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【ふるさと納税】コストコメンバーシップ年会費4840円が「自己負担額810円」相当に 節約家主婦の体験談
正式名称は「コストコ・ホールセール」。
アメリカを皮切りに、東アジア、ヨーロッパなどに進出した大型スーパーです。
特徴はなんと言っても商品が1つ1つ、大きい・多い・安い・珍しい!といった展開方法です。
商品も店内も大きく広いので、ぐるっと見て周るだけでも時間がかかるほどです。
種別 | 年会費 | 還元率 |
【個人】エグゼクティブ・ゴールドスター | 9,900円 | 2%(一部商品除く) |
【個人】ゴールドスター | 4,840円 | 0% |
【法人】ビジネス | 4,235円 | 0% |
コストコには3種類の会員制度があり、エグゼクティブ・ゴールドスター会員になれば2%のリワード = ポイントバック還元を受けられます。
また、いずれの会員も「コストコグローバルカード(Mastercard)」を契約すれば、さらに1.5%の還元(コストコ以外では1.0%)を受けられます。
エグゼクティブ・ゴールドスターとゴールドスターの年会費差額は5,060円。
これを2%の還元で補うと考えるとコストコでの購入金額は、約25万3,000円/年間 = 約2万1,100円/月
ということになります。
一見すると高額に見えますが、エグゼクティブ・ゴールドスターだけの割引が年4回以上あったり、大量に買えば達成が可能となる仕組みになっています。
1家族だけで購入するのではなく、代表して購入した家族が親族や友人とシェアするなんて話もあるようです。
ただし、還元されたリワードはコストコでのみ利用可能、かつ、その年の12月31日までが有効期限という点をご注意ください。
お得な入会月を考えるにあたり、コストコの会員システムのメリットと仕組みを知っておきましょう。
公式サイトの説明によると、コストコエグゼクティブ・ゴールドスターに入会した日からその年の12月31日までが、還元対象となる購入金額の合算期間です。
翌年1月1日からは次の年のカウントが始まるため、入会1年目の還元を多く受けるためには、2月になってすぐの入会が必要なのです。
「それならできるだけ早く、1月中に入会した方が良いのでは?」と疑問に思うかもしれませんが、コストコの会員制度は「月」を単位にしているため、1月末に入会すると更新月は1月となってしまいます。
後述しますが、2月に更新月を迎えるメリットが大きいため、2月に入ってから入会する必要があります。
もちろん2月を過ぎてからの入会でも構いませんし、翌年1月以降の買い物も翌年の還元対象となるため無駄はありません。
そしてもう1点押さえておきたい点は、リワードは支払いの都度還元されるのではなく、毎年2月に前年分のたまったリワードを一括還元するという点です。
よってこのサイクルが続く限り、還元を受けたい人はエグゼクティブ・ゴールドスターを退会しづらい環境となっているのです。
「年間25万円も買えるか自信がないし、退会もしづらそうだから、入会するのをためらってしまう」と思った方もご安心ください。
コストコの会員制度のすばらしい点は、退会(ダウングレード)しても、支払った分の年会費を全額返金してくれることです。
これにより、「コストコをを試してみたい!」といってゴールドスターで始めた人や、「エグゼクティブ・ゴールドスターくらい年間で買うでしょう」とアップグレードしたものの、25万3,000円も年間使わなかった人など、思ったほどコストコを使わなかった人が損をしない仕組みになっています。
これを知っていれば、年会費の高さに臆することなく気軽に試せるので、近隣にコストコがある方はまず使ってみることをおすすめします。
ただし、
・ ダウングレードした月を含む12か月間は再アップグレードができない点
はご注意ください。
ここまでの基本情報を整理すると、2月に入会すると1番お得な理由が説明できます。
図の通り、翌年2月末の時点で3通りの選択肢ができるのですが、
と言えるでしょう。
お得度だけを優先するなら①の通り年会費を全額返金し、ポイント分のお得を受けるのが最も効率が良いです。
25万3,000円以上購入できなくても、ポイント分お得なのでいずれにせよメリットしかありません。
ただし、1年間再入会できないのでどちらを優先すべきかは考えましょう。
次に、ゴールドスター会員に変更する②の場合。
これなら5,060ポイントが手に入るので、2年目の年会費分が回収できていることになります。
このパターンを狙うなら、2年目の年会費分4,840ポイント=24万2,000円が目標となる購入金額/年ですので、目安として覚えておいてください。
1年間どれだけお買い物ができるかわからないからこそ、まずは2月初旬にエグゼクティブ・ゴールドスターに入るのがお得と言えるでしょう。
3つの選択肢が生まれ、①か②ならある意味で「年会費無料」となる仕組みなのです。
そもそもコストコが年会費を取る理由は、会員に安価で質の良い商品を提供するためと言われています。
実際にお店に行ってみると、「ボリュームある商品がこんなに安く!」と圧倒されることが多々ありました。
「お得に」「効率よく」をテーマに本記事を記載しましたが、年会費に対してのハードルを下げるための内容ととらえて頂ければ幸いです。
コストコ自体に興味を持ってもらって、ぜひお買い物を楽しんでください。(執筆者:遠藤 記央)
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