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VT連動型の投資信託「SBI VT」誕生 「楽天VT」とコスト比較、乗り換えの必要はあるかを解説
「投資を続けること」を実践するために重要なのが、信頼できるファンドに投資することです。
自身が投資しているファンドに不安が残れば長期的に投資を続けることは難しくなってしまいます。
長きに渡って投資を続けるためにもファンド選定はとても大切です。
今回はつみたてNISAにおすすめの優良ファンドについて解説し、どの指数に連動するか毎に2つのファンドを紹介しています。
これは証券会社によって投資できるファンドが異なるためです。
どちらのファンドを選定していただいても問題ありませんのでそこはご安心ください。
既につみたてNISAを始めている方だけでなく、これから始めようと考えている方も活用ください。
どのファンドに投資するべきかを解説する前提として、そのメインはやっぱり米国株になります。
• 世界最強の経済大国
• 先進国の中でも人口増加国
• イノベーションの発信地
米国に投資するべき理由を挙げれば枚挙にいとまがありません。
一時的には下落しているとしても、これまで過去の流れを見ると高値を更新し続けている事実は誰にも否定できません。
この流れが大きく変わることが無い限りはこれからも米国を中心としたポートフォリオが鉄則となるでしょう。
これから紹介させていただくファンドについても例外なく米国株はその投資先のメインとなっております。
米国株以外に投資するファンドも世の中にはたくさんありますが、それらはあくまでもサブ的役割と考えておく方が良いと思います。
経済的にも政治的にも一番安心なのが米国です。
長期投資に米国株は切っても切り離せません。
つみたてNISAおすすめファンドの1つ目が米国の大企業トップ500社に投資できる指数、S&P500に連動する投資信託です。
一番大きな国のトップ企業に投資できるということもあって過去も現在も大人気です。
値動きも大きくなりますが、その分将来的なリターンの期待値も大きいものとなります。
(1) SBI・V•S&P500インデックスファンド
(2) eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
この2ファンドがS&P500に連動する投資信託としておすすめです。
米国のトップ企業に投資することから、世界の最先端に投資しているイメージを持つことができるのが特徴です。
この後に紹介する他ファンドと比較すると投資対象が限られています。
それでも500社に投資しているので十分分散されているとはいえ、ボラティリティ(値動きの幅)も大きくなりますので、そこは注意が必要です。
S&P500採用銘柄のみに投資することになるので、
• 現在成長性の低い企業にわざわざ投資したくない
• 不安定な中小企業に投資したくない
• 余分な銘柄を排除して期待値の高い中心銘柄にだけ投資したい
といった方は上記2ファンドがメインの投資先となるでしょう。
こちらは先ほどのS&P500よりもさらに分散を効かせて米国企業全体に投資するファンドです。
大企業だけでなく中小企業も含んだ内容となりますので、これから誕生するかもしれない新たなイノベーション企業にも投資することが可能です。
• 米国に投資したいがより広範囲に分散させたい
• 中小企業からも世界をリードする企業が誕生するかもしれない
• S&P500に採用されない銘柄にも投資したい
どの企業が先導するかはわからないが、これからも米国が強い時代が続いていくと考えている方にとってはまさにうってつけの投資対象でしょう。
(3) SBI•V•全米株式インデックスファンド(通称SBI•VTI)
(4) 楽天•全米株式インデックスファンド(通称楽天•VTI)
この2ファンドが全米株式のおすすめファンドとなります。
最後が全世界へ丸ごと投資する全世界株式ファンドです。
• これからも米国が世界を牽引するかもしれないし、しないかもしれない
• 米国だけに投資するのは危険な気もする
• どの国が世界の中心になっても対応できる投資先が欲しい
そんな方にとってメインの投資先となるのがこの全世界株式ファンドだと思います。
現在ではどの全世界株式ファンドでも米国が投資先の中心になっていますが、それは現時点で米国の時価総額が1番大きいからです。
この順位が変わってくると、それに応じて投資先も変更されるのが最大のメリットです。
まさしく「負けない投資」を実践することができるファンドです。
(5) SBI•V•全世界株式インデックスファンド(通称SBI•VT)
(6) 楽天•全世界株式インデックスファンド(通称楽天•VT)
全世界に投資するならこの2ファンドがおすすめとなります。
保有ファンドを売却する必要はありません。これから始める、または新しい投資先を探しているなら上記がおススメです。
どれも人気ファンドなので聞いたことあると思います。
既に上記ファンドに投資をされている方は安心して継続していただければと思います。
結局長い目で見れば王道の指数連動型インデックスファンドが安心です。
他にも様々なファンドがありますが、流行り廃りがあります。
多くの方が「長期投資」の目的でつみたてNISAを始めたことと思います。
長期で投資するなら安心感は必須です。
安心してずっと継続するためにも流行りではなく、王道のファンドを選択することをおすすめします。
また、上記以外のファンドに投資している場合でも、現在のファンドを売却して乗り換えることはおすすめしません。
つみたてNISAで投資した非課税枠は売却しても復活しません。
売却するのではなく、投資先を変更するだけにしておく方が無難です。
こんな相場の今だからこそ、信頼できる投資先の再選定に時間をかけるのも有効な選択肢の1つです。(執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光)
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