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【Tポイント】3月で終了するサービスを紹介 早めの「脱出」を
西友と楽天グループは、「楽天ポイント」を軸としたOMO戦略で協力します。
OMO(Online Merges with Offline)とは、ネットと実店舗を連動させた取り組みのことです。
ネットに強い楽天、豊富な店舗網を擁する西友、それぞれの強みを生かしつつ、互いの事業を強化します。
具体的には、
・ 西友への楽天ポイント本格導入
・ 西友アプリとネットスーパーの共通化
です。
高齢層が多い西友、若年層が多い楽天、それぞれの顧客を互いに誘導する狙いもあるでしょう。
新たに始まるサービスを、ここでは解説します。
まずは、4月26日より導入される「楽天ポイントカード」です。
西友オリジナルデザインの、楽天ポイントカードも無料で発行できます(3/12より募集開始)。
提示すると、200円(税別)ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まります。
貯まった楽天ポイントは、1ポイント = 1円として支払いに利用可能です(利用登録が必要)。
他サービスでもらった期間限定ポイントも使えます。
シンプルに楽天ポイントを貯めたい人におすすめです。
次は、4月26日より導入される「楽天ポイントカード付き楽天Edy」です。
西友オリジナルデザインの、楽天Edyも無料で発行できます(3/12より募集開始)。
ポイントカード提示でもらえるポイントに加え、支払いに利用すると、200円ごとに1ポイント貯まります。
気軽にキャッシュレスを利用したい人におすすめです。
店内のチャージ機を使えば、楽天Edyへの現金チャージもできます。
1,000円単位で1回につき2万5,000円までチャージ可能、残高上限は5万円です。
おつりは出ませんので、注意してください。
もちろん、インターネットを使えば、クレジットカードからのチャージもできます。
西友デザインの楽天カードは、4月1日より募集を開始します。
デザインが異なるだけで、機能は他の楽天カードと変わりありません。
楽天ポイントカード・楽天Edyも搭載されています。
ポイントカード提示でもらえるポイントに加え、クレジット払いに利用すると、100円ごとに1ポイント貯まります。
タッチ決済可能な店舗も少なくありません。
1枚でいろいろな機能が欲しい人、ポイントをザクザク貯めたい人におすすめです。
「楽天西友アプリ」は、4月26日にリリースされます。
これまであった「楽天西友ネットスーパーアプリ」が、パワーアップする形です。
ネット(楽天西友ネットスーパー)だけでなく、楽天ポイントカード・楽天Edy・楽天ペイ機能も搭載し、店舗でも利用できるアプリとなります。
ポイントカード提示でもらえるポイントに加え、楽天カードでチャージした楽天キャッシュを支払元に設定した楽天ペイで支払うと、最大1.5%還元されます。
ネットスーパーと実店舗を、ワンストップで利用したい人におすすめです。
今回新たに、楽天ポイントカード、楽天Edy、楽天カード西友デザイン、楽天西友アプリが導入されます。
しかし、既に導入されている楽天のサービスはたくさんあり、合わせればさらなる高還元も夢ではありません。
「Rakuten Pasha」とは、レシートを撮影して画像送信するだけで、楽天ポイントがもらえるサービスです。
西友で対象商品を購入し、そのレシートを撮影して画像送信します。
以前は、200万ポイント山分けキャンペーンも実施されました。
スマホ決済「楽天ペイ」で支払うと、0.5%分の楽天ポイントが貯まります。
設定した支払い元によって還元率が異なり、楽天カードでチャージした楽天キャッシュを支払い元に設定すると、1.5%還元です。
もちろん、楽天ポイントカードを提示すれば、別途ポイントをもらえます。
「楽天チェック」は、買い物をしなくてもチェックインするだけでポイントがもらえるサービスです。
アプリを起動させ、西友の指定箇所でチェックインボタンをタップすると、くじ引きにチャレンジできます。
1ポイント、3ポイント、5ポイント、10ポイント、50ポイント、100ポイントのいずれかが当たります。
新たに楽天グループのサービスが拡充される一方、既存のサービスがどうなるのか気になるところです。
気になるサービスの行方を紹介しましょう。
クレディセゾンとの提携解消に伴い、これまで実施されたセゾンカードでの5%引きは3月で終了します。
終了まで毎週開催されますが、毎週何曜日に開催されるかは店舗によって異なりますので、確認を忘れないでください。
西友アプリのスタンプカードも終了です。
1日1来店で、スタンプを1つ押してもらえ、スタンプを貯めて割引クーポンと交換できます。
アプリ限定のクーポンもあります。
スタンプの押印は3月20日、特典の割引クーポンは3月31日までの期限です。
西友公式アプリ自体が、自体楽天西友ネットスーパーとともに、楽天西友アプリに整理・統合されるのかもしれません。
一部店舗で利用可能なSEIYUショッピングカード、SEIYUマネーカードは継続されます。
以前は、SEIYUショッピングカードにセゾンカードからチャージできました。
問い合わせたところ、「現在はセゾンカードからのチャージはできない」とのことでした。
4月から、西友は本格的に「楽天経済圏」の仲間入りをします。
導入済みの楽天ペイ、楽天チェック、Rakuten Pashaなどを併用すれば、さらなる高還元も可能です。
4月から、新たに導入される楽天カード・楽天ポイント・楽天Edyでは、キャンペーンも予定されています。
楽天の準備をしつつ、ホームページや店舗で5%引きの開催日を確認して、最後のお得を堪能してください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野
達仁)
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