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10/27~新サービス「PayPayグルメ」最大5200円相当クーポン&さらに得する3つの攻略法
「マイナポイントって何だっけ」という方もいらっしゃると思いますので、少しおさらいしましょう。
マイナポイントとは、マイナンバーカードをキャッシュレス決済1点と紐付けすることで、利用金額の25%相当にあたる最大5,000円分のポイント還元が受けられる事業です。
マイナポイント事業の第1弾は、マイナンバーカードの普及策として2020年9月から行われました。
2021年4月までにマイナンバーカードの申請が完了している人に対して、現在もポイント付与事業は継続※されていますが、2021年12月末で第1弾のポイント付与はいったん終了する予定です。
11月11日時点で、すでにポイントの付与を終了しているキャッシュレス決済もあります。
終了した決済サービスに登録していた場合などの対応については、専用のアナウンスページを読んで再登録等をしてください。
2万円のチャージや支払いに対して、PayPayボーナスや楽天ポイントなどの「おなじみのポイント」が5,000円分ももらえるというお得度合いから、マイナポイント事業はマイナンバーカードの普及に一定の効果を示しました。
マイナンバーカードの交付率は2020年9月1日に2割未満だったところ、2021年11月1日時点で39.1%と倍増しています。
しかし政府の目標は「2022年度末にほぼ全国民にマイナンバーカードを行き渡らせる」ことですから、この目標に向けてさらなる予算を追加することとなりました。
マイナポイント事業の第2弾で付与されるポイントは最大2万円となる見込みです。
さらにこの2万円は、3段階に分けて付与されます。
こちらは新規でマイナンバーカードを取得した人に対するポイント付与で、条件は第1弾と同じ利用金額に対して25%、上限5,000円分です。
マイナンバーカードは健康保険証としても利用できるようになり、すでに10月20日から運用が始まっています。
マイナポイント第2弾では、マイナンバーカードを健康保険証として利用登録をした人を対象に、7,500円分のポイント付与が行われる予定です。
政府はマイナンバーカードと預貯金口座の紐付けを推奨しており、実際に口座を登録すると7,500円分のポイント付与を予定しています。
3段階全て満たしてポイントを受け取った場合は、2万円分となります。
第1弾ですでに5,000円を受け取った人も、健康保険証と預貯金口座の登録で合計1万5,000円分はもらえる見込みです。
お得な還元率のマイナポイントですが、やはりいくつか懸念点もあります。
まず1つめの懸念点は、ポイントを受け取るための条件が異なる3段階に分けられた影響です。
仕組みのシンプルだった第1弾でさえも、全国にマイナポイントの手続きスポットを設置して係員が手取り足取り操作を教えていました。
それだけ手続きや操作が複雑でわかりにくく、私もマイナンバーカードの読み込みなどで苦労した覚えがあります。
第2弾では条件の異なる3段階に分けてポイントが付与されるとなれば、より複雑になって手間がかかりそうな気がします。
2つめは公約より付与金額が減ってしまったことです。
衆院選で公明党は、最大3万円分を付与すると公約を掲げてきました。
ふたを開けてみれば減額の2万円となってしまったのは、残念な印象です。
3つめはマイナンバーカードを健康保険証として使える病院がまだ少ないことです。
これから増えてくるのでしょうが、使える医療機関や薬局は、10月31日時点で全体の5.8%と決して多いとは言えません。
政府はマイナンバーカードと銀行口座を紐付ける目的を
と説明しています。
そうは言っても、「国に預貯金を把握されるのではないか」という心理的な抵抗感を持つ人も多いでしょう。
マイナポイント第2弾はまだ明らかになっていない部分がたくさんあります。
諸条件をチェックして、ご自身にとってメリットが上回る場合には2万分のポイントを獲得してください。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
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