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※記事中に記した金額はすべて税込金額です。
ワイモバイルは、毎月のかけ放題料金が通常(1,870円)より770円安くなる「60歳以上ずーっと割引キャンペーンを行っています。
「60歳以上ずーっと割引キャンペーン」の適用条件は以下の通りです。
≪画像元:ワイモバイル(pdf)≫
以上の適用条件を満たしていれば、よく通話する人にはお得感が高いシニア割です。
シニア割適用前と適用後の基本料金(データ通信料含む)と、24時間かけ放題の通話料の合計額(下表では「基本料金+通話料」と表記)を比較すると次のようになります。
シンプルS(3GB) 基本料金2,178円 +通話料 | シンプルM(15GB) 基本料金3,278円 +通話料 | シンプルL(25GB) 基本料金4,158円 +通話料 | |
適用前 (通話料1,870円) | 4,048円 | 5,148円 | 6,028円 |
適用後 (通話料1,100円) | 3,278円 | 4,378円 | 5,258円 |
シニア割適用後の「基本料金(データ通信料含む)+24時間かけ放題料金」は、適用前より年間9,240円安くなるので結構お得です。
次に「60歳以上ずーっと割引キャンペーン」の注意点を挙げます。
終了後はキャンペーン適用前の料金が請求されます。
国際電話や「0570」「0180」など、割引適用外の電話番号があります。
オンラインストアで契約すると事務手数料が無料となります。
同じくかけ放題の料金が安いシニア割・「60歳以上通話割」を用意しているのがUQモバイルです。
24時間かけ放題料金が770円なので、ワイモバイルよりもお得感があります。
また、「60歳以上通話割」はUQのメールサービス(220円/月)が無料になる点でもお得になっています。
「60歳以上通話割」の適用条件は以下の通りです。
≪画像元:UQモバイル≫
「60歳以上通話割」の「基本料金(データ通信料含む)+通話料金」も適用前後で比較しましょう。
くりこしプランS+5G(3GB) 基本料金1,628円 +通話料) | くりこしプランS+5G (15GB) 基本料金2,728円 +通話料 | くりこしプランS+5G(25GB) 基本料金3,828円 +通話料) | |
適用前 (通話料1,870円) | 3,498円 | 4,598円 | 5,698円 |
適用後 (通話料770円) | 2,398円 | 3,498円 | 4,598円 |
こちらはワイモバイルより「基本料金+通話料金」が安くなります。
また、シニア割適用前との比較だと、年間1万3,200円も携帯料金を節約できます。
「60歳以上通話割」にも注意すべき点があります。
「くりこしプランS+5G」以外のUQモバイルのプランを契約している場合、「くりこしプランS+5G」への契約変更時にSIMカードの切り替えが必要となります。
契約時に事務手数料(3,300円)等がかかります。
・ サービスの変更や停止の可能性がある
・ 割引適用外の電話番号がある
以上の2点はワイモバイルと同じ内容です。
イオンモバイルには基本料金のシニア割・「やさしいプラン」(60歳以上対象)があります。
「やさしいプラン」の適用条件は「契約者本人が60歳以上」であることです。
「やさしいプラン」には3つの料金プランがあります。
電話とネットを使う個人向けのプランです。
基本料金/月
mini 200MBまで | S 3GBまで | M 6GBまで | L 8GBまで |
748円 | 780円 | 1,188円 | 1,408円 |
※miniのみ未使用データの翌月繰越なし
月額定額料金はL(8GB)でも1,500円未満の安さです。
同様のサービス内容で60歳未満対象の「さいてきプラン(8GB・1,628円)」より220円料金が安くなります。
通話料金(従量制)
11円/30秒
通常の従量制通話料金(22円/30秒)の半額ですが、60歳未満の音声プランと同じ料金です。
電話とネットを使う夫婦向けプランです。
月額基本料金
M 1人3GBまで | L 1人4GBまで |
1,738円 | 1,958円 |
いずれも1人あたりの基本料金は1,000円未満で非常に格安です。
通話料金(従量制)
11円/30円
こちらも通常の従量制通話料金の半額で、60歳未満向け音声プランと同額です。
ネットのみ利用する個人向けの超格安プランで、未使用データの翌月繰越も可能です。
月額基本料金
S 3GBまで | M 6GBまで | L 8GBまで |
638円 | 968円 | 1,188円 |
ただし、このプランで契約したスマホでは一切通話ができないため、通話用のスマホがもう一台必要です。
参照:イオンモバイル
「やさしいプラン」は通話料が従量制となるため、通話時間が長い月は高額の通話料が発生する恐れがあるので注意が必要です。
その場合は利用状況に応じて「やさしい10分かけ放題(シニア割プラン・935円/月)」または「フルかけ放題プラン(全年代対象・1,650円/月)を追加するのがおすすめです。
たとえば、「やさしい音声プラン」に以上のかけ放題プランを追加した場合、「基本料金(データ通信料含む)+通話料金」は以下のようになります。
mini | S | M | L | |
やさしい10分かけ放題 | 1,683円 | 1,715円 | 2,123円 | 2,343円 |
フルかけ放題 | 2,398円 | 2,430円 | 2,838円 | 3,058円 |
「やさしいプラン」はデータ使用量の上限が8GBに抑えられる分基本料金が安いです。
そのため、かけ放題プランを追加しても合計の料金はかなり安くなっています。
なお、イオン電話は契約時にNTT、auいずれかの回線を選びますが、au回線を選んだ場合は「イオンでんわアプリ」で通話しないと通話料金が従量制(11円/30秒)になる点にも注意が必要です。
シニア割を格安スマホ選びの判断材料にする場合、シニア割の適用で1か月の「基本料金(データ通信料含む)+通話料」がいくらになるかを必ずチェックしましょう。
それによって、より自分の利用状況に適したシニア割を選ぶことができ、毎月の携帯電話料金を上手に節約できるでしょう。(執筆者:元銀行員 大岩 楓)
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