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「ガパオ」とはバジルのことで、細かく刻んだ鶏肉を炒めてバジルや調味料などで味付けし、ご飯にのせて食べます。
本場ではナンプラーを使うのが定番ですが、ナンプラーがなくても醤油とオイスターソースなどでおいしく作ることができます。
ご飯 茶碗4杯分
鶏ひき肉 300g(78円/100g 234円)
卵4個(39円)
玉ねぎ 1個(29円)
ピーマン 1個(19円)
パプリカ1/2個(49円)
バジル 5枚(25円)
にんにくのみじん切り 1片分(8円)
しょうゆ 大さじ2
オイスターソース 大さじ1
砂糖 小さじ1
サラダ油 適量
※材料費は筆者調べの最安値で4人分403円、1人分換算で約101円です。(調味料除く)
(1) 玉ねぎ、ピーマン、パフリカはそれぞれ縦半分に切って、さらに縦に細く切る。バジルは大きめにちぎっておく。
(2) フライパンにサラダ油をひき、半熟の目玉焼きを作って、別の皿にとっておく。
(3) (2)のフライパンを綺麗にして、再びサラダ油を入れ、にんにくを入れて弱火で炒める。
にんにくの香りが立ったら、中火にして鶏ひき肉をほぐしながら色が変わるまで炒める。
(4) (1)の玉ねぎ、ピーマン、パプリカを入れてさらに炒める。
(5) 野菜がしんなりしたらしょうゆ、オイスターソース、砂糖を加え、汁気が少なくなってきたらバジルを加えてさっと炒める。
(6) 器にご飯を盛り、(5)と(2)の目玉焼きをのせて出来上がり。
※さっぱり味が好みの方はレモンを添えて、辛いのが好きな方は、炒める際に赤唐辛子を一緒に入れるのがおすすめです。
鶏の出汁で炊いたご飯の上に鶏肉を盛り付け、タレをかけて食べるシンガポールチキンライスは、東南アジアの定番料理です。
海南鶏飯やカオマンガイとも呼ばれ、日本でもおなじみになりつつあります。
米2合
鶏もも肉 500g(78円/100g 390円)
長ねぎ 1本(98円)
レタス 4~6枚(15円)
きゅうり 1/2本(15円)
ミニトマト(またはトマト)4個(30円)
しょうがチューブ 2㎝ぐらい
塩 小さじ1/2
鶏ガラスープの素 大さじ1
酒 大さじ1
◎しょうゆ 大さじ2
◎酢 大さじ2
◎砂糖 小さじ2
◎ごま油 小さじ2
※材料費は4人分548円、1人分換算で約137円です。(調味料除く)
(1) 鶏肉はしょうがと塩を揉みこんで10分ほど置く。
長ネギは青い部分と白い部分に分けておく。
レタス、きゅうり、トマトは食べやすい大きさに切る。
(2) 炊飯器に洗った米、鶏ガラスープの素、酒を入れ、2合の線の少し下まで水を入れて軽く混ぜる。
(3) (2)に鶏肉、長ネギの青い部分を入れ、普通に炊飯する。
(4) 長ネギの白い部分をみじん切りにし、◎と混ぜ合わせてタレを作る。
(5) (3)が炊きあがったら、鶏肉と長ネギを取り出し、全体を混ぜ合わせる。鶏肉は食べやすい大きさに切る。
(6) 器にご飯、鶏肉、レタス、きゅうり、トマトを盛り付け、(4)のタレをかける。
※鶏肉と長ネギから水分が出るので、水は炊飯器の線の8割程度を入れるのがコツです。
ビビンパは日本でも人気の韓国料理です。
ナムル作りが面倒だと敬遠する方も多いのですが、使う野菜は3種類でも彩りよく、おいしく食べられます。
また、もやしのナムルはレンジで作ることができ、節約・時短の両方がかなうレシピです。
ご飯 茶碗4杯分
牛豚合いびき肉 300g(98円/100g 296円)
キムチ 適量
◎しょうゆ 大さじ1
◎酒 大さじ1
◎砂糖 大さじ1
◎コチュジャン 大さじ1/2
◎にんにくチューブ 1㎝
◎しょうがチューブ 1㎝ぐらい
ごま油 大さじ1
小松菜 1/2杷(39円)
人参 1/3本(10円)
☆しょうゆ 大さじ1/2
☆ごま油大さじ1/2
☆鶏ガラスープの素 小さじ1/2
☆にんにくチューブ 0.5㎝
