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メルカリで「売り切る人」と「売れ残す人」の違いは「175円」にあり
メルカリ便で発送方法を選択し間違えた場合、どんなトラブルが起こるかは、らくらくメルカリ便かゆうゆうメルカリ便かで内容が異なります。
らくらくメルカリ便の場合は、
• サイズオーバーでなければ、選択ミスした方法で発送される。
• サイズオーバーであれば正しい計上サイズに書き換えて発送される。
となります。
たとえば、宅急便コンパクトで発送する予定が間違えて宅急便を選択してしまっても、ヤマト運輸・メルカリ事務局で宅急便コンパクトに変更してくれません。
宅急便で送るのに宅急便コンパクトを選択してしまった場合は、返送されることなく正しい計上サイズ、つまり宅急便に書き換えて発送してもらえるということです。
購入者との間でトラブルが起きることはありませんが、ネコポスで送るのに宅急便を選択すると、予定より送料がムダに高くついてしまうとのトラブルが発生します。
ゆうゆうメルカリ便の場合、
• ゆうパケットを選択し、60サイズ以内なら正しい計上サイズに書き換えて発送される。
• ゆうパケットを選択し、60サイズを超えているなら出品者に返送される。
となります。
たとえば、ゆうパックで送るのを間違えてゆうパケットプラスを選択してしまっても、60サイズを超えていなければ、郵便局・メルカリ事務局でゆうパックに変更して送ってもらえるので、購入者とトラブルになることはないでしょう。
しかし、60サイズを超えているといったん自分のところへ荷物が返ってくるので、予定より購入者のもとへ届くのが遅くなるというトラブルが発生します。
らくらくメルカリ便の場合、
• ネコポスなのに間違えて宅急便コンパクトで発送した → 宅急便に書き換えられ送料が高くなる。
• ネコポスなのに間違えて宅急便で発送した → 宅急便に書き換えられ送料が高くなる。
このような損失が起こります。
具体的な損失額は、
・ ネコポス 175円(税込)
・ 宅急便(60サイズ) 700円(税込)
損失 525円(税込)です。
ゆうゆうメルカリ便の場合、
• ゆうパケット、ゆうパケットプラスなのにゆうパックで送ってしまう → ゆうパックに書き換えられて送料が高くなる。
• ゆうパック80サイズなのにゆうパケットで送ってしまう → 返送されて送り直す費用が発生する。
このような損失が起こります。
具体的な損失額は、
• ゆうパケット 200円(税込)
• ゆうパック60サイズ 700円(税込)
損失 500円(税込)
• ゆうパケットプラス 375円(税込)
• ゆうパック60サイズ 700円(税込)
損失 325円(税込)
です。
返送されてしまった場合、再送にメルカリ便は使えないので、ゆうパック80サイズの通常料金となります。
どこからどこへ発送するかで料金は違いますが、県内に送る場合でも1,000円前後かかるので、メルカリ便と比べると費用が高くなってしまうのです。
さらに発送に時間がかかったことにより、購入者に「残念だった」評価をつけられ、その後商品が売れにくくなるという損失も考えられます。
メルカリ便で発送方法を選び間違えないための対策は、バーコードや二次元バーコードを発行するときに、正しいかどうかチェックするクセをつけるしかありません。
一度に複数の荷物を発送するときは特に、流れ作業のようにバーコードを発行してしまいがちですが、それではミスにつながってしまいます。
そのため、
• アプリで発送方法を選択するとき
• バーコードが表示されたとき
• コンビニ、郵便局、ヤマト運輸でバーコードを提示するとき
この3回のタイミングで正しい発送方法が選択されているか確認するクセをつけてください。
発送方法の間違い内容によっては、送料が高くついたり、購入者に迷惑がかかったりします。
具体的な損失はなく正しく再計上されるとしても、配送業者やメルカリ事務局に迷惑をかけてしまうのです。
発送方法の選択ミスを防ぐために、ご紹介した3つのタイミングで正しい発送方法かどうかをチェックしておいてください。(執筆者:メルカリ取引600回以上 石神 里恵)
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