- 週間ランキング
雇用保険の失業手当を早くもらう方法の「定番」、法改正で生まれた「新たな定番」
副業を始めると、ほぼ確実に今より忙しくなるのは避けられません。
とはいえ例えば休日にやることがなかったり、帰宅後の時間を有効に活用したかったりする場合もあるでしょう。
安易に稼ぎたい!と思って始めてしまうと、思わず本業へ支障が出る場合もあります。
ちなみに筆者は副業を始めた際、下記のような支障が出ました。
1. ほぼ休みがなくなった
2. 睡眠時間の確保が難しくなった
3. 副業が楽しくて本業のモチベーション低下
4. 定時帰宅で職場関係に問題が生じた
それぞれ筆者の体験談を元にご紹介していきます。
筆者が最初に始めたのは、ブログアフィリエイトとせどりです。
当時はブラック企業に務めていたこともあり、「このまま今の環境にいるのは良くない…!」と思っていました。
そのため少しでも空いた時間を活用しようと、同時進行で2つの副業を始めたのがキッカケです。
結果として、通勤時間はすべてせどりのリサーチに費やし、帰宅途中で実店舗をめぐり、帰宅後はアフィリエイト記事を書く…。
休日は朝から実店舗巡りとリサーチ、記事執筆に時間を取られています。
とはいえそのくらい作業を費やしていても、全く結果が出ませんでした。
あせりから時間をさらに費やしてしまい、休みは全くなくなっています。
ここまでする方はいなくとも、費やす時間がどうしても少なくなるのは否めません。
思ったより稼げないので、やはり時間を投下する必要が出るでしょう。
ある程度結果が出始めたとき、筆者は転職して別の企業へ勤めることとなりました。
新しい企業は副業ができることを考え、収入は下がるけど時間の確保がしやすい職場を選んでいます。
しかしその状態でも時間の確保が難しい状態となりました。
このときはすでに売上50万円をキープしていたため、この数字を下げたくなかったのです。
結果として費やす時間はさらに増えてしまい、睡眠時間も削るようになりました。
周囲でも副業をこなしている方は、納期の関係で寝ずに調整することもあると聞いています。
睡眠時間を削ってしまうと後々体調に影響が出てしまうため、注意が必要です。
副業である程度の結果が出てしまうと、本業のモチベーションが大きく下がります。
やりがいのある職場や、自分のやりたい職業であればそんなことは起きないかもしれません。
しかし筆者の場合は結果を出す意識が身につくと、本業の同僚がどうしても意識低いように思えてしまったのです。
「売上を出すためにここを改善すればいい」と提案しても、周りはのらりくらり稼げればいいという行動。
かといって頑張ったところで、副業のように数字は伸びません。
給料に反映されることもなかったです。
副業の場合は自分自身の創意工夫で、どんどん伸ばしていけます。
本業との温度差ができていったため、非常にモチベーションが低下していく要因となりました。
本業のモチベーションが低下すると、いつまでも長居するのは良くないと決断しました。
そこで定時帰宅を実施できるよう、業務を終わらせることに注力。
定時内で業務をすべて終わらせるよう調整が完了しました。
しかしいざ定時帰宅を実施していると、徐々に同僚から疑いの目を向けられるようになったのです。
「なぜみんな残業しているのに帰るのか」
「仲間意識がない」
後々聞いていると、上記のような感情から反感を買っていたことがわかりました。
ただ正直な話、残業後は皆のらりくらりと時間を潰しているだけだったのです。
楽に残業代が出るからと、業務の進捗効率は非常に悪くなっていました。
私はその時間が無駄でしたし、残業代を稼ぐよりも自分で稼いだほうが何倍も得られるものがあったのです。
結果としてはこの企業も辞める決断をして、より環境を整えられる職場へ転職しました。
1番失敗したなと思うのは、過労による心身への影響です。
失敗談の最後辺りは副業への時間をとくに多く割いていたため、睡眠時間も1日2~3時間でした。
徐々に通勤時間で動機と息切れが出始め、電車に乗るのが非常に苦痛な状態となっています。
診断は受けていませんが、おそらくパニック障害のような状態だったはずです。
その状態でも結果を出そうと考えていたものの、運良くお話をいただいて転職に至りました。
しかし動機と息切れはしばらく残り、3年ほどかけてようやく起こらなくなるほどにまで回復しています。
おそらくあのまま同じ環境で副業と本業を両立させようとしていたら、どこかで体を壊していたはずです。
今だからこそ気づけた部分かもしれません。
現在どこも異常はないですが、やはり体調管理は副業を行う上で最重要だと思いました。
筆者が副業を行う上でとにかく大事だと思ったのは、睡眠時間です。
ここを削りすぎるとかなり負担が出てしまいます。
最初は小さく始めて、結果が出るならどちらを大事にするか考えたほうが良いでしょう。
もちろん効率化を追求すれば、筆者のように自動化を進めて本業を超える収入を得ることも可能です。
現在ではほとんど睡眠時間を削る考えにならなくなったため、ぜひ寝ずに仕事をする考えは辞めたほうがいいなと思ったのでした。(執筆者:副業スペシャリスト 奥泉 望)
YouTubeで10万円稼ぐなら100万回再生 広告がつく最低条件と手順を知るのが第一歩
【副業】小説を書いて収入を得る マネタイズ可能な「4つの小説投稿サイト」紹介と注意点
「年収105万円から180万円」で「手取り」はどのくらい違ってくるの? 税金や社会保険料の負担について解説します。