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エアコンと石油ファンヒーターどちらが安い? 暖房代を抑える選び方「6つの視点」
石油ファンヒーターやカスファンヒーター、こたつなどの暖房にかかる1カ月の費用の目安は、次の通りです。
石油ファンヒーター 1,302~7,701円
ガスファンヒーター 6,115円
電気ファンヒーター 7,770円
こたつ 2.7~5.4円
ホットカーペット 27円
電気毛布 101円
参照:Looopでんき
上記の電気代に加えて、石油ファンヒーターなら灯油代、ガスファンヒーターならガス料金と燃料代も必要となります。
電気代がかさむのは避けたいけれど、寒さを我慢して体調を崩しては本末転倒です。
そんな悩みを解決してくれるのが「湯たんぽ」です。
電気もガスも灯油も使わない湯たんぽは「温熱グッズ」のひとつです。
温熱効果で、お風呂に使っているときのように体を芯からじんわり温めます。
電気を使用する「乾熱グッズ」とは違い、空気が乾燥することもありません。
湯たんぽの特徴とコスパについて、素材別に分析してみました。
湯たんぽ代わりに使える、身近なアイテムも紹介します。
湯たんぽは、昔ながらの温熱グッズです。
歴史をさかのぼると元禄時代から使用されていたとも伝わるレトロなアイテムですが、温活人気でにより、近頃また注目されています。
主に布団に入れて使用して、睡眠時の寒さを和らげてくれる湯たんぽは、電気アンカや電気毛布の代わりになります。
厚めのカバーに包んでお腹の上にのせておくと、こたつやファンヒーターの代用にもなるでしょう。
電気を使用する暖房器具では空気が乾燥してしまいますが、湯たんぽのような温熱グッズではそれがないのもうれしいポイントです。
湯たんぽにはさまざまな素材のものがあります。
それぞれの特徴とメリット・デメリットを踏まえ、コスパを検証してみましょう。
湯たんぽの金属素材には、トタンや銅、ステンレスなどがあります。
Amazonでの販売価格は次のようになっています。(2021年10月)
トタン(2.4L)2,000円
銅製(2.6L)7,211円
ステンレス製(2.2L)7,800円
金属製の湯たんぽは熱伝導率が高く、すぐにあたたまるのがメリットです。
直火にかけられるタイプなら、冷えてしまってもお湯を入れ替えずにあたため直せます。
デメリットは、錆びやすいことと素手では触れないほどに熱くなりやすいことです。
ステンレス製の湯たんぽなら錆びにくく耐久性もありますが、その分価格は高めになります。
銅製のタイプも高価ではありますが、抜群の保温力で朝まであたたかさを持続してくれます。
楽天市場で見つけた陶器の湯たんぽは、2.2Lのサイズで3,680円でした。
陶器の湯たんぽには、保温力が高いというメリットがあります。
デザインやしっとりした肌触りに、高級感を感じられるのも良いでしょう。
ただし、割れる可能性があることが陶器製のデメリットです。
コスパの良し悪しは、どれだけの期間割らずに済むかにかかっているかもしれません。
Amazonでは、2Lのゴム製の湯たんぽが1,750円で販売されていました。
ゴム製の湯たんぽは、やわらかいゴム素材が体にフィットして心地良く、使わない時にはたたんで片付けられるのもメリットです。
素材の特質によって70℃ほどのお湯しか入れられず、保温力はそれほど高くありませんが、軽くて持ち運びもしやすいアイテムです。
プラスチック製の湯たんぽの特徴は、何より買い求めやすい価格です。
600mlの小さめのタイプならダイソーでも販売されていました。(400円商品)
軽くて使いやすく、カラーもデザインもさまざまです。
金属や陶器に比べると劣るとはいえ、保温性も悪くありません。
プラスチック製湯たんぽのコスパの良さはトップクラスです。
温熱効果で体をじんわりあたためてくれる湯たんぽのデメリットといえば「お湯を入れる手間がかかること」かもしれません。
その悩みを解決してくれるのが、近頃人気の充電式湯たんぽです。
15~20分コンセントに挿しておくだけで、その後4~5時間あたたかさが持続します。
布団の中に入れておけば6~8時間ほどももつそうです。
充電にかかる電気代は2円ほどですから、電気毛布と比べると月に40円以上お得になります。
水がこぼれる心配もありません。
身の回りの不用品にも、湯たんぽの代わりに使えるものがあります。
・ ペットボトル
・ 蓋の閉まる空き瓶
・ ステンレスボトル
・ アルミボトル など
特にコーヒーや紅茶などの空きアルミボトルは、熱伝導率も保温性も高くておすすめです。
無料で手に入るうえに、資源の再利用もできます。
湯たんぽ代わりに使えるアイテムを覚えておくと、災害時にもきっと役に立つでしょう。
どれもお湯を入れて使用しますが、ペットボトルには熱すぎるお湯は控えましょう。
蓋をしっかり閉めて、タオルや手ぬぐい、Tシャツなどを巻いて使用してください。
湯たんぽには、電気を使った暖房器具にはないリラックス効果もあります。
湯たんぽは、布団の中で使うばかりではありません。
お腹の上や膝の上にのせて毛布を掛けると、こたつや電気カーペットの代わりにもなるでしょう。
電気代や燃料代を節約にもつながる温熱グッズを上手に利用してみてはいかがでしょうか。(執筆者:陽山 あい)
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