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1862年、アメリカの南北戦争で戦っていた兵士たちは奇妙なことに気づきました。戦争で負った傷が青く発光する現象に遭遇したのです。さらに不思議なことに、その青く光る傷を負った人々はなぜか生存率が高いようでした。兵士たちは、この奇妙な光を「天使の輝き」と呼び、神に守られている印だと思っていました。それから100年以上にわたって謎とされてきたこの「天使の輝き」ですが、2000年代に入り、2人の高校生がこの謎を解明したのです。彼らが着目したのは、青白く光る発光生物の1種のフォトラブダスルミネッセンスとして知られる細菌でした。今回のYouTube科学系チャンネル「SciShow」では、多くの兵士を癒した青い発光体の正体について解説します。