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「おいしくない」「歯ごたえがなくて柔らかすぎる」「なんか酸っぱい気がする」などといった口コミもよく目にします。
そこで、今回は業務スーパーの水煮について、そのコスパや実際に食べた感想をご紹介します。
おいしく食べるための方法や開封後の保存法にも触れていますのでぜひ読んでみてください。
※文中の価格は全て税込みです。店舗によって商品の取り揃えや価格が異なることがあります。
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泥を落としてカットし、さらに水にさらしてあく抜きをして、と何かと手間のかかるゴボウですがこのゴボウの笹がき(水煮)はここまでの手間がすべて済ませてあります。
ざるで水を切ってさっと洗うだけですぐに調理に使うことができるため本当に便利です。
また、生のゴボウを買うと1本100~150gで150~200円ですが、こちらの商品は200gで92円です。
この「200g」というのは水煮の水を含まない固形部分、つまり可食部のみの重さなので、皮をむくことなどを考えればゴボウ2本分と考えても問題ないでしょう。
ゴボウ2本が100円以下なのは間違いなく安いです。
気になる味については、少しだけ酸味があり、ゴボウの香りは薄いです。
ただ、歯ごたえについては他店で買った水煮ゴボウと比べるとしっかりしていて、きちんと「ゴボウっぽさ」を感じることができます。
さすがに生野菜には及ばないものの、半額程度と考えれば十分納得のいく味でした。
なお、水煮ゴボウの酸味はph調整剤や酸化防止剤などによるものだと思われますが、一度茹でこぼしたり、しばらく新しい水にさらしたりしておくことでかなり抜けます。
気になる方はぜひお試しください。
たけのこというと水煮で売ってあることがほとんどですが、細切りのものはそれほど取り扱いが多くないように思います。
しかし丸ごと水煮の筍をきれいに無駄なく細切りにするのは至難の業です。
幅や長さをそろえた方が美しく、味も絡みやすいとわかっていても、あの円錐型の筍を長さや幅のそろった細切りにするのは簡単なことではありません。
例えばチンジャオロースを作りたい場合などは、最初から細切りにされた業務スーパーの「ほそ切りたけのこ」を使うと見た目も味も格段にアップするのでおすすめです。
チンジャオロースのほかにも春巻きやタイカレー、荒く刻んで炊き込みご飯など使い道も少なくはありません。
業務スーパーの「有機たけのこ水煮」(330g138円)と比べるとコスパは少し劣りますが、他店のたけのこの水煮が200gほどで400円近くすることを思えば十分安いです。
カット不要な手軽さを考えれば圧倒的なコスパです。
味も他のたけのこ水煮とほとんど変わらず、歯ごたえもしっかりしていておいしいです。
もし余ったときには水道水にひたして保存し、毎日水を変えれば1週間ほど持ちます。
1つ1つの料理にあまり多くは使わず、余りがちなたけのこの水煮ですが、カットタイプなら水に浸しやすいので、長期保存でも必要な分だけ使っていけます。
どこのスーパーでもよく見る大豆の水煮は、栄養豊富で、煮豆やトマト煮、カレーなど用途も多いので常備しているという方も多いかもしれません。
もともとそれほど値段が高いものではなくどこの店でも1パック100円ほどですが、業務スーパーではそれを大きく下回る70円です。
ここまで安いものは他では見たことがありません。
しかも業務スーパーの水煮商品の多くが中国産である中、こちらは国産でこの値段です。
業務スーパーの中国産製品の安全性が確かなものだとしても、やっぱりできたら国産がいいと感じる方も多いでしょうから国産で安い商品というのはありがたいです。
生野菜には及ばないものの、味もそこそこにおいしく、圧倒的なコスパを誇る業務スーパーの水煮野菜は、実は保存性にも優れています。
大豆は冷蔵保存ですが、ゴボウとたけのこは開封なら常温でも保存が可能で、賞味期限も約2か月と非常に長いです。
いつ買い物に行けなくなるかわからない今、ぜひ業務スーパーの水煮野菜を備えておいてはいかがでしょうか。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)
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