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【ゆうちょ銀行】1/17より手数料が値上げ 窓口・ATM・預入・払い戻しなど、多くの場所やサービスが対象
これまでは楽天銀行では、マネーブリッジ設定によるに普通預金の上乗せ金利優遇は、口座にいくら預金していても、一律年0.10%(税引後年 0.079%)でした。
しかし、2022年4月1日からは300万円以上の普通預金残高が口座にあった場合、年0.04%(税引後年0.031%)に変更になります。
≪画像元:楽天銀行≫
<現行(~2022年3月31日)>
普通預金残高に関係なく一律、年0.10%(税引後年 0.079%)を適用
<改定後(2022年4月1日~)>
・ 普通預金残高300万円以上の部分について → 年04%(税引後年0.031%)
・ 普通預金残高300万円以下の部分について → 年10%(税引後年0.079%)
※金利に変更はなし
300万円以下の残高に対しては、従来通り年0.10%(税引後年0.079%)が継続されます。
しかし、残高300万円を超える金額からは上乗せ金利が年0.04%(税引後年0.031%)となります。
改定後はこれまでより、マイナス年0.06%(税引後年マイナス0.048%)に下がることになります。
※2022年4月1日0時より、ログイン後画面でのマネーブリッジ設定者の普通預金金利表示・適用残高は順次表示変更が行われます。
表示が変わっていない場合も改定期間は2022年4月1日となります。
改定後の注意点もあります。
預金残高300万円前後の場合は上乗せ金利の差額はさほど大きくはありません。
しかし残高が高額なほど差額が広がりデメリットが多いです。
普通預金では「あおぞら銀行 BANK」年0.2%(税引後年0.159%)」、「auじぶん銀行」のauまとめて金利優遇では年0.2%(税引後年0.15%)」となり高金利です。
預金残高300万円以上になる場合は、他行のほうが金利面は優遇です。
改定で影響を受けるのは「預金残高300万円以上」の金額からになります。
300万円以上の預金をしていない場合は、特に影響はありません。
残高300万円以下で、すでに楽天Payや楽天証券を利用していて使い慣れているなどの場合は、あえてテコ入れをする必要はないといえます。
経済圏の金融サービスにおいて、「高金利」は目玉のひとつになります。
これまで経済圏のパイオニアとして市場をけん引してきた楽天ですが、今回の「優遇金利条件の改定」の衝撃はかなり大きいです。
楽天経済圏をメインバンクに使っておらず、経済圏(主に楽天Pay利用)と高金利を目的に楽天銀行に預金していた人にとって見直しの機会になるのではないでしょうか。
300万円以上預金するのであれば、頻繁にバーコード決済を利用する人はauじぶん銀行、貯蓄ではあおぞら銀行を選択するほうが金利優遇は高いです。
ATM手数料、利用回数などもauじぶん銀行はリニューアルを発表したため、楽天銀行はますます存在感が薄くなってきました。
ただし、今回の改定は預金残高300万円以下に対して影響がない内容です。
預金残高300万円以下の場合は、早急に対処する必要はなさそうです。
なにより楽天は、楽天市場やSPUなど、まだまだ使い勝手のよいサービスを展開しています。
また楽天銀行、楽天証券のユーザーインターフェースは、比較的わかりやすいという点も見逃せないポイントです。
預金残高300万円以下で、ネットショッピングは楽天市場派、楽天証券で積立Nisaなどを利用している人はまだ様子見でもよいでしょう。
経済圏の選択は、ポイントや金利などに大きな影響があるため、2022年も各経済圏、金融サービスの展開に注目していきましょう。(執筆者:太田 玲世)
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