足元でビットコインキャッシュ(BCH)の高騰が目立っている。4月24日15時00分時点のフィスコ仮想通貨取引所におけるBCH価格は、170,000円台での推移となっており、7日に付けた年初来安値65,315円からの上昇率は2倍を大きく超えている。

背景には、フルノードクライアントビットコインABCのリード開発者により、BCHが5月15日のハードフォーク(技術アップデート)によって、1ブロックのサイズが8MBから32MBへと大幅に拡張されることが明らかになっている点がある。これによって、取引処理能力が大きく向上することが見込まれる展開となった。

また、中国のBITMAIN社のジハン・ウー氏が率いる大手マイニングプールAntpoolが、マイニングで獲得したBCHの取引手数料の一部(12%)を永久に使えなくする(バーン)行為を行っていることも伝わっている。これによって、通貨の全体流通量が減少することから、希少性が高まっていることも支援材料になったもよう。

直近では日米の確定申告通過やCBOE(シカゴ・オプション取引所)のビットコイン(BTC)先物4月物SQを通過したことで買い戻しの動きがみられるなかで本日、ビットコイン(BTC)も3月14日以来約1ヶ月半ぶりに100万円を回復する展開となるなど仮想通貨全般に買い戻しの動きがみられている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビットコインキャッシュ、年初来安値から2倍超の上昇【フィスコ・アルトコインニュース】