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小学1年生は2Bの鉛筆を用意します。
絶対に必要なものだからと自分で1ダース買って用意していましたが、小学2年生が終わろうとしている現在もまだ2ダース以上の鉛筆が使われずに残っています。
買った数以上に残っている理由は、いただく機会が多かったからです。
・ 卒園のお祝い
・ 入学のお祝い
・ 引っ越しするお友達からの餞別
などでいろいろな方からいただきました。
鉛筆や消しゴムは気軽に贈れる消耗品としてプレゼントに選ばれることが多いので、多めに買っておかなくても大丈夫です。
はじめに持って行く分(5~6本)があれば、十分です。
スーパーの文房具売り場や、ショッピングモールですぐに買えるので、足りなくなってきてから買い足すので間に合います。
また、ノートは学習の進み具合によって使うマス目が変わってきます。
こちらも必要になってから新しいものを買うようにしています。
小学生必須のアイテムとなった防犯ブザー。
私も張り切って準備していたのですが、入学式当日に学校で全員に支給されました。
地域によっても違いはあるようですが、支給されるところが多いようです。
PTAや交通安全協会、自治体などが新1年生のために準備をしてくれます。
同じ小学校に通っている知り合いがいたら、聞いてみてください。
万が一支給されなかったとしても、1年生の最初の頃は途中まで先生がついてきてくれたり、親が迎えにいったりするなど手厚い見守り体制で登下校します。
通い始めてから準備をしても遅くありません。
ランドセルをきれいな状態で使うためのランドセルカバーも豊富に売っていますが、新1年生は「こうつうあんぜん」と書かれた黄色いカバーがほとんどの地域で用意されています。
学校の入学説明会で「購入してください」と言われていなければ、買っておく必要はありません。
黄色いカバーは2年生になるころに外します。
このとき、ランドセルを傷や汚れから守るために自分で用意したランドセルカバーをつける子もいますが、わが家は使っていません。
多少の傷はついてもかまいませんし、雨の日はランドセルの隙間から水が入らないような雨具を使っているからです。
1年間のランドセルの使い方を見て、カバーが必要そうかどうか見極めてからで十分です。
入学前にランドセルや教科書を置くスペースを用意しておいた方がいいですが、わざわざランドセルラックを買う必要はありません。
今まで使っていた棚などを活用できるようなら、それで事足ります。
わが家では、おもちゃを収納していた棚(ニトリのカラーボックス)を組み替えて教科書を入れるスペースをつくり、ランドセルは棚の上に置くようにしました。
ランドセルを使う期間は6年間と期間が決まっています。
その後も形を変えて使える家具を活用すると、長い目で見てお得です。
学習机は小学校入学の時点で用意しなくても大丈夫です。
小学1年生の子どもは「宿題」そのものに慣れていません。
そのため、親がそばで見ながら取り組むことが多く、結局リビングやダイニングで宿題をやる家庭が多いからです。
バンダイが行った小学生の宿題に関する実態の調査があります。
それによると、小学生(1年生~6年生)の約7割が自宅のリビング・ダイニングで宿題をしているという結果になりました。
女子は小学校高学年になると自分の部屋で宿題をする傾向が出てきますが、それでも約67%の子どもがリビング・ダイニングで宿題をしています。
参照:バンダイ(pdf)
成長すると子どもの好みも変わりますし、学習机の必要が出てきてから買う方が満足のいく買い物になると思います。
目覚まし時計、水筒、折りたたみ傘、文房具など小学生になったら使いそうなこまごまとしたものは、焦って早めに買わないようにします。
なぜなら、幼稚園や保育園の保護者会から卒園記念品で贈られることがあるからです。
毎年同じものを贈る園や、その年ごとに役員さんが選ぶ園など違いはありますが、何かしらの記念品が用意されることがほとんどです。
どれもネットやイオンなどのショッピングモールですぐに買えるものなので、焦らず様子を見てから用意してください。
入学はお祝い事なので、小学校で使うものをいただく機会も増えます。
自分で用意しなくても間に合うものに関しては、買わずに様子をみるとよいです。
ランドセルラックや学習机などの家具は買うとなると大きな出費です。
あんふぁんWebが行ったアンケートによると、ランドセルラックの平均価格は約1万5,000円、学習机の平均価格は約7万円でした。
どちらも他のもので代用できますし、学習机も今はまだ必要ない場合が多いです。
文房具などの小物も家具などの大物も、必要になってから買うことを意識するとムダが減り節約につながります。(執筆者:福島 怜実)
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