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必ずするように心がけていることには、節約や無駄使いなどへの対策となり、効率よくお金を使うことに効果があります。
筆者はかれこれ20年以上、家計簿をつけています。
をパソコンのソフトに入力するだけ。
今月合計いくら使ったか、あといくら使えるかは、自動で計算してくれるので、数分で済みます。
家計簿は色々な形式がありますが、続くことが一番重要です。
家計簿は、反省することに使うというより、心地よく暮らすためにはどのくらいの金額が必要なのかを知るためのアイテムです。
続くならば、どんな形でもOK、毎月数字を記録していくことで、それぞれの家計の適正価格を把握してください。
家計簿はつけますが、次月の予算作成のためにデータを記録しているにすぎません。
正直、反省など振り返りもあまりしていません。
それよりも費用がかかる特別な支出、たとえば次のような特別費については、「どこで買うか」「どのように支払うか」「いつ買うか」など、何度も思考錯誤します。
必要になる月ごとに項目を一覧にし、年間支出計画をたてます。
一覧表にしておくことで、今月絶対必要になる費用が把握しやすくなります。
さらに、時間的に余裕がある必需品も頭にいれておけば、お得な情報がキャッチしやすく、予算よりも低価格で済むようになるというメリットもあります。
ポイントが増量されるなどのキャンペーン情報はもちろんチェックしますが、最近特に注目しているのは銀行です。
低金利の時代ではありますが、キャッシュレス、ネット銀行の台頭など銀行を取り巻く環境が思わしくないからこそ、お得な特典を用意していることがあります。
【5か月の実績】
実際今年5月までの5か月間の成果としては、利息3,182円+口座開設で1,500円、さらに今月末には5,000円が入金される予定ですので、5か月間で9,682円の現金を得ることができそうです。
今後の狙い目は、夏や冬のボーナス時期です。例年、キャンペーンを開催する銀行が頻繁に見受けられます。
現在の三井住友銀行のスーパー定期は0.002%(2022年5月15日現在)ですが、ボーナス時期ならその100倍の0.2%以上の定期預金が少なくありません。
預金をする前にはその商品が、預金保険制度の対象になっているかを確認してください。
預金保険制度では、万が一金融機関が破綻した場合、当座預金や利息の付かない普通預金等(決済用預金)は全額、定期預金や利息の付く普通預金等は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。
50代になると、いつまで働けるか、ということが気になる方が多いと思います。
いつまで働くかとは、定期的な収入がある期間を示しますから、切実な問題です。
しかしながらいくつまでと決めていても、体力や気力の問題もあります。
そこで年金や社会福祉についての情報は、敏感に収集するようにしています。
たとえば、俗に失業保険といわれる雇用保険の基本手当は、特別支給の老齢厚生年金などの65歳になるまでの老齢年金と同時には受けられません。
仕事の辞め時を決断する時に、指針の一つになります。年金や社会制度は、変更されることも頻繁です。損をしないために、情報は積極的に集めましょう。
参照:日本年金機構
こんな行動をすると、結果的にこうなるからやらないと決めていることとその対応策です。
世の中には、お金をかけなくても利用できるものが意外とあります。
銀行の手数料はその最たるもので、ATM手数料や振込手数料などがあります。
銀行の空いている時間帯を利用できない場合だってありますし、急ぎで振り込まなくてはならないこともあるでしょう。
そこで、普段から無料で利用できる金融機関を保有しておき、いざというときのための資金を入金しておくとよいでしょう。
今のおすすめは、「T NEOBANK」です。
聞きなれない銀行名かもしれませんが、今年1月預金残高が7兆円を突破した住信SBIネット銀行が、「Tポイント」と提携してサービスを行っているネット銀行です。
キャッシュカードがなくアプリで入出金を操作するため、スマートホンの保有が必須ではありますが、ATMや他行宛振込手数料はそれぞれ月5回まで、費用がかかりません。
貯金を目標としていても、欲しいものを全てあきらめていては働く甲斐もありません。
好きなものを手に入れると、モチベーションアップにもつながりますが、簡単には購入しません。
本当に必要か、時間をおいて考えます。特に洋服などは衝動買いすると、色やデザインが手持ちのものと被ってしまったりすることもあるでしょう。
持っているものを見直し、色・デザイン・価格を具体化して思い浮かべてください。そのうえで、「いつ、どこで、どのように支払うか」を検討しましょう。
「そんなに時間をかけるのが面倒だ」と感じるかもしれませんが、年齢を重ねると、好きな色、安心する環境などは、若い頃とは変化していることが多いです。
持ち物を精査して、本当にお気に入りのものに囲まれて暮らしたいと思います。
欲しいものと同様に、やりたいことも断念しません。
貯金のためにやめてしまってはストレスがたまりますが、少しづつでも実践していけていれば、達成感につながります。
お金のかかることは「いつ、どこで、どのように支払うか」を、真っ先に検討しましょう。旅行を考えているなら、「行先 お得」などとリサーチするだけでも情報は多く得られます。
資格取得や趣味の実現を希望するなら、YouTubeやアプリなどを利用するのも一つの方法です。
筆者は昨年から半年かけて、独学でFP3級と2級の試験にチャレンジしましたが、無料で使えるYouTubeとアプリをフルに活用しました。
おかげでかかった費用はテキスト代だけで、通信教育のわずか6%という費用で目標が達成できました。
今のところ、貯金は順調です。
ストレス少なく貯めていくには、工夫を凝らしながら、コツコツと進めることが大切です。
楽しみながら、頑張って、コツコツと続けてみてください。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)