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どれも筆者が実際に使用して「これは大手メーカーの商品よりもコスパがいい」と感じたものです。
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親世代は「消しゴムは字が消えればいい」と考えがちです。
しかし最近の消しゴムは付加価値が高く「消えるだけ」の消しゴムでは物足りなさを感じます。
例えば、消しゴム自体に鉄の粉を混ぜて磁石で消したゴミを集められる消しゴム、角が多く常に角で消す感覚を味わえる消しゴムがあります。
中でも「富士山消しゴム」は、小中学生に人気です。
2色の消しゴムを組み合わせた商品で、使っていくと富士山の形になるアイデア文具です。
消しゴムは、すぐにどこかになくしてしまったり、手持無沙汰の時に手でちぎられておもちゃにされたりすることもある「浪費されやすい文房具」です。
「富士山消しゴム」は長く大切に使っていくうちに自分だけの富士山が完成します。
なくしたり、ちぎったりしないように大切に使えるコスパのいい消しゴムです。
しかし1個220円(税込み)と値段が高いです。
実は、ダイソーにも「富士山消しゴム」が売っています。
「そっくりさん」ではなく、本物の「富士山消しゴム」を製造しているプラス株式会社の商品です。
ただ、サイズが110円分と小さくなっています。
サイズは小さいけれど、ケースも2色の消しゴムの組み方も全く同じです。
使っていけばオリジナルの富士山になります。
実は、筆者も「富士山消しゴム」がずっと欲しかったのです。
しかし1個220円の消しゴムはぜい沢に感じ我慢していました。
ダイソーでみつけたとき「買える」と思いました。
サイズは小さいけれど富士山を作る楽しみは同じです。
「富士山消しゴム」は、小中学校で大人気です。
もしも「富士山消しゴムが欲しい」と言われて値段で迷っているようならば、ダイソーの小さな「富士山消しゴム」で大きな楽しみを買ってみてはいかがでしょうか。
筆者が中学生だったときには、学校のノートはリーズリーフでした。
テスト勉強や独自にまとめ資料をつくるときには、裏紙や安いらくがき帳を使ったものです。
しかし、筆者の子どもたちは、テスト勉強でもルーズリーフを使います。
大手メーカーのルーズリーフは50枚入りで253円(税込み)です。
≪左:ダイソー 右:大手≫
1枚あたり5円程度になります。筆者にとって1枚5円の紙は高級品であり、子どもたちが使うたびに「5円」と思ってしまうのです。
ある日、ダイソーで90枚入り110円のルーズリーフをみつけました。
とても安く見た目も大手メーカーのものと変わりませんが、やはり質が気になりました。
文房具は、値段だけでなく使い心地が重要です。
使いにくい文房具は、お金では買えない「やる気」を奪います。
90枚110円は、1枚あたり0.8円です。
大手メーカーの84%引きになります。
「質も84%引きかもしれない」と思いながら購入してみました。
すると、並べて比較すれば多少厚みとなめらかさが劣りますが、やる気を奪うほどのものではありません。
字の透け具合に差はありません。
ルーズリーフは、3年間使い続けると文房具費の中で大きな割合を占めます。
ダイソーのルーズリーフは、質を落とさず節約できる文房具のひとつでしょう。
筆者は「ふせん」を大量に使います。
仕事柄、本を読むときには必ず「ふせん」を手元に置き、気になったページや資料になる箇所には「ふせん」を貼ります。
以前は無印良品の「ふせん」を好んで使っていました。
100均にも「ふせん」が売っていることは知っていましたが、派手でデザイン性が高いものしかない印象を持っていたのです。
ところが、ダイソーの派手な「ふせん」の中に「強粘着ふせん」という商品をみつけました。
「強粘着ふせん」は、無印良品と同様に落ちついた色合いでサイズも同じです。
量はダイソーの方が100枚多く、ダイソーの圧勝でした。
「ふせん」は、粘着力が決め手です。
粘着力が弱いと剥がれてしまうし、強すぎると本に糊が残ります。
ダイソーの「強粘着ふせん」は、強粘着とは書いてあるけれど、「ほどよい粘着力」がある理想の「ふせん」です。
「ふせん」の使い方はアイデア次第です。
読書のときはもちろん、メモ代わりに使うこともできるし、目隠しシールとしてもできます。
新学期の新しい筆箱に「ふせん」をひとつ入れておくと、思わぬ時に役立つかもしれません。
少し前までの100均の文房具は「大容量で使えない」というイメージでした。
しかし最近は、大手メーカーの商品や勝るとも劣らないレベルの文房具が増えています。
物価上昇は今年も続きそうですが、いつでも110円のダイソーで楽しく得する文房具を探してみてはいかがでしょうか。(執筆者:クリエイティブな節約家 式部 順子)
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