株主優待の中には、驚くほど配当・優待利回りがいい銘柄もあります。

目指せ「女桐谷さん」第9弾は、本当は教えたくないお得な「元とれ」できる銘柄

これまでにもらった株主優待品を紹介し、「元とれ」までの筆者の戦略も公開します。

「教えたくない」にはいろいろな意味が隠れています。

配当・利回りがいい銘柄はリスクも高いので、取引は慎重に自身の判断で購入してください

アマガサ(3070)の株主優待品は靴

≪執筆者撮影≫

アマガサ(3070)の株主優待は靴です。

自社運営ECサイト「JELLY BEANS(ジェリービーンズ)」掲載の靴商品から1つ選べます。

また、保有株数が1,000株以上になるとJBダイヤモンドのアクセサリーがもらえます。

過去にパンプス(税込7,480円商品)をもらいました。

≪執筆者撮影≫

100株保有で1月末日の年1回、200株保有だと、継続保有半年以上で7月末にも優待がもらえる年2回優待になります。

商品にはブーツやサンダルもあります。

白いサンダルは税込6,490円でした。

そして、商品には2万円超えのレザースニーカーもありました。

すぐに品切れになったようですが、運がよければ1回の株主優待で「元とれ」も可能かもしれません。

筆者の場合は200株、4年~5年保有して「元とれ」できればいいなと考えています。

株メモ

JELLY BEANS(ジェリービーンズ)のシューズブランドプロデュースする企業。

株主優待の権利確定は1月末日、7月末日(200株以上)。

2022年7月末、2,000株以上で、新商品JBダイヤモンド「アマルフィーの雫」がもらえる優待を新設したことが話題に。

赤字、不採算店舗の閉店が気になる点。

株価も2015年の1,174円から比較して約1/4に。

(株)極楽湯ホールディングス(2340)の株主優待品 優待券

≪執筆者撮影≫

(株)極楽湯ホールディングス(2340)の株主優待品は、優待券です。

極楽湯、RAKUSPAの銭湯を展開する企業です。

株主優待は、極楽湯グループ各店で利用できる無料入浴券。

極楽湯だと1人利用につき1枚、RAKU SPAだと店舗によって1枚~2枚必要です。

RAKU SPA鶴見(2枚必要)の例

大人平日1,780円、土日祝日1,980円

多摩センター店(1枚必要)の例

大人平日880円、土日祝日980円

店舗によって金額の差はありますが、利用するならお得な株主優待です。

株メモ

極楽湯、RAKUSPAを展開する先頭グループで、日本での店舗数首位、中国にも店舗あり。

株主優待の権利確定は9月末日。100株以上1年以上保有で4枚の優待券がもらえ、長期保有では、2年以上で6枚の優待券がもらえます

株主優待内容の変更も考えられるため、注意が必要。また、現在無配です。

(株)北の達人コーポレーション(2930)の株主優待品 まぶた特化型美容ジェル「リッドキララ」

≪執筆者撮影≫

(株)北の達人コーポレーション(2930)の株主優待品は、化粧品。

2021年2月のまぶた特化型美容ジェル「リッドキララ」でした。

≪画像元:北の達人コーポレーション

商品価格は税込4,864円。

2022年6月現在の株価199円で計算すると、5年で元とれ

株主優待利回りも10%以上です。

2021年2月は「カイテキオリゴ」税込3,065円なので、その年によって優待内容、商品値段は変わります。

お目当ての健康食品や化粧品が株主優待で届いたらお得銘柄です。

株メモ

化粧品、健康食品のネット通販を手がける。

目の下専用のエイジングケアクリーム「アイキララⅡ」や刺すヒアルロン酸パッチ「ヒアロディープパッチ」を販売。株主優待の権利確定は2月末。

株価は低迷。2021年4月の678円から2022年6月現在、199円と下がっています

BRUNO(3140)の株主優待品は家電や雑貨

≪執筆者撮影≫

BRUNO(3140)の株主優待品は、BRUNOの雑貨です。

過去にもらった「コンパクトホットプレート」は、たこ焼きプレートつき。

家族でたこ焼きを食べる時にも重宝しています。

株主優待は、RIZAPグループ商品がカタログから選べます。

100株は9,000円相当、200株は1万8,000円相当、400株は2万4,000円相当と、保有株数に応じて商品を選べます。

≪執筆者撮影≫

布団乾燥機も株主優待品です。

家庭に便利なBRUNOの雑貨や家電をポイント交換できるので、子育て家庭にはありがたいです。

このほか、ヨーグルトメーカーとも交換できました。

株メモ

BRUNO、旧社名はIDEA(イデアインターナショナル)。

ショッピングモールなどに雑貨店を出店。独自ブランドの家電や雑貨が人気。

株主優待の権利確定は6月末日、年1回。権利落ち後は株価が下がりがち。

教えたくないのには理由あり? 数年放置で「元とれ」戦略

驚くほど配当・優待利回りがいい、いわゆる「元とれ」銘柄は実は理由あり。

赤字銘柄、今後の業績が期待できるか不明とマイナス面も隠れています。

購入後に暴落してしまう可能性も否定できなく、長期チャートを見ていると、株価が半分以下になっている場合もあり、注意が必要です。

筆者の場合は「〇年保有していれば“元とれ”」と戦略を立てて、購入後はそのまま放置し、株主優待をもらうようにしています。

初心者向きではないため、「株価が下がるのは許容できない」、「無配の株はあまり買いたくない」なら避けておいた方が無難かもしれません

リスクはあるものの、株投資した元本以上のリターンがありそうな4銘柄を予想しました。

筆者は戦略的にインしています。こんな株もあると知ってもらえたらうれしいです。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)

情報提供元: マネーの達人
記事名:「 目指せ「女桐谷さん」 第9弾:本当は教えたくない「元とれ」銘柄4選