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さまざまな格安SIMとの併用で人気の楽天モバイル。
楽天モバイルとIIJmioを併用しようと考えている方の中には、次のような疑問がある方も多いのではないでしょうか。
「楽天モバイルとIIJmioを併用するメリットやデメリットは?」
「併用する手順や契約後の設定方法まで知りたい」
そこで本記事では、次の内容を解説していきます。
・ 楽天モバイルとIIJmioを併用するメリット
・ 楽天モバイルとIIJmioを併用するデメリット
・ 楽天モバイルとIIJmioを契約する手順
・ 楽天モバイルとIIJmioの契約後の設定方法
・ 楽天モバイルとIIJmioを併用する際に活用できるキャンペーン
楽天モバイルとIIJmioを併用するメリット・デメリットだけでなく、併用する手順や契約後の設定方法まで解説するので、併用を考えている方は参考にしてみてください。
楽天モバイルを1年間無料で使ってみて感じたメリット&デメリットと、おすすめの人
楽天モバイルとIIJmioを併用すると、次のようなメリットがあります。
1. 通話料金が無料になる
2. 3GBを月額440円で利用できる
3. ドコモ回線で通信が安定している
4. データ容量を来月に繰り越せる
1つずつ解説するので、楽天モバイルとIIJmioを併用しようと考えている方は、一読ください。
楽天モバイルとIIJmioを併用すると、通話料金が無料になります。
楽天もモバイルとIIJmioを併用する際に、楽天モバイル専用の通話アプリである「Rakuten Link」を使用して通話するだけで、通話料金が無料になるためです。
IIJmioにも「みおふぉんダイアル」という機能があり、通話料金が大手キャリアの版画l区で通話できますが、楽天モバイルなら無料なので、楽天モバイルとIIJmioを併用した方がお得に通話できます。
例えば、仕事でLINE通話ではなく電話番号を使った通話を頻繁にする方などは、通話料金が高くなったり、かけ放題オプションに加入したりする必要があります。
どちらも大きな出費ですが、楽天モバイルであれば全て無料です。
Rakuten Linkを使用する必要はありますが、デフォルトの通話アプリと仕様が大きく変わるわけではないので、すぐ使いこなせるようになります。
通話料金を抑えたい方は、楽天モバイルとIIJmioを併用しましょう。
楽天モバイルとIIJmioを併用すると、月額440円で3GBの高速通信が利用できます。
なぜ月額440円で3GB利用できるのかを理解するには、楽天モバイルとIIJmioの料金体系を知る必要があるので、お伝えすると次のとおりです。
【楽天モバイルの料金体系】
〜1GB | 0円 |
1GB〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
※全て税込価格です
【IIJmioの料金体系】
2GB | 440円 |
4GB | 660円 |
8GB | 1,100円 |
15GB | 1,430円 |
20GB | 1,650円 |
※全て税込価格です
楽天モバイルとIIJmioを併用する際は、通話を楽天モバイル、データ通信をIIJmioで行うので、IIJmioはデータ通信専用のeSIMというSIMで契約することになります。
そのため、上記のIIJmioの料金表はeSIMの料金表になっています。
上記の通り、楽天モバイルは1GBまでの利用であれば無料です。
そして、IIJmioは2GBを契約すれば月440円で契約できます。
この楽天モバイルとIIJmioのデータ容量の合計3GBが、自由に利用できるデータ容量ということです。
もちろん、もっと多くのデータ容量が欲しい方は、IIJmioで15GBや20GBのプランを契約しても問題ありません。
自分に必要なデータ容量を把握し、最適なプランを契約しましょう。
楽天モバイルとIIJmioを併用する際は、基本的にデータ通信をIIJmioで行うことになります。
その際、IIJmioはドコモ回線が利用できるので、安定した高速通信が可能です。
参考までに、IIJmioユーザーの平均通信速度をお伝えします。
平均ダウンロード速度 | 47.74Mbps |
平均アップロード速度 | 11.0Mbps |
参照:みんなのネット回線速度
IIJmioユーザー7,000人の通信速度を平均すると、上記のような速度になります。
