川鍋一朗氏は祖父、父が社長を歴任してきたタクシー・ハイヤー会社、日本交通に入社した際、自社に1900億円もの赤字があることを知り、会社の建て直しを図るべく立ち上がります。しかし、会社を救うために立ち上げた子会社でも毎月1000万の赤字を出し続けるという更なる危機が訪れてしまいます。生のビジネスの現場では、川鍋氏がアメリカのケロッグ経営大学院で取得したMBAや、3年間務めたマッキンゼーのコンサルティングスキルが何の役にも立たなかったのです。「今からできることをやるしかない」と決心した川鍋氏は、ハイヤー事業の改善や交通安全プロジェクトなど、比較的に結果が出やすい取り組みを実施。小さいことから積み重ねていった結果、次第に売上は回復していきます。川鍋氏はスピーチの中で、借金返済の経験から学んだ、結果が出すことの重要性や結果を出す方法について語りました。(TEDxKeioより)
情報提供元: ログミー
記事名:「 「重要なことよりも、結果が出ることをやれ」 日本交通・三代目社長が、1900億円返済の過程で得た経営哲学とは?