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NISA待望の恒久化で「ずっと非課税」実現の可能性 全投資家必見のニュースを解説
いわゆる「倍プッシュ」というやつです。
倍プッシュをしてたまたま儲かる時はありますが、倍プッシュが失敗すると、当初1万円の損失で済んでいたところが2万、3万と拡大する可能性が高くなります。
しかも倍プッシュは中毒性があるので、資金管理に自信がある投資家以外は止めた方がいいでしょう。
他にポジションを増やしてしまう要因として、ツイッターなど他人の利益報告を見てしまい、自分も儲けなきゃと焦って株数を増やすことがあります。
確かに下げ相場では値動きが激しくなるため儲けのチャンスは増えるでしょう。
値動きが大きくなるなら株数は減らしても、損益額は通常時とあまり変わらないため安全運転がおすすめです。
相場の爆益報告に惑わされることなく、自分のルールを守ってトレードをしましょう。
確かに下げ相場なら売りから入る方が儲かりやすいでしょう。ただし、ある程度経験のある投資家なら、という条件が付きます。
・ 普段から売りポジションを持ったことはありますか?
・ 空売りをすると逆日歩など買いとは違う経費がかかることがあり、売り禁など急に規制が入ることなど空売りに対する知識はありますか?
もし答えがNOであるならばまずは空売りについての知識を付け、儲けることは考えず少額で売りの練習をしてみましょう。
売りポジションを持った時に最も怖いのは相場のリバウンドです。日経平均で3%、個別株なら10%程度上昇してもおかしくないため、含み益が一瞬で大きな含み損になることもよくあることは覚えておいてください。
普段やらないことは下げ相場でもやらない方がいいです。
せっかく買ったのだからもう少し保有していたい、という気持ちすごく分かります。
なぜなら筆者はディーラー時代、損切価格を何度も下げたせいで会社から、あと少し損失を膨らませたら強制売買停止を警告される寸前まで損失を膨らませた経験があるからです。
筆者の経験上、損切価格で損切することさえ守れれば、例え暴落を食らったとしても後で振り返ってみたら大きな損切を出していないことが多かったです。
大損した時はだいたい株数を増やす(ナンピン)か、損切価格を守らなかった場合の2パターンによるものでした。
もしリーマンショックのような朝から10%も下げる寄付きになったとしても、損切ラインに引っかかってしまったら成行で売りましょう。
その場合想定より安い値段で決済されることがありますが、これは仕方のないことと割り切って下さい。
損失を20%、30%とどんどん膨らませるよりかは数倍マシですし、何より投資資金を守ることができます。
下げ相場は思っている以上に下げることが多いです。
相場から退場する人も出てくるでしょう。
しかし、投資資金を減らしても残ってさえいれば次の相場にチャレンジすることができます。
ぜひ他人の儲けに惑わされることなく、耐えしのいで次の相場で儲けるための勉強期間だと思いましょう。(執筆者:株式ディーラー歴10年 勝越 晴)
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