ダウンロード速度が47Mbpsも出ているので、かなり快適に通信可能です。
例えば、TwitterやInstagramなどのSNSはもちろん、TikTokや4Kの動画視聴などある程度の通信速度が必要なこともスムーズに楽しめる速度と言えます。
他社の格安SIMと通信速度を比較すると、次のとおりです。
平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | |
IIJmio | 47.74Mbps | 11.0Mbps |
BIGLOBEモバイル | 20.14Mbps | 8.71Mbps |
楽天モバイル | 38.54Mbps | 21.18Mbps |
mineo | 43.8Mbps | 8.95Mbps |
HISモバイル | 39.12Mbps | 15.44Mbps |
※参照:みんなのネット回線速度
格安SIM4社と速度を比較しても、IIJmioの速度は速いとわかります。
「格安SIMは通信速度が不安…」と思っている方も、安心して利用できるのでぜひ検討してみてください。
IIJmioは、余ったデータ容量を来月に繰り越す機能が搭載されているので、無駄がありません。
繰越機能がない回線では、その月の月末に余っているデータ容量が消失してしまうので、かなりもったいないです。
IIJmioでは、今月使いきれなかったデータ容量を翌月にくりこし、翌月末まで利用できるので安心できます。
例えば、月によってデータ容量の消費にばらつきがある方などには、繰越機能がぴったりです。
楽天モバイルとIIJmioを併用するメリットがある反面、デメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットも把握して、自分に楽天モバイルとIIJmioの併用が合っているのか確認しましょう。
デメリットは次のとおりです。
1. 楽天モバイルは繋がりにくい場合がある
2. 通話品質が悪い
3. 半年に1回は楽天モバイルで通信する必要がある
1つずつ解説します。
楽天モバイルとIIJmioを併用する際は、基本的にIIJmioでデータ通信するのですが、楽天モバイルでも1GBまでなら無料でデータ通信可能です。
しかし、通信する場所や環境によっては通信しにくい場合もあるので、注意しましょう。
楽天モバイルの公式サイトでは通信可能エリアに入っている場所でも、実際通信してみると圏外になることもあります。
特に、次のような場所ではつながりにくいです。
・ 地下鉄
・ 頑丈な建物の中
・ 障害物が周りにある場所
楽天モバイルは、大手キャリアなどが使用している「プラチナバンド」と呼ばれる、地下や建物内もつながりやすい周波数を使えないため、つながりにくいと言われています。
楽天モバイルでも通信する可能性がある方は、注意してください。
楽天モバイルとIIJmioを併用する際は、楽天モバイルの「Rakuten Link」で通話することになるのですが、通話の品質が悪いと口コミなどで評価されています。
Rakuten Linkでの通話品質がなぜ悪いのかというと、通話回線ではなくデータ通信で通話しているためです。
大手キャリアなどは通話回線を使用しているので、高品質な通話ができます。
ただ、私自身Rakuten Linkで通話していますが、そこまで通話の品質が悪いと感じることはありません。
確かに音声が少し途切れることはありますが、無料で利用できることを考えれば十分だと思えます。
大手キャリアと同等の品質で通話したいと考えている方にとってはデメリットですが、そこまで気にならない方も多いのではないでしょうか。
楽天モバイルとIIJmioを併用する際、半年に1回は楽天モバイルで通信しないと強制解約させられる可能性があるので、注意しましょう。
楽天モバイルとIIJmioを併用する際は、基本的にIIJmioでしかデータ通信しないので、通話を使わない方は楽天モバイルの回線を全く使わなくなる場合があります。
しかし、楽天モバイルでは、180日以上使われていない回線は強制的に解約する旨の説明が記載されているので、半年に1回は楽天モバイルの回線でデータ通信や通話する必要があるのです。
強制解約になると面倒なので、併用する場合は気をつけてください。
ここでは、楽天モバイルとIIJmioを契約する手順を解説します。
どんな手順で契約すればいいのかわからない方は、必読です。
まずは、楽天モバイルやIIJmioを契約する前に、併用できる機種を用意しましょう。
