- 週間ランキング
自治体などの公的機関主導のものをはじめ、民間企業独自のものなど、家計の助けとなるサービスは実はたくさん存在します。
家計のやりくりに悩んでいる人は、ぜひこのようなサービスを上手に活用してみてください。
【締切間近も】返済不要「給付型奨学金」 民間の団体が行う給付型奨学金事業を紹介
まずは食材宅配サービスの特典や割引から紹介いたします。
≪画像元:生活協同組合コープこうべ≫
子育て中のママから人気なのが、生協が行っている宅配サービスのコープデリです。
カタログを見て購入する方法もありますが、Webで注文をすれば約10万個の商品から買い物できるというから驚きです。
通常配送には3,000円未満の購入の場合180円~200円ほど(地域によって異なる)の配達料が必要となります。
しかし、母子手帳を交付されたプレママや1歳未満の子供がいる場合は注文金額にかかわらず無料となる「赤ちゃん割」サービスを行っています。
離乳食に役立つ便利な商品もあるため、ぜひ1度チェックしてみてください。
≪画像元:らでっしゅぼーや≫
「新鮮で安全な野菜を食べさせてあげたい」そんな想いを持つママにおすすめなのが、らでぃっしゅぼーやの宅配サービスです。
らでぃっしゅぼーやは低農薬や有機野菜を中心とした食材を扱っているため、小さな子供に食べさせても安心・安全。
通常送料は、5,000円以上の購入で無料、3,000~4,999円の購入で180円、3,000円未満の購入で380円かかります。
妊娠をしているプレママや3歳未満の子供がいる場合、3,000円以上の購入で配達料0円となる「ベビー特典」を実施しています。
利用できる期間は最大36か月(156週間)なので、早いうちから始めておくとよりお得です。
≪画像元:イトーヨーカ堂≫
大手スーパーのイトーヨーカドーも、自宅まで商品を届けてくれるネットスーパーを展開中です。
24時間いつでも注文できるほか、最短当日での受け取りも可能なため、とっても便利。
配達料金はエリアや配達時間等によって異なりますが、通常110~330円(税込)かかります。
しかし、母子手帳が交付されてから4年以内の子育て中ママであれば、配達料金がいつでも102円(税込)に。
また、店舗で購入した商品を自宅まで届けてくれる店舗ポーターサービスも実施していますが、通常550円(税込)かかるところを、子育て中であれば102円(税込)で利用することができます。
オムツや粉ミルクの缶など、かさばるものを購入した際に知っておくと重宝するサービスです。
≪画像元:UR都市機構≫
衣食住の中でも、特にコストの高い住居費。
この住居にかかる費用を安くできれば、かなりの節約効果を生み出してくれます。
全国で70万戸以上にわたる賃貸住宅の管理を行う「都市再生機構(UR都市機構)」は、子育て世帯にうれしい「子育て割」を実施。
最大9年間、月額家賃が20%(上限2万5,000円)減額されるため、通常よりもかなりお得な価格で物件を借りることができます。
条件は(1) 新婚世帯(配偶者を得て5年以内)、もしくは(2) 子育て世帯(18歳未満の子供を扶養する世帯)のいずれかに当てはまる人で、世帯所得が25万9,000円以下の場合に応募可能です。
またUR都市機構の物件は、仲介手数料や礼金、更新料等が不要な点もうれしいポイントです。
≪画像元:アクサダイレクト≫
CMでもお馴染みの自動車保険を取り扱う「アクサダイレクト」では、2021年7月以降の自動車保険契約者に対し、業界で初めてとなる「子育て応援割引」の導入を開始しました。
同居している0~12歳の子供の移動(通園や通学、習い事の送迎など)で使用する車を契約した場合、最大約3%の割引を適用してもらえます。
割引対象となる種目は、対人賠償保険や対物乗車傷害保険、搭乗者傷害保険、車両保険および人身傷害補償特約。
自動車保険の更新が迫っている人やこれから自動車の購入を予定している人などは、ぜひ候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
携帯大手3社でも子育て中の世帯を応援するお得な特典があります。
≪画像元:NTT DOCOMO≫
携帯電話の大手キャリアの一つ「ドコモ」でも、子育て中の世帯を応援するお得な特典があります。
ドコモでスマホなどを契約しているユーザーのうち小学生以下の子供がいる家族が対象で、子供の誕生月に毎年3,000円分のdポイントをもらうことができます。
