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楽天モバイルを1年間無料で使ってみて感じたメリット&デメリットと、おすすめの人
楽天モバイルは、月額料金0円で運用できる格安SIMです。
しかし、0円で運用するにはいくつか条件があり、すべて満たさないと料金が発生してしまいます。
楽天モバイルを0円で運用する3つの条件は、次のとおりです。
【条件1】月のデータ使用量を1GB以内に抑える
【条件2】通話はRakuten Linkを使用する
【条件3】0円で購入できる端末や手持ちの端末を使用する
1つずつ解説します。
0円で運用する場合は、月のデータ使用量を1GB以内に抑える必要があります。
理由は、楽天モバイルの料金体系を見ると明確です。
月額料金 | |
〜1GBまで | 0円 |
1〜3GBまで | 1,078円 |
3GB〜20GBまで | 2,178円 |
20GB以上(無制限) | 3,278円 |
※全て税込価格です
上記は、楽天モバイルの料金体系ですが、月のデータ使用量が1GB以下の場合に、月額料金が0円になるとわかります。
この楽天モバイルの料金体系を活用して、0円で運用します。
0円運用の鉄則でもあるので、しっかり把握しておきましょう。
例えば、1GBを超えて1.3GB使ってしまうと、その時点で月額1,078円発生することが決定します。
データ使用量を1GB以内に抑える方法は、後述するので是非参考にしてください。
楽天モバイルで0円運用するのであれば、通話は楽天モバイルの通話専用アプリ「Rakuten Link」を使用しましょう。
楽天モバイルは、Rakuten Linkという通話アプリを使用すれば、通話料金が発生しません。
そのため、データ使用量を1GB以内に抑えつつ、通話をRakuten Linkで行えば0円で運用できます。
これが、楽天モバイルを0円運用する仕組みです。
スマホにデフォルトで入っている通話アプリを使用すると、普通に通話料金が発生してしまうので、注意してください。
「Rakuten Linkってなに? 使いにくそう」と感じる方も多いですよね。
しかし、Rakuten Linkは、デフォルトの通話アプリと使用が大きく異なるわけではなく、いつも使っている通話アプリとほぼ同じ使い方なので、すぐに慣れます。
スマホに登録されている電話帳のデータをRakuten Linkに同期させれば、手動でRakuten Linkに登録し直す必要もなく、簡単に移行できます。
私自身、Rakuten Linkを使っていますが、通話履歴や連絡先からの発信機能があるので、デフォルトの通話アプリとの機能面の差を感じたことはありません。
正直、デフォルトの通話アプリと通話の音質を比べると劣りますが、全くつながらず通話できないようなことは今までで一度もないです。
無料で通話できると考えれば、かなり快適なので、安心してください。
ここまで紹介してきた【条件1】と【条件2】で、0円運用は実現できます。
しかし、楽天モバイルを契約する際に、お金をかけずに契約して使い始めたい方も多いですよね。
そんな方は、0円で購入できる端末や手持ちの端末を使用するのがおすすめです。
契約と同時に端末も購入するとなると、どうしても端末代金がかかってしまいますが、楽天モバイルでは端末代金が0円になるキャンペーンを実施しているので、契約と同時に機種変更したい方も0円で機種変更できます。
2022年4月現在、0円で購入できる端末は「Rakuten Hand」のみです。
記事後半で、0円で端末を購入できるキャンペーンを紹介しているので、詳しくはそちらをご覧ください。
もちろん、機種変更しない方は、今使っているスマホを楽天モバイルでも引き続き利用すれば、端末を購入する必要はないので、契約時に端末代金が発生することはありません。
しかし、1つ注意が必要です。
楽天モバイルで現在使用しているスマホを引き続き使う場合は、楽天モバイルで動作確認されているスマホである必要があります。
動作確認されていないスマホを使うと、一部の機能が利用できない可能性があるので、事前に動作確認されている端末を確認しましょう。
楽天モバイルで動作確認されている端末は、楽天モバイル公式サイトで確認できます。
≪画像元:楽天モバイル≫
楽天モバイルを0円で運用する際は、データ使用量を1GB以内に調節できるかが鍵です。
そこでここでは、楽天モバイルを0円で運用する際に注意するポイントとして、データ使用量を調節する方法を解説します。
解説する方法を実行すれば、1GB以内に抑えられるので、0円運用したい方はぜひ参考にしてください。
まずは、データ使用量の上限を1GBに設定し、1GBを超えないようにしましょう。
Androidの設定方法は、次のとおりです。