IIJmioをeSIMで契約する必要があるので、楽天モバイルの物理SIMとIIJmioのeSIMが利用できる機種であればなんでも大丈夫です。
一例として、iPhoneとAndroidで物理SIMとeSIMが利用できる機種をお伝えします。
iPhone | iPhone SE(第3世代) iPhone 13 Pro / 13 Pro Max iPhone 13 / 13 mini iPhone 12 Pro / 12 Pro Max iPhone 12 / 12 mini iPhone SE(第2世代) iPhone 11 Pro / Pro Max iPhone 11 iPhone XR iPhone XS Max iPhone XS |
Android | AQUOS zero6 AQUOS sense6 AQUOS sense4 lite Xperia 10 III Lite OPPO Reno5 A OPPO A73 |
iPhoneに関しては、表の機種以外はeSIMが利用できないので注意してください。
Androidに関しては、他にもeSIMに対応している端末が多くあるので、最適な機種を選びましょう。
ただ、1つ注意点があります。
Android端末を選ぶ際は、楽天モバイルやIIJmioで動作確認されている端末を選ばないと、正常に動作できない場合があるので注意してください。
動作確認済みの端末は、次のページから確認できます。
・楽天モバイル:ご利用製品の対応状況確認
・IIJmio:動作確認端末
大手キャリアで購入した端末をそのまま使用する場合は、SIMロックがかかっている可能性があるので、契約前に解除する必要があります。
SIMロックは店頭やWeb上から可能です。
大手キャリアのSIMロック解除の方法は、次のページを参考にして進めてみましょう。
・au:SIMロック解除のお手続き
・docomo:SIMロック解除
・SoftBank:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除
ここまでの準備が完了したら、早速楽天モバイルを契約しましょう。
今使用している電話番号を楽天モバイルに引き継ぎたい方は、MNPで乗り換える必要があります。
MNPでの乗り換え手順は次のとおりです。
1:現在利用している携帯会社でMNP予約番号を発行する
2:楽天モバイルにMNP乗り換えで契約
MNP予約番号は、現在契約しているキャリアに連絡すれば入手できます。
Webから申請して取得する方法もあるので、お好きな方法で取得してください。
ここで大切なのが、どのSIMで契約するかです。
楽天モバイルとIIJmioは、どちらもeSIMで契約できるのですが、IIJmioはeSIMで契約した方が安くなるので、IIJmioをeSIMで契約しましょう。
なので、楽天モバイルは物理SIMで契約することになります。
申し込む際に間違えないよう注意してください。
楽天モバイルの申し込みはこちら↓↓
楽天モバイルを契約したら、次にIIJmioを契約します。
IIJmioを契約する際は、次の点に注意してください。
・ eSIMで契約する
・ 自分に最適なデータ容量で契約する
上記の通りです。
先ほどもお伝えした通り、楽天モバイルを物理SIM、IIJmioをeSIMで契約した方がIIJmioの料金が安くなるので、IIJmioはeSIMで契約するようにしてください。
IIJmioの申し込みはこちら↓↓
楽天モバイルとIIJmioを契約し、手元にSIMなどが届いたらいくつか設定することがあります。
設定方法は、iPhoneとAndroidの場合で若干異なるので、それぞれ解説します。
まずは楽天モバイルのAPN設定から行います。
APN設定の手順は、次のとおりです。
1:「my 楽天モバイルアプリ」をインストール
2:my 楽天モバイルアプリの申込番号をタップ
3:「開通手続きをする」をタップ
4:「続ける」をタップ
5:「モバイル通信プランを追加」をタップ
6:キャリア設定アップデートが出たら「アップデート」をタップ
以上で楽天モバイルのAPN設定は完了です。
次にIIJmioを設定します。
設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信と進み、IIJmioを選択してください。
これでAPNなどの設定は終わりです。
モバイルデータ通信にIIJmioを指定したら、以下の手順でAPN構成プロファイルをダウンロードします。
1:Wi-Fiに接続
