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被ばくとは、人体が放射線にさらされることをいいます。そして放射線は、生物のDNAを傷つける非常に危険な存在です。放射線を浴びすぎると時として死に至ることすらあります。そんな放射線ですが、実は飛行機に乗っている時に、知らず知らずのうちにたくさんあびています。その原因となるのが、宇宙からやってくる放射線、通称「宇宙線」。地球に絶えず降り注ぐ宇宙線は地上まで届くので、実は常にあびています。しかし、飛行機が飛んでいる上空は空気が薄いため、威力があまり減衰しません。そのため私たちは地上よりも多くの放射線を浴びることになってしまうのです。ですが実際のところ、飛行機に乗っている間の被ばく量はどの程度なのでしょうか? YouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」。今回は、飛行機と放射線の関係について解説します。