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3/24以降、PayPayボーナス運用は以下のように変更されます。
PayPayボーナス運用に追加する時 → 1%の手数料
運用からPayPayボーナスに戻す時 → 手数料なし
PayPayボーナスを運用に追加する際、1%の手数料が引かれた金額が追加されます。
100円分のPayPayボーナスを追加した場合、実際に運用されるのは手数料1円が引かれた99円です。
反対に運用からPayPayボーナスに戻す時の手数料はかかりません。
1%は安いようにも思えますが、1万円分追加すれば手数料は100円となり、金額が大きくなるとなかなかの痛手になります。
追加時にかかる手数料の回避策が1つだけあります。
手数料は100円以上で発生するため、ギリギリ手数料がかからない99円ずつ何度かに分けて追加していくのです。
1万円分も99円ずつ101回に分けて追加すれば、手数料は0円です。
ただし金額が多い人はかなり手間がかかります。
気がついた時に少しずつ入金し、ストレスにならない程度に行ってみてください。
PayPayボーナスの使い方は
「支払いに使う」
「ボーナス運用に自動設定」
「貯める」
の3つのパターンから選べます。
この中で「ボーナス運用に自動設定」にしている人は要注意です。
99円以下なら良いのですが、100円以上のPayPayボーナスがもらえた場合、自動的に運用に追加されるため手数料が発生してしまいます。
PayPayは還元キャンペーンが多いため、100円以上の還元を受け取る機会は多くあります。
3/24以降は「貯める」に設定し、手動で99円ずつ運用に追加がおすすめです。
変更方法はPayPayアプリの「残高」を開き、金額が書かれている下辺りの「PayPayボーナス利用設定」を「貯める」にしておきましょう。
貯まったPayPayボーナスを運用に追加する時は、「支払いに使う」に変更してから行います。
追加した後は「貯める」に戻しておかないと、支払いに使われてしまうので注意してください。
PayPayボーナス以外のポイント運用に乗り換えや、PayPayボーナス運用に連動する銘柄を直接購入するのも一つの方法です。
PayPayボーナス運用は、コースごとに特定の銘柄の価格と連動しています。
コース名 | 銘柄 | 特徴 |
スタンダードコース | SPDR S&P500 ETF (SPY) | アメリカを代表する複数企業に分散して運用 |
チャレンジコース | DIREXION S&P 500 3X(SPXL) | アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下 |
テクノロジーコース | INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1(QQQ) | ナスダック市場で最も代表的な100企業に分散して投資 |
証券口座を開設し上記の銘柄を直接購入すれば、PayPayボーナス運用と同じ結果を得られます。
現金は不安なのでポイントで運用をしたい人は、dポイントや永久不滅ポイントなら似た銘柄に連動するコースがあります。
ポイント名 | コース名 | 連動する銘柄 |
dポイント投資 | 米国大型株 (THEO+ docomoに登録が必要) | iシェアーズ・コアS&P500 ETF |
永久不滅ポイント運用 | アメリカ株コース | iFree S&P500インデックス |
PayPayボーナス運用のチャレンジコースのように、3倍上下するものはありませんが、2つともアメリカ株のS&P500に連動するものです。
他のポイント運用に乗り換えられそうな人は、検討してみてください。
今現在PayPayボーナス運用は、コロナに加え世界情勢が不安定なため落ち気味が続いています。
ですがコロナ以前の運用成績はとても良く、多少の上下はあるものの安心して取り組めていました。
長期目線で考えれば、手数料が1%かかるからと言って今すぐ辞める必要はないでしょう。
ただし頻繁に出し入れする積極的な運用をしている人は要注意です。
特に今の不安定な時期では、手数料で損をしてしまう可能性が高くなります。
結論として、PayPayボーナス運用を続けたほうが良い人と辞めたほうがいい人はこのような人です。
【続けたほうが良い人】
・少額ずつコツコツと続ける人
・追加したら放置の人
・全額出し入れをあまりしない人
【やめたほうがいい人】
・全額出し入れすることが多い人
PayPayボーナス運用の手数料は改悪されましたが、悲観する必要はありません。
長期目線でコツコツと運用を続けてください。(執筆者:西本 衣里)
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