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PayPayカードの上乗せ効果、連動で還元率は0.5→2.5%に 使えるならPayPay一択で
≪画像元:リクルートカード≫
リクルートカードの還元率は、1.2%です。
多くのクレカでは、電子マネーなどへのチャージ利用分に対しては、還元率を減少させたり還元対象外にしたりしています。
しかし、リクルートカードは電子マネーチャージ利用分に対しても、還元率1.2%です。
貯まったリクルートポイントは、dポイントやPontaポイントに交換でき、利便性も申し分ありません。
≪画像元:リクルートカード≫
ところが、電子マネーチャージ利用分に対して、2月16日より変更が加わります。
JCBブランドでの電子マネーチャージ利用分の還元率が「1.2%→0.75%」にダウンするのです。
対象となる電子マネーは、nanacoとモバイルSuicaです。
≪画像元:リクルートカード≫
2020年3月11日をもって、nanacoクレジットチャージサービスへのリクルートカードの新規登録は、不可となりました。
今からnanacoに新規登録してチャージしようとしても、できません。
JCBブランドで新規登録可能なのは、モバイルSuicaのみです。
改悪前に、できるだけ電子マネーにチャージしようとする人もいるでしょう。
まず、ポイントの集計期間に注意してください。
リクルートポイントの月間集計期間は、毎月16日~翌月15日です。
直近の月間集計期間は、1月16日~2月15日になります。
そして、全ての電子マネーの合計で、月間3万円までしかポイント還元の対象となりません。
家族カードを持っている人も、本カードと家族カードの合算で3万円です。
2月15日の夜中にチャージすると、集計に時間がかかって、カード会社にデータが届くのが翌日以降となる可能性があります。
リクルートカード(JCB)の改悪でどうしようか、頭を抱えている人もいるでしょう。
ここからは、対策を紹介します。
≪画像元:リクルートカード≫
まずは、Visa/Mastercardブランドのリクルートカードです。
今回の改悪はJCBブランドのみで、Visa/Mastercardブランドはその限りではありません。
すでにJCBブランドを持っている人も、発行元が異なるVisa/Mastercardブランドのリクルートカードを、1枚発行できます。
JCBとVisa/Mastercardはチャージ上限が別枠ですから、2枚持ちなら合計6万円まで電子マネーチャージでポイントが付きます。
Visa/Mastercardブランドは、ETCカードの新規発行手数料が1,000円かかる点がデメリットですが、それ以外はJCBブランドとほぼ変わりありません。
チャージ可能な電子マネーは、JCBブランドより多いです。
≪画像元:JR東日本≫
モバイルSuicaのヘビーユーザーは、ビューカードも候補に入れるといいでしょう。
特におすすめは、「ビューゴールドプラスカード」です。
オートチャージ機能付きで、オートチャージなら1.5%還元されます。
・モバイルSuicaでの定期券購入:10%還元
・モバイルSuicaでの定期券購入:6%還元
・きっぷ・定期券などの購入(券売機、みどりの窓口など):1%還元
など、ゴールドカードならではのお得がいっぱいです。
≪画像元:nanaco≫
iPhoneやApple Watchユーザーは、Apple Payを使うという手もあります。
カードタイプでは新規登録不可のnanacoも、Apple Payのnanacoなら新規登録可能です。
チャージでポイントが貯まるクレカも、カードタイプより増えます。
Suicaにも、「Apple PayのSuica」というものがあります。
ただし、Apple PayのSuicaはモバイルSuicaより、利用できる機能に制限がありますので、注意してください。
2月16日より、リクルートカード(JCB)における電子マネーチャージの還元率が、0.75%にダウンします。
2月15日の夜中にチャージすると、集計が遅れて翌日以降の取り扱いとなり、還元率が減ってしまうかもしれません。
余裕を持ってチャージしてください。
2月16日以降は、紹介した対策をとってもいいでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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