TOKYO, Nov 17, 2020 - (JCN Newswire) - NECは、ボランティア業務の円滑な運営を支援する「NEC ボランティア支援サービス」に人材育成効果を測定する機能を追加し、企業で社会貢献活動を推進する部門や人材育成を推進する部門向けに、本日から提供開始します。

本機能は、NECの企業ボランティアでの実践を通じて開発されたもので、専用アンケートの仕組みを用いて、企業ボランティアへの参加を通じた社員の成長を定量的に測定し、社員の人材育成に貢献します。

近年、社会や地域への貢献を目的として様々な企業ボランティアが行われています。しかし、それを推進する部門は、企業活動ゆえにその成果をより具体的に示していくことが求められています。こうした中、NECは、社員の誰もが参加でき、越境学習のひとつとして捉えることができる企業ボランティアが人材育成にもつながる活動であることに着目しています。

NECは、従来から「NEC ボランティア支援サービス」の提供を通して、ボランティア運営の効率化を図りながら、ボランティアの輪を広げていくことを目指してきました。今回の機能追加により、企業ボランティアを通じて社員がどんな意識や行動の変化があったのかなど、人材育成の観点で定量的な測定や評価ができるようになります。

具体的には、法政大学の石山恒貴教授監修のもと、企業ボランティアを参加前・参加中・参加後の3フェーズに分け、それぞれのフェーズで、人材育成の効果を測定するための指標として「多様な考えに耳を傾ける」「不確実でも前に進める」など29の要素を定義しています。この29の要素に関して簡単に測定できる専用アンケートを開発しました。

運営者は、アンケート結果から要素毎に5点満点で算出された得点状況をダッシュボードから確認・分析することができます。これにより、企業ボランティアと人材育成の相関を見ながら、次回企画の改善につなげることができます。一方で、社員は、専用アンケートに回答するとマイページ上にて自らの強みを知ることができます。

NECグループは、ESG視点の経営優先テーマ「マテリアリティ」の1つとして「社会感度の高い人財の育成」を掲げています。本年7月からは先行して本機能を自社に導入し、全国各地から社員が参加するオンラインでのプロボノ(注)などの社会貢献活動を推進しています。本機能を活用し、これらの活動の人材育成効果の定量化や課題抽出を行うことで、活動中にも企画を改善しながら運営し、より効果の高い活動とすることができました。

なお、NECは、本サービスを「エコプロOnline2020」(会期:11/26(木)~28(土)、オンライン開催)にて紹介します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202011/20201117_01.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。


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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 NEC、「ボランティア支援サービス」の新たな価値として人材育成効果を測定する機能を追加