクがアップすることだけに満足せず、自分にとってベストな使い道を選ぶことも大切です。
ポイントの貯め方・有効期限・使い道の3つを意識して、ポイントを無駄なく使い切りましょう。(執筆者:成田 ミキ)