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そうは言ってもpovoという聞き慣れないブランドに、抵抗を感じる方もいらっしゃるはずです。
まずはこのpovoがどのような回線なのかについて説明していきましょう。
スマホ回線のトレンドとして最近注目されているのが、回線キャリアがサブブランドとしてスタートさせた新サービスです。
従来の格安SIMは、キャリア以外の事業者がキャリアの回線を借りて提供していましたが、最近ではキャリアが直接格安SIMサービスを取り扱うようになりました。
その先鋒となったのがドコモのサブブランドである「ahamo」で、ソフトバンクもY!モバイルに力を入れています。
この流れで、auが提供しているのがこのpovoなのです。
そのためpovoはauが直接提供すると言っても良い自社の通信回線を利用しますから、つながりやスピードなどの信頼感は全く問題なく、その上格安料金でSIMが使えるわけですから、見逃すわけにはいきません。
ではこのpovoが格安SIMとしてお得に活躍するシーンとは、どのようなものなのでしょうか。
まずは今使っているメインの回線をそのままに、サブ回線が欲しいというケースでしょう。
今使っているモバイル回線のつながりが場所によって悪い時、必要に応じて安価に短期間だけ使えるpovoを利用するというのも賢い活用法です。
さらに電話番号をふたつ持ち、通話する相手によって使い分けたいという人にもおすすめです。
もちろんサブ回線としてだけではなく、メインにしてもお得に使えます。
Povoの最大の特徴は基本料がなく、「使いたいサービスだけを自分で選べる」という料金体系にあります。
一般的なSIM契約のプランは、例えば
といったやや複雑な条件となっています。
しかしpovoにはそのような条件はなく、使いたい機能だけを選択できるため、無駄な料金を支払わなくても良いのです。
povoの最もお得な特徴が、この
という料金です。
いわゆる「基本料金」というものがpovoにはないのです。
オンライで手続きさえしてしまえば、料金を払わずにSIMをゲットできます。
しかも0円の状態では全く使えないわけでもなく、低速モードながらデータ通信が利用可能となっています。
ただし180日以上にわたって次に説明する「トッピング」などを利用しないと、利用停止になってしまいます。
全くタダで使い続けることはできないわけですが、それは仕方ありません。
それでもトッピングには220円のコンテンツも用意されているため、これを利用すれば最小限のコストでpovo回線の継続利用が可能となります。
povoを実際に利用しようとするのであれば、トッピングの購入が不可欠となります。
トッピングとはデータ通信の容量や通話、あるいはさまざまなコンテンツのことを指し、必要な分だけ必要となるタイミングで購入します。
基本となるデータ通信は、例えば3GB分を30日の期限付きで購入する場合料金は990円となり、これは一般的な格安SIMと比較しても同等以下の価格設定となっています。
データ通信の容量のラインナップは、24時間データ使い放題となるトッピングが330円から用意されていて、メインとなる30日間で20GBというトッピングが2,700円となっています。
これを見ればわかるように、トッピング自体の料金はライバルとなる格安SIMと同レベルと言えるでしょう。
通話に関しては30秒あたり22円と、こちらもほぼ一般的な料金となっていて、必要であれば月額550円で5分以内かけ放題のトッピングも利用できます。
povoを最も有効に利用できるのが、この「eSIM」を使った方法です。
eSIMはこれまでのようなカード型のSIMを使わずに、ソフトウェアでSIMが使えるという仕組みのため、契約してすぐに開通させてSIMが使えるようになるものです。
もし今お持ちのスマホが2つのSIMが利用できるデュアルSIMで、このeSIMに対応しているのなら、オンラインでpovoを契約すれば現在使っているSIMはそのままに、povoの回線をすぐに追加できます。
契約してからSIMの発送・配達を待つ必要もなく、すぐに新しい回線が利用可能となるのもpovoの魅力の1つです。
povoは基本料無料で必要な分だけをオンラインで購入できる、今までにないタイプの格安SIMです。
使う時だけトッピングを購入し、使わない時には回線使用量が発生しないという特徴を活かして利用できるため、使い方によっては大幅な節約が可能となります。
もちろんトッピングの料金も他の格安SIMと同等のため、メインの回線として利用しても全く問題ありません。
ただし契約は原則的にスマホからアプリを使ってオンラインで行いますので、スマホに慣れていなかったり、苦手意識がある人はやや戸惑うこともあるかもしれません。
さらに回線がau回線を利用しているため、自分が今使っているスマホが利用できるかも、しっかりチェックする必要があります。
なによりまずお試しとして使うとしても、無料でSIMがゲットできますから、興味があるのならぜひ1度チェックしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:石神 里恵)
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