- 週間ランキング
シングルマザーの貯金計画 「年間140万」貯める口座の利用法紹介
昔と比較するとディーラー系ローンも金利が大幅に下がり、車も買いやすくなりました。
ディーラーによっても金利は違いますが、目安として昔からある「車の金額を分割で支払っていくタイプ」のフルローン(ディーラー系ローン)だと3~6%です。
残価設定型ローンや残価保証型ローンの金利は2~5%、銀行のマイカーローンなら1%台~あるので、まずは金利を確認してからローンを組むことをおすすめします。
半導体が不足しているため「早く契約しないと納期が…」と焦って契約してしまいそうになりますが、金額が大きいので1%違っても支払額が変わるので注意してください。
車のお得な乗り方は人それぞれで、いくらローンの利息が安いと言っても、手元に現金がある人なら、利息を支払うよりも当然、現金で購入するほうがお得と言えます。
最近は金利が下がったこともありフルローンや残価設定型ローンで契約をすると、特典が付いたり割引してもらえたりするといった話が出るケースも少なくありません。
そんなときは、ローンの金利と比較して考えてみてください。
結局は、ローンの金利を支払うよりも現金で支払ったほうが得なケースがほとんどです。
3~5年後に車の乗り換えを考えている人や手持ちの現金が少ない人におすすめなのが、「残クレ」と呼ばれる残価設定型ローンです。
また最近では、リース契約なのに7年乗れば車がもらえるホンダの「楽まる」なども話題となっています。
よく耳にする残価設定型ローンですが、よくわからないという人も多いようです。
ここでは、残価設定型ローンについて簡単にみていきましょう。
残価設定型ローンとは、たとえば5年で支払う残価設定型ローンを組んで車を買う場合、5年後の車の価値を予想して、その予想金額を5年後の支払い金額に設定(残価)しておくローンのことです。
残価として設定できる金額は5年だと35%ぐらいで、150万の車だと約52万5,000円。
5年払いの残価設定型ローンで150万の車を買ったとして、その車の5年後の残価が52万円だとして、頭金も利息もナシで計算してみます。
5年後に支払う金額を50万に設定することで、最終支払に到達するまでは100万円のみ支払えばいいことになるため、月々の支払負担が少なくなるのです。
フルローンで頭金も金利もナシとして150万でフルローンを組んで5年で完済する場合、5年で月々支払うと60回になるため、月々2万5,000円の支払いとなります。
けれど、60回目に50万円を支払う残価設定型の場合、59回で残りの100万を支払うことになるので、月々1万7,000円ほどで購入できる計算になるのです。
150万の車で頭金・金利ナシの場合でも月々の支払に8,000円ほどの差が出ます。
車が高額になると月々の支払も多くなるため、残価設定型ローンを契約したほうが月々は支払いやすくなるのです。
ただし、残価設定型ローンの契約満了時に車を乗り続ける場合は、残っている金額を支払う必要があります。
また、車にキズや凹みができるなど残価の価値が下がった場合には、売却金額が下がったり乗り換えるときの下取り価格が下がったりするので注意してください。
フルローンを短期間で契約した場合、毎月の支払が高額になってしまいます。
けれど残価設定型ローンの場合は、残価という名目で一定の買取金額が設定されているため、残価設定分を差し引いた金額で新車に乗り換えることができるのです。
また、車も返却するだけなので煩わしさもありません。
ローンの支払いが最終回になったときは、下記の3パターンから選ぶことになります。
・ 乗り換える
・ 残っている金額を支払って乗り続ける
・ 売却する
車を乗り換える場合、残価設定した金額が「下取り金額」のようなイメージになり、残価を差し引いた金額で新車に乗り換えることができます。
交通事故に遭って車を修理した場合、修復歴が付いてしまうことになるのです。
そうなれば、残価設定型ローンの契約時に予想して設定した残価よりも低い価値になってしまい、乗り換えや売却するときに持ち出しのお金が必要になります。
大きな事故で廃車になってしまった場合には、事故で降りた保険金などで一括支払いをすることになるので注意が必要です。
ここではライフスタイル別に、お得な車の乗り方について紹介します。
手元に現金があるなら、利息もリスクもない現金購入がいちばんお得です。
ただ、それほど多くの現金が手元にある人は少ないでしょうし、やはり多少の現金は手元に置いておかないと何かあったときに困ります。
「車にはとくにこだわらない」という人におすすめの買い方と言えるでしょう。
車もなかなか高額なものが多いです。
月々の走行距離が少なくデザインやブランドなど車にこだわる人で、「新車に乗りたい」という人は残価設定型ローンやリースがおすすめです。
ただし、月々1,000~1,500キロ以内の走行距離など、残価設定型ローンやリースを組むための条件があるので、よく説明を聞いてから契約することをおすすめまします。
走行距離や条件もディーラーによって違うので、検討する車がブランドごとに違う場合は、その都度確認してください。
また、記事中で触れているように傷や凹み、廃車になったときなど残価の価値が下がったときのことも考慮しておく必要があります。
「月々の支払が高額でもOK。2~3年で全額返済できる」など、短期で返済可能な人は、残価設定型ローンよりも金利が安くなるケースが多いです。
金利をよく計算して、お得な買い方で購入してください。
車のローンは昔に比べて金利が驚くほど安くなっていて、購入方法の幅も広がっていますが、そのぶん注意も必要です。
「金利が安い」や「安く新車に乗れる」といったメリットだけでなく、キズや凹みができたときや走行距離の制限などデメリットや注意点があることも考慮して検討してください。(執筆者:山内 良子)
ゆうちょ改悪の救世主 「硬貨100枚」のATM預け入れ手数料無料のメガバンク4つ
イオン銀行年利2% わずか3か月でも最大利息は7000円以上「イオンカードセレクトへお切替えのお客さま限定 特別金利定期預金」キャンペーン
10年分の小銭貯金にリスクあり わが家が消化できた方法2つと他の有効な使い道5つ