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チャートを細かく見ていきましょう。
5日線は、1週間を通して上向き、株価も5日線の上を推移しています。
25日線も上向きに変化しました。5日線とGCとなり強さが見えます。
株価も25日線の上を推移し乖離を広げています。
75日線は横向きとなり、5日線がGCしてきました。
並び順は5日75日25日線の並び順で、上昇トレンドのはじまりとなりました。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線を金曜日にローソク足が触れました。
この200日線を明確に超えてきたときに、上昇トレンド入りとなるでしょう。
12月20日のネックラインと心理的節目の2万8,000円を超え、1月18日19日に開けた窓を埋めてきましたが、またしても2月10日14日に開けた窓を埋められず、この価格帯を一気に飛び超えてしまったことで、2月10日安値2万7575円と2月16日高値2万7486円の窓が最も意識されそうです。
直近では、3月15日16日の窓、3月16日17日の窓、3月18日22日、3月22日223日の窓、これら三空のような窓が開いている為、この窓は下値メドとして機能します。
トレンドラインとして、9月14日11月16日1月5日高値を結んだラインが上値抵抗線としてあり、直近の上値として意識されるところです。
基準線と転換線の並び順が入れ替わり、遅行線が株価を上に抜けて、そして株価も雲を上抜けて、いわゆる三役好転となり上昇サインとなりました。
基準線も転換線も遅行線も上向きで、とても強い上昇ですね。
この先は雲が下支えとなり、5月2日の雲のねじれまで、上昇の勢いが継続するのかに注目です。
久しぶりにTPラインが上向きになりました。
現在+2σに到達しているので、+2σ2万8,300円処と+1σ2万7,300円処での行ったり来たりの横ばいが考えられます。
買われすぎゾーンに到達して、ここから100に張り付く形で上昇を維持するのか、それとも下に降りてくるのかという場面です。
MACDは、ヒストグラムが好転したまま、まだピークアウトしていないため、上昇継続です。
MACDは0ラインを超えてきましたのでトレンド転換となります。
シグナルはまもなく0ラインに到達しそうな局面ですので、ここからは横ばいの展開が想定されます。
月の満ち欠けですが、次回4月1日が新月。4月17日が満月です。
2万8,000円に到達したことで、上昇の一服感もあり、ここからはもみ合いも考えられます。
いずれにしても年度末という事が意識される展開かと思います。
3月29日が権利付き最終日です。円安がどこまで進むのか、そして円安が私たちにどのように影響してくるのか考える1週間となりそうです。(執筆者:城 晶子)