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大きな影響はほとんどありません。
LINE Payに限りませんが、QRコード決済には決済方法が次の通り2種類あります。
(1) は小規模な店舗で、(2) はチェーン店で主流の方法です。
(1) には、「PayPayのみ加盟」のお店も多くありますが、すでにそのお店でLINE Payは利用可能です(2021年8月より)。
PayPayのQRコードのみ用意しているお店において、LINE Payアプリでこれを読み取り、「PayPayで」と申し出ればOKです。
7月以降にLINE PayのQRコードが消滅しても、このルールは変わりません。
7月以降は、LINE Pay加盟店であった(1) の店舗でLINE Payで支払う場合、必ず「PayPayで」と言う必要があります。
もっとも当分、LINE Payと言っても店員がわかるので、大きなトラブルはないでしょう。
LINE Payが使えなくなるようなことはありません。
PayPayとLINE Payは、運営会社が同じソフトバンク・ヤフーグループであり、日本国内においては、サービスは徐々にPayPayに集約されていっています。
ただしLINE Payがなくなるわけではありません。次の分野では引き続き残る予定です。
通常のQRコード決済は、PayPayに統合されていくかもしれません。
今回のリリースを読む限り、当面は残るようです。
利用者側がLINEアプリでQRコードを提示し(あるいは読み取り)、店舗側はPayPayとして処理するイメージでしょう。
LINE Payは、長い間現金チャージが主流でした。
今でも、組み合わせるクレジットカードは次の通り限られています。
PayPayのように、組み合わせたカードで決済する仕組みとはやや異なり、LINE Payの場合は「チャージ&ペイ」です。
チャージではクレジットカードのポイントはたまらず、支払い時に0.5%付与されます。
三井住友カードの場合は、Vポイントです。
LINE Payクレカの場合、2022年4月30日まで、直接決済やPayPayとの組み合わせで還元率2.0%なのに、チャージ&ペイだと0.5%に過ぎず、あまりメリットがありません。
チャージ&ペイは、カード直接決済と還元率の変わらない(0.5%)、三井住友カードでこそ役立ちます。
三井住友カードとLINE Payの組み合わせによるチャージ&ペイのメリットは次の通りです。
独自性のあるサービスのため、しばらく残るのではないでしょうか。
LINE Payは、LINEアプリがあれば使えます(ウォレット)。
トークで日常使いしているアプリだけで支払えるのはメリットです。
キャッシュレス化が不十分のまま推移してきてしまいましたが、三井住友VISAカードユーザーにだけは使い勝手のいい決済です。
三井住友カードをPayPayにセットして使っている人も多いでしょう。メインはそちらでも、たまにはLINE Payも使ってみることをおすすめします。(執筆者:沼島 まさし)
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