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高校受験のために、塾に通わせるご家庭はたくさんあります。
1〜2年のテストの結果などから、あわてて塾に通い出すパターンも数多く、もっとよく調べてから行けばよかったという声も。
中学生になると塾の費用もドンと上がってきます。
塾と行っても学習塾か進学塾か、個別か集団か、などで費用面に大きな差が出てきます。
簡単に例を出すと
費用 | 特徴 | |
タブレット学習 | 安い | 独学が得意な子に向いている |
学習塾 | 比較的安い | 日々の学習面のサポート |
進学塾 | 高いところが多い | 地域内でも偏差値の高い高校を目指す |
個別指導塾 | 高いところが多い | ひとりひとりに合った学習サポート |
もっと細かく分類することもできますが、大まかに分けるとこのような感じになります。
学習塾は費用が安く済みますが、学習面は進学塾や個別指導塾よりはやさしい印象です。
最近流行りのタブレット学習はもっとも費用をおさえることができる分、塾ほどの手厚いケアができません。
独学が得意な子に向いていると言えるでしょう。
塾費用は高額になるので、
・ 費用対効果をよく考えて塾選びをすること
・ 夫婦間でも家計から年間で出せる塾代の目安を話し合い、納得した上で選ぶこと
が大切です。
筆者が塾選びをした時には、特に塾との相性を重視して考えました。
進学塾なら安心!と安易に決めてしまうと、合わないとわかった時に時間も費用ももったいないと感じてしまいます。
塾選びをする際、費用面で必要だと感じたポイントは3つです。
1〜2年上の学年の保護者の方に知り合いがいる場合は、塾の進み方や面談の回数、費用感など聞ける情報はしっかり聞いておきましょう。
個人塾や学習塾はHPをみても全ての情報が載っているとは限りません。
実はすごく良い塾なのに、HPの情報が少なく、「あとから知って後悔した!」ということがないように、情報収集は塾にいく数か月前から行っておくと安心です。
高校受験に限らず、中学受験を経験した保護者の方に聞くのもひとつの手です。
中学受験は塾との関わりも多く、たくさんの模試や特別講習などで塾に詳しくなります。
参考になる有益な情報を得ることができるかもしれません。
塾の新年度は2月〜3月にスタートします。
体験や初回面談などがひんぱんに行われるのも、この時期です。
・ 体験入塾の期間が長く設定されている
・ 入塾金が無料や半額になるキャンペーンなども行われる
ので、気になっている塾がある場合は、前年の12月ごろから情報を集めておくと良いでしょう。
塾の面談では学習の仕方にプラスして、塾の年間費用も聞いておくと安心します。
長男の塾の費用をざっくりと書き出してみると
年間の学習費用(2教科):2万8,000円/月
※8月より5教科 3万6,000円/月(夏期講習、冬季講習含む)
年間の施設使用料:1万5,000円
受けるべき模試の回数、それに伴う費用:模試1回につき5,000円(最低3回は受ける)
教科書代:2万円
入塾費用:1万円
などで年間約47万円かかるとわかりました。
かなり大きな額ですが、前もってわかることで、
・ どれくらい家計から出すか
・ または貯蓄から出すか
など、計画を立てることができます。
中学3年生になると詳細なデータを元に志望校や勉強方法、補習が必要かといった判断をするため、模試を受けることが必須条件になる場合もあります。
規模の大きな模試は費用も高く、複数回になると思っていたよりも大きな金額になることも。
英検の受験が必須となっている塾もあるので、英検用の講習や受験費用などが必要か入塾前に聞いておきましょう。
塾に通い出すと、どんどんお金が出ていきます。
場合によっては毎月いやおうなしに3万〜の金額が必要になるので、家計に大きな負担がかかってきます。
周りをリサーチしていて気づいたことは、塾の費用にかなり大きな差があるということです。
学習塾でも5教科で5万円をこえる塾があれば、進学塾でも割安なところもあります。
毎月の費用が安く見えても、教科書代や夏期講習、冬期講習の費用が高いといったケースも。
こういった費用は塾のHPに全て載っているとは限りません。
周りのリアルな声を聞きながら、ご家庭に合った塾を選ぶと良いでしょう。
お友達と塾に通いたい!というお子さんもいます。
励みになることもあるかもしれませんが、大抵の保護者の方は
となげいています。
友達と通うのは楽しい反面、ただでさえ高額な塾費用をおしゃべりで終わらされては悲しいですよね。
対策としては、友達があまり通っていない少人数制塾を選ぶと良いでしょう。
すごく理想の塾を見つけた場合でも、家から距離があると家計にも体力にも非常に負担になります。
遠いと、交通費やガソリン代などが塾の費用の上にのしかかってきます。
週に数回通う塾なので、できるだけ家の近くで徒歩でも行ける範囲にすることが、親子ともに負担が少なくなるでしょう。
子供とお金の話をすることを嫌う人はいますが、塾の費用というのは大きな金額なので、家庭で出せる金額や金銭感覚について話し合うのに良い機会かもしれません。
塾に行くメリットデメリットを含めて、お子さんとも話し合っておくと良いでしょう。
塾のサポートのおかげで成績が上がるお子さんはたくさんいます。
塾に通うことは年間でも大きな出費になります。
事前にリサーチし、ここまでなら出せるという金額のボーダーラインを決めておくことが大切です。
必ずしも塾は必要ではありませんが、塾に通う方メリットの方が大きいと感じた場合は早めにリサーチを行い、満足できる塾ライフを送ってください。(執筆者:松田 潔子)
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