手順1:「設定」を選択
手順2:「ネットワークとインターネット」に進む
手順3:「モバイルネットワーク」に進む
手順4:「データの警告と制限」に進む
手順5:「モバイルデータの警告と制限」に進む
手順6:「モバイルデータの使用サイクル」をタップし「1日」に設定する
手順7:「データの上限の設定」をオンにし「990MB」に設定する
機種やOSのバージョンによって、テキストなどが若干異なる場合はありますが、大きく上記の手順で進めれば、データ使用量の上限を1GBに設定できます。
iPhoneの場合は、残念ながらAndroidのようにデータ使用量の上限を設定する機能がありません。
なので、ポイント2や3を参考にしてください。
ポイント (1) で解説した上限を1GBに設定する方法で、1GB以上使用することはなくなりますが、1GBはすぐに消費してしまいます。
そこで、アプリの設定でデータ通信量を節約し、1GBでできることを最大限増やしておくと、1GB内でもSNSなどを楽しめるのでおすすめです。
アプリごとにデータ使用量を節約する方法は、アプリによって異なります。
ここでは、主なSNSのデータ使用量を節約する方法を解説するので、参考にしてみてください。
Twitterの場合
手順1:Twitterのアプリを開く
手順2:「設定」の「アクセシビリティ、表示、言語」をタップ
手順3:「データ利用の設定」をタップ
手順4:「データセーバー」をオンにする
Instagramの場合
手順1:Instagramのアプリを開く
手順2:「設定」をタップ
手順3:「アカウント」をタップ
手順4:「データ使用状況」をタップ
手順5:「モバイルデータを節約」をオンにする
TwitterやInstagramは、画像や写真が多く表示されるSNSなので、普通に使っているだけでデータ容量を大きく消費します。
楽天モバイルを0円で運用するためには、月1GB以内に納める必要があるので、設定でデータ容量の消費を節約しておきましょう。
アプリによっては、自動で更新される場合があるので、設定で自動更新の機能をオフにしておきましょう。
自動更新機能をオンにしていると、Wi-Fiにつながっていない場所でも勝手に更新するので、すぐに1GBを消費してしまいます。
そうならないためにも、アプリの設定で自動更新されないようにする必要があるのです。
アプリの自動更新をオフにする方法は、iPhoneとAndroidで異なります。
それぞれ次の手順でオフにしてみてください。
iPhone | 1.「設定」をタップ 2.「App Store」をタップ 3.「自動ダウンロード」をオフにする |
Android | 1.「Google Playストア」を開く 2.プロフィールのアイコンをタップ 3.「設定」をタップ 4.「ネットワーク設定」をタップ 5.「アプリの自動更新」を「Wi-Fi経由のみ」に設定する |
上記の手順で進めると、勝手にアプリが更新され、データ容量を消費せずに済みます。
また、上記と合わせて、次のバックグラウンド更新をオフにしておくと、さらに無駄なデータ容量の消費を防げるのでおすすめです。
iPhone | 1.「設定」を開く 2.「一般」をタップ 3.「Appのバックグラウンド更新」をタップ 4.「Appのバックグラウンド更新」をオフにする |
Android | 1.「設定」を開く 2.「アプリと通知」をタップ 3.更新したいアプリを選ぶ 4.「モバイルデータとWi-Fi」をタップ 5.「バックグラウンドデータ」をオフにする |
楽天モバイルを0円運用する際は、上記2つの設定をして、データ通信量を節約しましょう。
楽天モバイルを0円で運用する際は、「Rakuten Handキャンペーン」が最適です。
Rakuten Handキャンペーンを活用すると、通常端末代金1万2,980円のRakuten Handが、1万2,980円相当引きの実質0円で購入できます。
キャンペーンの適用条件は次のとおりです。
・ 初めて楽天モバイルを申し込む場合
・ 契約と同時にRakuten Handを購入する場合
2回線目の契約や以前契約した方には適用されないキャンペーンなので、注意してください。
また、割引の1万2,980円の内訳が、5,000ポイントの付与と7,980円の値引なので、最初に5,000円発生します。
後日、5,000ポイントが還元され、実質0円になるという仕組みを了承した上で、契約してみてください。
「端末代金はかかってもいいから、楽天モバイルの契約と同時に機種変更したい!」このような方もいますよね。
楽天モバイルではそんな方向けに、iPhone端末が実質最大3万5,000円割引になるキャンペーンや、対象のAndroid端末が実質最大3万円引きになるお得なキャンペーンなどを実施しています。
