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【メルカリ販売】リサイクルショップの30倍の値が付いた実例紹介
値引き交渉のコメントがついたときに、1番していけない対応が「無視する」ことです。
気持ち的には値引きされるというのはうれしくはありませんし、さらに値引き交渉された金額が常識はずれだったとすると無視してしまいたい気持ちもわかります。
しかしここで無視してしまうと、ほかの購入希望者が出品者からの返信がないのを見て不安になってしまう可能性があります。
返信しない出品者は、ちゃんとした対応ができないとも受け取られかねません。
もしどうしても不快であるなら、無視するよりは値引き交渉のコメントを削除してしまった方が他の購入希望者に不安を与えないでしょう。
値引き交渉に対して対応するかどうかを判断する際には、値引き金額を提示する前にまず、あらためて商品の相場をチェックしてみましょう。
同じ商品で同じような状態の他の出品物を検索し、自分が出している価格と比較してから、値引き交渉に応じるかを判断してみてください。
自分の出品物の価格が1番安いのであれば、そのままの価格で他の人が購入する可能性がありますし、やや高いのであれば多少の値引きに応じて購入してもらうのが良いです。
値引き交渉をされたときに気をつけたいのがこの「タイミング」です。
取引実績600件を超える筆者の経験から言えば、値引き交渉されたときにそれに応じず、結局購入されなかった商品は、その後もなかなか売れないというパターンが多かったりします。
買いたいという人がいるときに、いかにその人に買ってもらうかを工夫せず値引きに応じないと、その後なかなか売れないという状況になりやすいのです。
その結果、自分からどんどん値下げしないといけない状況になり、最初に値下げ交渉された金額よりも安く売らなければならないということも、よくあります。
いつか売れればいいやという長い目で見る商品であればいいのですが、売るためにどう交渉するべきかを考えた方が、より早く、そしてより高額で売るためのポイントです。
では値下げ交渉に応じる場合、どのくらい値引きすれば良いのでしょうか。
まず、商品を相場をきちんとチェックして値付けをしているのなら、あまりに無茶な値引きには対応する必要はありません。
筆者の経験から言うと、値引きのラインは1割引をベースに考えています。
3,000円の商品であれば300円程度。
1万円の商品であれば1,000円というのが、値引き交渉に応じる最大のラインと決めているのです。
もちろん、ものによってはそこまで値引きしないこともありますし、1割引以上の値引きもしますが、通常の値引きの限界は1割程度を基準に判断しています。
メルカリではよほど魅力的な商品でなければ、ほとんどの出品物は値引き交渉されます。
自分の中で一定の値引き額のラインを設定し、それを基準に値引き交渉に応じてみましょう。
値引き交渉を無視したり、あまりに強気な交渉をしてしまうと、かえってマイナスになり、売れるものも売れなくなる場合もありますから、値引き交渉には誠実に対応するのがベストです。
さらに、あらかじめ値引き交渉を前提として、出品物の相場をチェックしながらも、値引き分をプラスした価格設定にしておくのも、値引き交渉対策として有効な手段と言えます。
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