子供が12歳になるまでもらえるため、計算すると最大で3万9,000Pに。
そのほかにも、毎月無料でフォトブックが1冊無料で作成できるサービス(最大13か月)、クラウド容量50GB分が無料となるサービス(小学校卒業まで)や、知育アプリが楽しめる「dキッズ」が無料で利用できるサービスなども実施しています。
≪画像元:Softbank≫
Softbankでも小学生の子供がいる家庭を対象に「子育て応援クラブ」というサービスを実施しています。
0~12歳の子供がいるユーザーであれば、誕生月に初回3,000円、2回目以降は1,000円相当のPayPayボーナスを受け取ることが可能です。
またフォトブックが無料で1冊もらえるサービスや、映画やレジャー施設、飲食店等の割引優待を140万件以上提供している「ライフエール」が最大7か月無料で利用できる(通常月額330円)特典も付いています。
≪画像元:KDDI≫
KDDIでは2021年10月よりauやUQ mobileのユーザーで0~12歳の子供がいる家族を対象に、月額110円で利用できる(初月は無料)「子育てエールプログラム」を開始しました。
ドコモやSoftbankと異なり有料サービスとなっていますが、特典として毎月100Pontaポイントがもらえるため、実質ほとんどポイント還元で賄えます。
また、好きな商品が選べるデジタルカタログギフトを年に1回もらえるサービスも行っています。
そのほか、抽選で当たる特典やサービスを月替わりで提供しているのも特徴の1つ。
例えば、2021年11月~12月はサーティワンのアイスのレギュラーシングルギフト券を計5,000名に配布するキャンペーンを実施しています。
今後もドーナツやケーキのギフト券や、子供向け体験施設の入場券などがあたる内容が予定されています。
≪画像元:楽天≫
インターネット通販が楽しめる楽天市場では、「楽天ママ割」というプログラムを実施。
無料で登録ができ、メルマガでお得な割引クーポンをたくさん受け取ることができます。
例えば、オムツまとめ買いで1,000円割引や、ミルク15%オフといったものなど。
そのほかにも、子供の誕生日前月のバースデー特典がもらえたり、ママ割利用者限定でポイントアップキャンペーンが行われたり、サンプルボックスが当たる抽選が利用できたりと、楽天ユーザーにうれしい特典が盛りだくさん。
子供の年齢制限がないほか、妊娠中のプレママも登録できるため、楽天を利用することが多い人なら登録しておいて損はないと言えるでしょう。
子育て世帯に向けて各自治体が発行している子育て支援パスポートも、上手に使えば家計の節約に一役買ってくれる強い味方です。
子育て支援パスポートは、事業に参加している施設や店舗からお得なサービスが受けることができ、その内容は各自治体によって異なります。
例えば、次のような優待サービスが実際に行われています。
・ マクドナルドのハッピーセット(チーズバーガー):490円 → 390円
・ コメダ珈琲:ミニソフトクリーム無料
・ ミスタードーナツ:好きなドーナツやパイが10個まで20%オフ
・ 丸亀製麺:ミニうどん無料
・ Caféレストラン ガスト:子供のドリンクバイキング無料 など
子育て支援パスポートの申請の仕方は地域によって異なりますが、専用の申し込み用紙を提出したり専用アプリで申請したりと簡単な方法で行えるところがほとんど。
1度申請すれば、あとは利用したい店舗でパスポートを提示するだけでOKです。
ぜひ自身が住んでいる地域の子育て支援パスポートもチェックしてみてください。
身近な企業やお店でありながらも、「こんな特典があったなんて」と驚いたという人も多いのではないでしょうか。
どれも知らずにスルーしてしまっていると、もったいないサービスばかり。
ちりも積もれば山となるで、上手く使っていけば家計の節約にもつながります。
子供が〇歳までと対象制限を設けているところも多くあるため、ぜひあなたも明日より積極的に活用してみてください。(執筆者:元銀行員 吉村 みき子)
コロナ禍でわかった「家計の3つの想定外」と長い目でみるべきお金
子供が生まれたらまず「学資保険」の考えは時代遅れ 元銀行員が考える学資保険の必要性とは
奨学金を12年間返済した私から 学生の皆さまに最低限知っておいてほしいこと5つ