【メルカリ VS ラクマ VS PayPayフリマ】結局どれがお得かそれぞれのメリット・デメリットを検証
使わないものを捨てるのではなくフリマアプリで売れば、思わぬ副収入が手に入ります。
現在フリマアプリには、テレビコマーシャルでもお馴染みのメルカリの他、楽天グループのラクマ、そして新たにPayPayグループのPayPayフリマがサービスをスタート。
では、この3つのフリマサービスは、いらないものを処分する際に、それぞれどんなお得なメリットがあるのでしょう。
さらに、出品する時にはどんな状況の時、どこに出せばよりお得なのでしょうか。
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メルカリを使うメリット
ではまず、フリマアプリのメルカリを使うメリットから見ていきましょう。
なんといってもやはりフリマアプリで一番人気なのがメルカリです。
そのため利用しているユーザー数や取引数はトップクラスといってもよく、筆者の体感的にも「素早く」「確実に」売りたいのなら、まずはメルカリを使うというのが基本となっています。
メルカリ便を使うと送料がお得
しかしその一方、メルカリは手数料がほかのフリマアプリよりも高いというのは事実で、手数料が10%もかかってしまうのがメルカリのデメリットの一つと言っても良いでしょう。
とはいえ実はトータルで考えると、最終的な販売利益はメルカリの方が安くなるケースもあるのです。
なぜならメルカリが提供する配送サービスの送料は、ほかのサービスと比較して安く設定されているから。
例えばいわゆる小型の専用ボックスを使う「宅配便コンパクト」の場合、メルカリの「らくらくメルカリ便」の送料は全国一律380円です。
これに対してラクマで利用するかんたんラクマパックは全国一律530円で、その差は230円となっています。
低価格の商品の場合ラクマとメルカリの手数料の差がこの金額の範囲内であれば、メルカリの方が利益が大きくなるのです。
中〜大型サイズもメルカリ便の方が安く設定されていますので、送料を含めてどっちがお得になるかを計算してみてください。
ラクマを使うメリット
続いてメルカリと同様、フリマアプリとして知名度のあるラクマにはどんなメリットがあるのかを見ていきます。
ラクマのメリットはメルカリと比較して販売手数料が安いという点にあります。
具体的には、メルカリの手数料は10%。
これに対してラクマの手数料は6%です。
わかりやすく計算してみると、2,000円のものを売った場合、メルカリは200円の手数料がかかり、ラクマは120円となるため、その差は80円となります。
さらに高額の商品で計算すれば、3万円の商品の場合メルカリは3,000円。
ラクマは1,800円で、1,200円ラクマの方がお得です。
振り込みスピードが早い
ラクマのメリットの一つには、売上金を自分の銀行口座位に振り込む際のスピードの速さがあげられます。
特に楽天銀行に口座を持っている場合、朝9時までに振り込み申請をすれば当日中に着金するというスピードは、早く現金が欲しい場合にはありがたいものとなるはずです。
さらに楽天銀行への振り込みが1万円以上の場合、手数料が0円とお得となります。
ちなみにメルカリの場合は基本となる手数料が200円。
さらに、ゆうちょ銀行の場合「お急ぎ振込」で最短翌日に振り込んでもらうためにはプラス200円が必要となります。
PayPayフリマを使うメリット
フリマアプリとして一番新参となるのがこのPayPayフリマです。
まだ少し知名度に欠けるサービスですが、実はこのPayPayフリマならではの魅力があります。
PayPayフリマを使う最も大きなメリットは、今回ご紹介した3つのサービスの中でも一番販売手数料が安いことにあります。
ただしラクマとの差は1%に過ぎないため、そこまで大きなメリットになるわけではありません。
ヤフオクと同時に出品できる
PayPayフリマをお得に使うための最大のポイントが、このヤフオクと同時に出品できる機能でしょう。
フリマアプリとしては一歩出遅れてしまった感もあるPayPayフリマですが、オークションサイトとして最大級のスケールを誇るヤフオクは、実質的にはメルカリと勢力を二分する大きなマーケットを持っています。
そんなヤフオクには、出品時にPayPayフリマにも自動的に同時出品できる機能が用意されているため、もしオークション形式ではなく定額で出品するのであれば、PayPayフリマにも出品しておけば、売れる可能性が大きく高まるはず。
このようにサブ的に販売の場を広げるという意味では、このPayPayフリマを使ってより売れやすくなるわけです。
それぞれに一長一短ありますが、ご自身に合った方法をみつけて使い分けましょう。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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