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まずは筆者愛用のPBを紹介します。
関西在住の筆者は、株式会社ライフコーポレーションの運営するスーパー「ライフ」と、株式会社コスモス薬品の運営する「ディスカウントドラッグコスモス」のPBがお気に入りです。
お気に入りの理由は、価格が安いのに国産品もあって品質に信頼が置けるからです。
ライフにもコスモスにもPBは複数ありますが、今回は「スマイルライフ」と「ON365」にしぼって比較していきます。
常備しておくと便利な乾物を中心に、それぞれの商品を比較してみました。
≪ライフのスマイルライフ≫
≪コスモスのON365≫
まずはカットわかめです。
商品情報は、スターセレクト/ON365の順に並べていきます。
価格:298円/198円
内容量:20g/12g
原産地:三陸産/国内産
製造:株式会社川秀(岩手県)/ヤマナカフーズ(三重県)
スターセレクトのカットわかめを製造している川秀は、刺身や干物、海藻類を扱っています。
公式サイトによると、水族館の怪獣向けの餌も販売しているそうです。
一方ヤマナカフーズは、わかめや昆布、ヒジキなどの海藻類の加工・販売しています。
関西のスーパーでは、よく見かけるメジャーなメーカーです。
どちらも甲乙つけがたいので、10gあたりの価格を比べてみましょう。
ライフ スターセレクト 149円
コスモス ON365 165円
カットわかめを安さで選ぶなら、スターセレクトとの結果が出ました。
≪ライフのスターセレクト≫
≪コスモスのON365≫
次は、はるさめを比較してみましょう。
スマイルライフからは緑豆はるさめ、ON365からは国産はるさめです。
価格:138円/98円
内容量:100g /120g
原産国:中国/北海道
製造:不明/販売:森井食品株式会社(奈良県)
スマイルライフのはるさめには、製造基準適合マークがついています。
これは、全国はるさめ工業協同組合の基準に従い、緑豆でんぷん100%で作られた商品に授けられるマークです。
ON365の国産はるさめは、北海道馬鈴薯100%で作られています。
販売している森井食品は、はるさめ業界のトップブランド「ひょうたん印」を扱っている会社です。
日本初の国産はるさめを製造した会社でもあります。
緑豆はるさめと国産はるさめではそれぞれに得意なメニューも異なりますが、せっかくなので100gあたりの価格も比べてみました。
スマイルライフ 138円
コスモス ON365 約81円
意外にも、国産はるさめのほうがお買い得でした。
次はすりごまを比較してみましょう。
価格:118円/98円
内容量:60g/70g
原産地:不明/不明
製造:みたけ食品工業株式会社(埼玉県)/カタギ食品株式会社(大阪府)
どちらも原産地の記載はなく「国内製造」とだけ明記されています。
スマイルライフのすりごまを製造しているみたけ食品工業は、米粉製品やきな粉なども取り扱っています。
一方カタギ食品は、ごま油を製造する「かどや製油株式会社」のグループ会社です。
それぞれ100gあたりの価格を計算してみると、次のようになりました。
スマイルライフ 196円
コスモス ON365 140円
すりごまはON365のほうが、50円以上安いということが分かりました。
いりごまも比較してみましょう。
価格:108円/98円
内容量:60g/80g
原産国:モザンビーク、ホンジュラス/不明
製造:株式会社マコト(東京都)/カタギ食品株式会社(大阪府)
スマイルライフでは、すりごまといりごまとで製造者が異なります。
株式会社マコトは、ごま製品専門メーカーです。
そして、ごまの原産国がついに判明しました。
日本のごまのほとんどはインドやミャンマー、中国からの輸入品ですが、スマイルライフのいりごまにはモザンビークやホンジュラスのものが使用されています。
いりごまも、100gあたりの価格を計算してみました。
スマイルライフ 180円
コスモス ON365 122円
やはりこちらも、ON365のほうが50円以上安いという結果になりました。
次はとろろ昆布です。
≪左:スマイルライフ、右:コスモスのON365≫
価格:178円/98円
内容量:32g/22g
原産地:国内(道南産がごめ昆布8%使用)/(国産昆布100%使用)
製造:株式会社朋昆(広島県)/大洋物産(兵庫県)
スマイルライフの商品は「根昆布入りとろろ昆布」という名称です。
製造している朋昆は、昆布食品のメーカーです。
公式サイトには「昆布を通じて食を追求するプロフェッショナル集団」と記載されています。
ON365の商品は「ふんわりとろけるとろろ昆布」です。
製造するのは淡路島の海藻食品加工メーカーで、だし昆布や乾燥わかめなども手掛けています。
100gあたりで換算してみましょう。
スマイルライフ 556円
ON365 445円
スマイルライフのほうが100円以上も高いのは、希少ながごめ昆布を使用しているからかもしれません。
PBはどこのも同じとの説もありますが、比べてみると異なる点が分かりました。
販売価格は似たようなものでも、100gあたりに換算すると大きく差が出る商品もありました。
とはいえ、安さ=コスパの高さではありません。
少量だけほしいものもあれば、産地にこだわりたいものもあるでしょう。
いろいろなPBを比べてみれば、自分にとってコスパの高い商品をその都度選べます。
この記事が、有意義な買い物の一助になれば幸いです。(執筆者:桧山 あい)
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