モノの値段が上がりお金の価値が下がることをインフレといいます。

インフレ対策には「株式投資や金がいい」と言われても、元手になる資金が必要です。

一番簡単にできるインフレ対策は、今あるモノを大切に使うことではないでしょうか。

今回は、今あるモノを長く使うために役立つ100均グッズを紹介します。

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ランニングコスト不要で意外な使い方もできる「らくらく毛玉とれーる」

少し前に断捨離が流行りました。

手持ちの服をたくさん捨てた人も多いのではないでしょうか。

しかしインフレになれば服の値段も高くなります。

これからは手持ちの服を大切にすることが節約につながります。

服を長く着るためには手入れが必要です。

ウール素材は高価ですが毛玉になります。

毛玉ができてしまうと、手で毛玉をつまんでとることが面倒でタンスの肥やしになりがちです。

そんなときには、100均の毛玉取りが便利です。

電池を使う電動式もありますが、電動式は200円以上の商品が多くランニングコストがかかります。

おすすめは100円ショップ「キャンドゥ」でみつけた「らくらく毛玉とれーる」です。

電池不要で値段は110円(税込み)です。

ローラーのように見えますが、銀色部分は回転しません。

銀色部分はやすりのようになっていて、毛玉を絡めとるイメージです。

銀色部分が毛玉にあたると毛玉がからみつきます。

やわらかい生地は、生地自体がからめとられて毛羽立つため注意が必要です。

使うときには、毛玉だけに触れるくらいやさしくなでることがポイントです。

「らくらく毛玉とれーる」には、意外な使い方があります。

それは、ティッシュ取りです。

ティッシュを洗濯してしまうと、服についた細かいティッシュを取り除かなければなりません。

テープで地道に取り除く方法もありますが、「らくらく毛玉とれーる」でザっとなでてみるとかなり取り除くことができます。

今ある服を自分でメンテナンスすることで、より愛情がわくだけでなく存在に気がつくようになります。

「服は買っているのに使える服がない」という人は、意外と存在を忘れている服があるのではないでしょうか。

モノを大切にする基本「お名前スタンプ」

モノを長く使うためには、なくさないことがポイントです。

万が一、落としたとしても名前が書いてあれば戻ってくるかもしれません。

ただ、子どものモノならば油性ペンで記名ができますが、大人のモノとなると油性ペンの記名は抵抗があります。

油性ペンで記名するとインクがにじむため、大きめの文字で書かなければならず、書くモノが限定されることもあります。

そこで便利なものがセリアの「お名前スタンプ」です。

スタンプのインクを変えることで、さまざまなモノにスタンプすることができます。

セリアの「お名前スタンプ」は、必要な文字を切り取って別売りのホルダーに付けて使用します。

「お名前スタンプ」自体は売場にあっても別売りのホルダーがないことも多いです。

ホルダーはストローで代用できます

ストローの先に切れ込みを入れればホルダーになります。

小さいけれど強い味方「携帯用応急シミ抜き」

大切にしている服でもシミがついてしまえば魅力は半減です。

シミは、早めに対処することが大切です。

多くの100均にはシミ取りが売っています。

大きく分けるとペン型とボトル型があります

いずれも使い方は同じで、シミ部分に裏から布をあてて液体をつけてシミをたたき出します。

ペン型は、ポーチに入れやすいメリットがありますが裏からあてる布は別に用意しなければなりません。

シミになって困るような「いい服」を着ているときにはそれなりに「いいハンカチ」を合わせているため、ハンカチをあて布に使いたくはありません。

ティッシュでは強度が不足して、白いゴミが服についてしまうでしょう。

キャンドゥには「携帯用応急シミ抜き」があります。

ボトル型のシミ抜きですが、大判のクロスがセットになっています。

一見、たんなる不織布のようですが素材は綿100%で強度があります。

シミ抜きのコツは、いかに汚れをあて布にたたき出せるかで決まります

綿100%の不織布クロスは、それだけで100円の価値があるのではないかと思うくらいです。

また「携帯用応急シミ抜き」の成分は界面活性剤とIPAです。

IPAは、イソプロピルアルコールという有機溶剤です。

筆者は、ハサミをよく使いますが、テープを切ってしまいハサミがべたべたします。

IPAが含まれている「携帯用応急シミ抜き」でハサミをふき取ると、IPAが汚れを溶かし、きれいに落ちるのです。

「携帯用応急シミ抜き」に含まれるIPAはわずかかもしれませんが、独特のにおいはあります。

使用するときには、換気に気をつけたほうがいいでしょう。

収入に応じた節約を

「インフレに備えろ」という言葉をよく聞くようになりました。

「現金より高級品を持っていた方がいい」「不動産や高級車を買っておけ」というアドバイスもありますが、それはお金持ちができるインフレ対策です。

インフレでもデフレでも、収入に応じた支出をしなければお金はなくなります。

給料が上がらずお金の価値が下がるならば、支出を抑える節約が必要なのではないでしょうか。(執筆者:式部 順子)

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100均が「節約になる人」と「節約にならない人」の4つの違い

情報提供元: マネーの達人
記事名:「 モノを長く使うための100均グッズ インフレを乗り越える工夫のひとつに