食材や日用品の買い出しで、無意識のうちに無駄なものを買ってしまうことがあります。

こういった出費は額が小さいです。

しかし、たとえ1回数百円でも月で見たら数千円になってしまうこともあり得ます。

この記事では、そんなちょっとした出費を防ぐためのお買い物の仕方5つのポイントをお伝えします。

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1. 買い物前に在庫の確認

すでにあるものから消費すれば出費は0円で済みます。

まずは何を持っているのか確認することが大切です。

筆者の場合、これをやると完全に存在を忘れていた冷凍食品やこんにゃく、竹の子水煮などが見つかります。

これらの特徴は長期保存可能なこと。

賞味期限が長いばっかりに料理する機会を逃し続けていた商品達は気づいた時が調理しどき、と今夜のおかずにねじ込むようにしています。

時には発掘した商品だけでその日の食事は作れることもあります。

買い物自体行かなくて済み、図らずも無買デーを作れることもあるでしょう。

買い物直前にするとバタバタしがちなので、前日の夜や夕食を作りながらやっておくのもおすすめです。

2. お買い物リストの作成

お買い物リストの作成はそれなりに手間なので省いてしまいがちです。

しかし、リストがあると、お店に入った時に必要なものだけに集中して買い物ができます。

裏を返せば、買わないものに気を取られないので、余計なものを買うことを防ぐことにつながります。

筆者はリストを作らないで行くと、特売品をカゴに入れてしまったり、何を作るのか見失って謎のものを買っていたり、本当に必要なものを忘れていたり散々な目に合うことが多々あります。

無駄遣い防止には必須アイテムです。

3. 1人で行く

どんなに自分を制しても他人のことはどうにもできません。

子供のコレ買って攻撃、夫のしれっと自分の欲しいものをカゴに入れとく作戦など、敵は身内の中にいます。

一人だと、集中してパパッと済ませられるので、時短にもつながりますし、コロナの感染対策にもなり、良いこと尽くしです。

4. 余計な売り場は通らない

ついつい買ってしまう特売品や新商品も目につかなければ買わずにすみます。

そこで、リストにあるものだけをそろえられるように、なるべく余計な通路は通らないように動くのです。

行き慣れたお店ならば可能ではないでしょうか。

お買い物リストを作った意味がここでも発揮されますので、最初の手間を惜しまないのが重要です。

5. レジ前では無になる

レジに並んでいる時間は結構暇です。

ぼーっとあたりを見回していると、うっかりいらないものを買ってしまったりします。

レジの前では心を無にして会計に集中しましょう。

ベストなのは並ばなくても良い時間に買いに行くことです。

自分自身に考える隙を与えないので、確実に無駄な買い物を防げます。

事実検証

上記のような目標を掲げていますが、人間、過ちはつきものです。

筆者も掟を破ってしまうことが時々あります。

ここでは筆者の失敗お買い物レシートを添削して、どれくらい損しているか確認していきます。

まず1枚目です。

無駄に買ったもの

・ キットカットキャラメルバナナ味 → 新作に飛びついた

・ マスカルポーネ、kiriクリームチーズ → チーズの特売でついで買い

・ タカナシクリーム・ココア → マスカルポーネの流れでティラミスを作りたくなった

買い物リストを作ってくれば立ち寄らなかったであろうお菓子売り場とチーズ売り場で新作や特売品に出会ってしまい合計1,718円(税抜)分、余分なものを買っていました。

2枚目です。

無駄に買ったもの

・カプリコーンの大袋、ロールケーキやポケモンパンなど → すべて次男の仕業

次男の保育園のお迎えの帰りに済ませた買い物です。

お菓子やパンをカゴに入れられてしまい、合計668円(税抜)…1人で行けば防げたはずの余分な出費をしてしまいました。

現在次男は魔のイヤイヤ期です。

ダメと言ったらもっとひどいことになりそうで、購入してしまいました。

しかもお兄ちゃん信者なので、きちんとお兄ちゃんの分まで購入するはめになりました。

自宅待機してもらうのが一番ですね。

3枚目です。

無駄に買ったもの

使うかも? と思って無目的で買ったアボカド

安いから買ってしまった冷凍餃子

レジに並んでいる時に子供が見つけてカゴにインしていたララクラッシュやお菓子類

アボカドは食べはしましたが、なくても大丈夫でした。

2枚目同様、お菓子類は子供を置いていけば済んだ話です。

合計1,000円以上余分な出費がありました。

この3枚のレシートの分だけでも3,500円(税抜)以上も防げたはずの出費があるという結果になりました。

年間3万円は節約できる

ご紹介した3枚のレシートは同一月のものです。

毎月このような買い方をすると年間3万は確実に無駄に使っているということです。

しかし逆に、3万円浮かせる可能性がある!という前向きな見方もできます。

忙しさにかまけて適当になってしまいがちな時もありますが「同じ過ちは犯さないぞ」と筆者も書きながら気合いが入りました。

この記事がみなさまの無駄遣い防止のお役に立つことを祈っております。(執筆者:田丸 可奈)

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情報提供元: マネーの達人
記事名:「 【食費節約】月3000円減らせる 無駄な出費を防ぐ5つの流儀