2:IIJmioの公式サイトを参考にしつつAPN設定を行う
3:正常にデータ通信できれば完了
すると、正常に通信できるようになります。
IIJmioの設定に関しては、公式サイトでかなり細かく解説されているので、参考にしてください。
以上でiPhoneの設定は完了です。
Androidの設定方法は次のとおりです。
機種によっては多少異なる箇所もありますが、大まかな手順は同じです。
まずは、以下の手順で楽天モバイルの開通手続きを済ませましょう。
1:「my 楽天モバイルアプリ」をインストール
2:my 楽天モバイルアプリの申込番号をタップ
3:「開通手続きをする」をタップ
次に、楽天モバイルとIIJmioのAPN設定を行います。手順は次のとおりです。
1:設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワークと進む
2:「アクセスポイント名」をタップ
3:登録されているAPNが表示されるので、楽天モバイルかIIJmioをタップ。
どちらも表示されていない場合は「+」マークをタップしアクセスポイントを編集します。
楽天モバイルやIIJmioから指定された名前・APNアドレス・ユーザー名・パスワードを入力
4:保存すると先ほどのAPN一覧に表示されるのでタップして登録
アクセスポイントを編集する際は、次の公式サイトを参考にしながら入力してください。
・ 楽天モバイル:他社で利用していた製品でAPN設定をしたい
・ IIJmio:APN設定手順
楽天モバイルとIIJmioでは、お得なキャンペーンを実施しています。
その中でも、端末料金の割引キャンペーンなどの併用する際に活用できるキャンペーンを中心にお伝えするので、参考にしながらお得に契約しましょう。
まずは、楽天モバイルのキャンペーンです。
IIJmioとの併用で利用できるキャンペーンは、次のとおりです。
他社から乗り換え(MNP)限定!iPhone SE(第3世代)発売記念キャンペーン | 楽天モバイルの申し込みと同時にiPhone SE(第3世代)を購入すると最大35,000ポイントが還元される |
ダブル突破記念キャンペーン!iPhone 13、iPhone 13 Proが最大35,000ポイント還元! | 楽天モバイルへの乗り換えと同時にiPhone13シリーズを購入すると最大35,000ポイントが還元される |
ダブル突破記念キャンペーン!Android製品が最大30,000円相当分おトク! | 楽天モバイル契約時に対象のAndroid端末を購入すると最大30,000円お得に購入できる |
iPhone超トクのりかえキャンペーン!最大25,000円相当分をポイント還元! | お手持ちの楽天回線対応製品を利用して楽天モバイルを契約すると最大25,000ポイントが還元される |
楽天モバイルは、特にiPhoneをお得に購入できるキャンペーンが多いです。
最大で3万5,000ポイント還元されるキャンペーンもあるので、楽天モバイルとIIJmioを併用する際に新しいiPhoneを購入したいと思っている方は、利用してみてください。
詳しい適用条件などは、こちらの記事で解説しています。
関連記事:楽天モバイルのキャンペーンをまとめて解説!最もお得に利用する方法もお伝えします
IIJmioでもお得なキャンペーンを実施しているので、確認しましょう。
楽天モバイルとの併用で活用できるキャンペーンは、次のとおりです。
キャンペーン内容 | キャンペーン期間 | |
4年連続シェアNo.1記念キャンペーン | 通常の初期費用3,300円が半額の1,650円になる | 2022年5月31日まで |
IIJmioでは、4年連続シェアNo.1記念キャンペーンとして、通常であれば3,300円かかる初期費用を1,650円に割引するキャンペーンを実施しています。
eSIMでは適用されないキャンペーンが多い中、こちらのキャンペーンはeSIMも適用されるので安心してください。
2022年5月31日までに契約した方が対象のキャンペーンなので、少しでもお得に契約したい方は、期限までに契約しましょう。
今回は、楽天モバイルとIIJmioの併用について解説してきました。
なんと言ってもコストパフォーマンスの良さが魅力で、月額440円で3GBの高速通信と通話料金無料のスマホが利用できます。(執筆者:吉野 光祐)
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