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SDGsとは、安定してこの世界で暮らし続けるために、世界の環境問題や貧困・差別などの課題を解決していこうという取り組みです。
メディアでは政府や企業の活動が取り上げられるので、自分1人にできることはない思っている人も多いですが、1人ひとりが興味を持って行動することが重要です。
SDGsの目標の中には、責任を持った消費や環境問題への取り組みが掲げられています。
まずは身の回りの無駄をなくしていくだけでも、SDGsの達成に貢献できます。
食品を無駄にしないことは、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」につながります。
農林水産省の発表によると、日本では1年間に約612万トンもの食料が捨てられており、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量にあたるそうです。
まとめて買い過ぎないことや、買った食品は最後まで食べることを意識するだけでも食品ロスは減らせます。
また余ったおかずはリメイクして食べたり、皮や茎も捨てずに工夫して食べるようにすれば、社会に貢献できて食費も節約できます。
日本の電力は、化石燃料を使った火力発電が大半を占めています。
化石燃料を燃やすと大気中にCO2が排出され、温室効果が進んで地球が温暖化していきます。
電気を節約することは、SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」に役立ちます。
意識しているつもりでも、つい電気を消し忘れてしまうこともあります。
人感センサー付きのLEDやタイマー機能を使うことで、自動的に電気が消えるので無駄な電力を減らすことができます。
またエアコンとサーキュレーターを併用したり、冷蔵庫に食材を詰め過ぎないことも電気の節約につながります。
ガスを節約することは、電気同様SDGsの目標13につながり地球温暖化の改善に貢献します。
近年、蛇口のレバーを左右にひねる混合水栓が増えています。
混合水栓はレバーが1番右になっていれば使用しているのは水のみですが、少しでも真ん中に向いている時はお湯を使っています。
・ お湯を使う時以外はレバーは1番右にしておくか、
・ 使わない時はリモコンを電源オフにしておくこと
で、知らず知らずのうちに無駄なガスを使うことを防げます。
また圧力鍋や保温鍋を活用して余熱調理をすることで、ガスを節約することができます。
世界では水不足が深刻化しています。
また生活で使用している水は浄水場で作られ、使用済みの水は下水処理場で処理されているので大量の電力が使われています。
節水することは電気の節約にもつながります。
シャワーヘッドの交換や、こまめに水を止めるように意識するだけでも節水できます。
またお風呂の残り湯を洗濯や洗車で使ったり、野菜や米を洗った水で植木に水やりするなど、水の再利用を心掛けることも大切です。
紙の原料は木材なので、紙を節約することは新たな森林伐採を減らし、SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」にもつながります。
・ トイレットペーパーをシングルに変えたり、
・ 裏紙はメモ帳か掃除に再利用する
だけでも、紙の使用量を減らすことができます。
またオンラインで管理できるものは印刷を控えることも、紙の節約になります。
プラスチックごみによる海洋汚染問題が深刻化しています。
エコバックやマイボトルを利用することでプラスチックごみの削減につながり、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に貢献できます。
他にも環境に配慮した製品やサービスを利用したり、使用しなくなったものを寄付するなど私たちにできることはたくさんあります。
1人の行動が社会をがらりと変えることは難しくても、多くの人が意識をして行動することが環境に大きな影響を与えます。
小さな節約は面倒になって長続きしないことも多いですが、自分たちの行動が子供たちの未来を変えるという意識を持つと普段の行動が変わってきます。
ひとつひとつは簡単なことなので、SDGsを意識しながら家計の節約にもつながる行動を始めてみましょう。(執筆者:川井 奈央)
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