いりご 適量
豆もやし1/2袋(30円)
塩 ひとつまみ
砂糖 ひとつまみ
□ごま油大さじ1
□鶏ガラスープの素 小さじ1/2
□にんにくチューブ 0.5㎝
いりごま 適量
※材料費は4人分375円、1人分換算で約94円です。(調味料除く)
【小松菜と人参のナムル】
(1) 小松菜は3㎝の長さに、人参は3㎝の長さに切って太めの千切りにする。
(2) ボウルに☆を混ぜ合わせておく。
(3) (1)の小松菜と人参を少量の塩(分量外)を加えた熱湯で茹で、しっかりと水気を切り、(2)のボウルで和える。仕上げにいりごまをふる。
【もやしのナムル】
(1) 豆もやしはさっと洗い、耐熱容器にふんわりとラップをして600wで3分加熱する。
(2) 豆もやしが熱いうちに塩と砂糖をふり、混ぜ合わせて下味をつける。
(3) □の調味料を加えて和える。仕上げにいりごまをふる。
【ビビンバの具】
(1) ◎を混ぜて、合わせ調味料を作っておく。
(2) フライパンを中火で熱してごま油をひき、合いびき肉を加えてほぐすように炒める。
(3) 合いびき肉の色が変わったら (1) の合わせ調味料を加え、全体的に混ぜながら汁気がほとんどなくなるまで炒め合わせる。
(4) 器にご飯を盛り、具、ナムル、キムチを盛り付け、お好みでコチュジャンを添えて完成。
※予算に余裕があれば温泉卵や卵黄、好みでキムチを増量してもおいしいです。
もやしナムルは倍の量で作れば、作り置きおかずとしても活躍します。
トロトロに煮込まれた豚バラ肉と煮汁をたっぷりとかけた、台湾の屋台料理を代表するローカルフード。
オイスターソースと五香粉が味の決め手です。
豚バラブロックが特売の日に作れば、コスパ抜群のボリュームたっぷりのメインになります。
豚バラブロック肉 500g(128円/100g 640円)
ゆで卵(半熟) 2個(19円)
小松菜やチンゲン菜などの青菜 1/2杷(39円)
白ネギ 1/2本(49円)
にんにくのみじん切り 1片分(8円)
片栗粉 大さじ1
◎しょうゆ 大さじ2
◎砂糖 大さじ2
◎酒 大さじ2
◎オイスターソース 大さじ1
◎にんにくチューブ 2㎝
五香粉 1つまみ~小さじ1/4(お好みで)
水 100ml
サラダ油 適量
※材料費は4人分751円、1人分換算で約188円です。(調味料除く)
(1) 豚バラブロック肉は1cm角に切り、塩こしょう、片栗粉をまぶしておく。長ネギは粗めのみじん切りにする。
青菜は食べやすい大きさに切る。
(2) ◎を混ぜて、合わせ調味料を作っておく。
(3) 中華鍋や深めのフライパンにサラダ油を入れ、にんにくを弱火で炒める。
にんにくの香りが立ったら、中火にして豚バラ肉を加えて焼き付ける。
(4) 豚バラ肉の表面の色が変わったら、長ネギを加えて炒める。
長ネギがしんなりしたら、ゆで卵、◎の調味料と水100mlを加えて弱火にし、とろみがつくまで10分ほど煮る。
7分経ったあたりで青菜を加えて火を通す。
仕上げに五香粉をふり、混ぜ合わせて火を止める。
(5) 器にご飯を盛り、ゆで卵を半分に切り、他の具や煮汁ともにご飯にのせて出来上がり。
※短い煮込み時間でトロトロにするには、細かく切った豚バラ肉に片栗粉をまぶすのがポイントです。
五香粉は八角、シナモン、クローブ、花椒、陳皮などを配合した中華料理でよく使われるスパイスで、これをいれるとグッと本場の味になります。
今回紹介した料理はどれもボリュームがあり、1人分200円以下で夕食のメインになります。
手軽な副菜や冷蔵庫の余った野菜で作ったスープなどを合わせて、お腹も大満足の節約メニューが完成です。
行ってみたい国や旅の思い出の味は、アイデア次第で意外と簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。(執筆者:加納 愛菜)
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