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YouTubeで「月収5万円」を超えるまでに要した期間、収益化の分岐点、現在の単価
少し前まで、ナレーターは正しい発音や聞き取りやすい声が必要でした。
つまりプロの方じゃないと稼げず、初心者はなかなか厳しい職業だったのです。
しかし最近ではYouTubeによるマンガ動画やLINE風の動画が流行し、初心者でも会話を吹き込むナレーションが求められています。
むしろ初心者っぽい話し方のほうが親近感を持ちやすく、需要が高まっている傾向もあるようです。
マンガ動画以外にも、解説動画やさまざまなコンテンツでナレーションの需要があります。
コンテンツの内容によっては、むしろプロじゃないほうが受けは良いことも多いです。
十分に挑戦しやすいジャンルとなっています。
とはいえある程度喋り、語りがうまくないと採用はされにくいでしょう。
声優ほどの実力はなくても、朗読の自信があったり、感情を込めて伝えるのに定評があったりする方はチャンスがあります。
仕事内容としては、クライアントさんから指示された台本に沿ってセリフをナレーションしていきます。
基本的に録音がメインなので、下記のような機材は必須です。
オーディオインターフェイスは、パソコンとマイクをつないで録音できる機材です。
なくても録音ができる環境でしたら、オーディオインターフェイスがなくても問題はありません。
ただし音質が悪いとクライアントが求める品質に満たないため、できる限りそろえておくと良いでしょう。
探し方はクラウドソーシングサービスを使用しましょう。
例えばクラウドワークスの場合、声優・ナレーション制作のカテゴリで探すとたくさん出てきます。
未経験者でしたら、「未経験でもOK」のプロジェクトを探してみてください。
セリフのみナレーションする場合や、ナレーションとセリフ、すべて読むパターンとさまざまです。
全体的に女性ナレーターの需要があるように見えるものの、男性ナレーターもたくさん募集があります。
案件次第ですが、月収3万円は十分に目指せる範囲です。
例えば継続の案件で1本1,500~2,000円だとしても、まとめて30本以上の契約をお願いされる場合もあるでしょう。
30本だと4万5,000~6万円となります。
クラウドソーシングサービスの場合、ここから手数料が引かれて振り込まれる仕組みです。
朗読するのにそこまで時間はかからないため、休日のみの稼働でも30本は十分にこなせるでしょう。
質が高ければ継続してお願いされることも多いので、ぜひ機材を整えるだけではなく「クライアントから信頼されるやり取り」を意識してみてください。
未経験者で始める場合、どうしても単価が低くなりがちです。
もちろん初めて副業としてチャレンジする分には良いですが、長く続けて行くならコスパは悪いです。
費用対効果を考えて、実績を積んだら単価も上げていくと良いでしょう。
新しい案件に応募してみたり、単価アップをお願いしてみたり。
いつまでも低い単価のままでいると、実は長い目で見て自身のスキルアップにつながりません。
どうせなら少ない時間で最大限の効果を狙ってみてください。
ナレーターの副業が今、とても話題になっています。
始めるのに特別な資格は要りませんし、挑戦した方のみに収益は入るでしょう。
ぜひ小さく始めてみて、徐々に大きくステップアップしてみるのをおすすめします。(執筆者:副業スペシャリスト 奥泉 望)
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