主要なキャンペーンは5月11日までの期間限定なので、気になる方は早めに活用しましょう。
楽天モバイルのキャンペーンに関しては、こちらの記事にまとめてあります。
楽天モバイルの申し込みはこちら↓↓
ここでは、楽天モバイルの0円運用についてよくある質問と、その回答をお伝えします。
0円運用に関して疑問や不安がある方は、解決できる可能性が高いので、1度目を通してください。
楽天モバイルの0円運用のデメリットは、次のとおりです。
楽天モバイルの0円運用のデメリット
・ Rakuten Linkの通話品質が悪い
・ データ使用量が気になる
・ 1GB以上使えない
楽天モバイルを0円で運用するには、通話料金無料のRakuten Linkを使用して通話する必要があるのですが、通話品質が悪いのがデメリットです。
しかし、悪いと言っても音声がぶつぶつ切れたり、つながらなかったりすることはないので、そこまで心配することではありません。
また、データ消費量を1GB以内に抑える必要もあります。
なので、日頃からどのくらいデータ容量を使ったのか気にしながら過ごさなくてはなりません。
データを1GBまでしか使用できないのもデメリットです。
ただ、普段からデータをあまり消費しない方であれば、消費量をそこまで気にする必要もありませんし、1GB以内でも十分過ごせるので、そのような方はデメリットに感じないでしょう。
楽天モバイルは、2回線目からデータ容量を消費しなくても月額1,078円かかるので、複数回線を契約した場合、2回線以降は0円運用できません。
契約する人が別であればいいので、家族1人1人が契約すれば0円で運用することは可能です。
同一人物が複数回線を契約する場合の2回線以降は、データ容量を使わなくても月額料金が発生すると認識しておきましょう。
できますが、次のような注意点があります。
・ SMSが使えない
・ 折り返し電話でもRakuten Linkで発信する必要がある
iPhoneでRakuten Linkを使用する場合は、SMSでの送受信ができないので、SMSを使わない方は0円運用が可能です。
また、相手から電話がかかってくる場合、iPhoneのデフォルトの通話アプリにかかってきますが、そのまま折り返してしまうと、通話料金が発生するので、Rakuten Linkから折り返す必要があります。
できます。解約金はありません。
楽天モバイルの0円運用が原因で、強制解約されることはありません。
しかし、楽天モバイルの規約には、「180日間使われていない回線は解除する」という旨のルールが定められているので、180日以上通信や通話をしないと強制解約されます。
とりあえず楽天モバイルを契約しておきたいと考えている方などは、注意が必要です。
普通に使っていれば、180日間通信や通話をしないことはほとんどないので、そこまで心配する必要はありません。
楽天モバイルをデュアルSIMで利用する際におすすめの組み合わせは、次のとおりです。
月額料金 | 特徴 | |
楽天モバイル+mineo | 1,265円〜 | mineoのパケット放題プラスと楽天モバイルのRakuten Linkでモバイル通信と通話が無制限 |
楽天モバイル+IIJmio | 440円〜 | 月3GBまでの通信であれば月額440円で利用可能 |
楽天モバイル+NUROモバイル | 627円〜 | 月3GBで792円から利用でき、キャッシュバックで20,000円もらえる |
※全て税込価格です。
他にも組み合わせられる格安SIMはありますが、特におすすめなのが上記の組み合わせです。
私自身、楽天モバイルとmineoを併用しています。
楽天モバイルのみを0円で運用すると、データ容量が1GBしか使用できませんが、mineoのオプションである「パケット放題プラス」を利用すれば、最大1.5Mbpsで通信し放題なので、かなり快適です。
今回は、楽天モバイルを0円で運用する条件や注意点、お得なキャンペーンをお伝えしてきました。
楽天モバイルを0円で運用する条件をもう一度お伝えすると、次のとおりです。
・条件1:月のデータ使用量を1GB以内に抑える
・条件2:通話はRakuten Linkを使用する
・条件3:0円で購入できる端末や手持ちの端末を使用する
楽天モバイルを0円で運用するには、月のデータ使用量を1GB以内におさめる必要があるので、Wi-Fi利用時以外で月に1GB以上消費する方には向いていません。
逆に、月のデータ消費量が1GB以内におさまる方や、動画を視聴するときは自宅のWi-Fiを使用する方などは、ストレスなく0円で運用できます。
条件を見て、自分でもできそうと思った方は、まずは楽天モバイルを申し込んでみてください。(執筆者:吉野 光祐)
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